キーワード 迷旅客機 が含まれる動画 : 48 件中 1 - 32 件目
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【迷旅客機】ツポレフTU144
東西冷戦時代にソ連が開発した超音速旅客機です。その外見から『コンコルドスキー』と呼ばれましたが、真実は単なるパクリではありませんでした。また、画像を引用した当時の政治宣伝(プロパガンダ)映像が、当時の時代背景を如実に伝えています。
【余談】製作当初は「どうせパクリじゃね?」とタカをくくってました。でも調べれば調べるほどソ連独自のアプローチで挑戦していたことが分りました。
【迷旅客機】ツポレフTU114
広告ありがとうございます!m( __ __ )m
ジェット旅客機の黎明期に生まれた異色の大型旅客機の物語です。
東西冷戦の時代に日本航空との共同運航便としても活躍した当時、この『赤い翼』は日本人にとってヨーロッパに向かう最も早くて安いルートでした。
JALつながりで使った最後のBGMはsm4687734でお楽しみください。
迷旅客機列伝「背伸びし過ぎて持て余す」日本エアシステムDC-10
今回取り上げるのは日本エアシステムが2機だけ導入したみんな大好きDC-10。あと数年もすればMD‐11やA340という選択肢もあったはずなのに、なぜ中途半端に2機だけ、それも古いモデルのDC-10なんて入れたのでしょうか。続き→sm31702059 なお、これ以外の迷旅客機列伝はYouTubeで公開中です→https://www.youtube.com/playlist?list=PLUHpEJxhAcyg3evI4fHWh_2vhJI9YHAoX 補足情報はブログで→http://meihokuriku-alps.hatenablog.com 迷飛行機・迷航空会社列伝マイリス→mylist/24098760 迷列車北陸編マイリス→mylist/19084652 迷列車経済マイリス→mylist/45040373 東京大阪交通戦争マイリス→mylist/28654159 東海道交通戦争マイリス→mylist/57958388
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」第3章 DC-10(後編)
※この動画はシリーズ物です。まだ第一章をご覧になっていない方はこちらをどうぞ→sm39816964
1974年のトルコ航空981便の事故はマクドネル・ダグラスの運命を大きく変える転換点となってしまいました。DC-10の貨物ドアの欠陥を知りながら放置し、事故が起きても裏工作と小手先の改修で誤魔化したツケは346人の命を奪う結果となり、製造元のマクドネル・ダグラスは大きな非難を受けて取り返しのつかない大ダメージを受けることになります。
一方のロッキードもピーナッツのせいで信用を失い、最終的には旅客機ビジネスからの撤退を余儀なくされる羽目に。結局、ダグラスもロッキードも大型機開発競争の敗者となりました。
第三章中編→sm39969920 第4章前編→sm40066434
迷旅客機列伝「なんでや!ダグラス関係ないやろ!」ツポレフTu-334
今回ご紹介するのはロシアの旅客機・ツポレフTu-334。
この数字だけを見て何となく嫌な予感を感じ、その飛行機の形状があの航空機メーカーの飛行機によく似ている事に気づいて更に嫌な予感を深めてしまったあなた。
・・・残念ながらその予感は当たってます。詳しくは本編で。
※当動画の内容は某プロ野球団の虎ウマとは一切関係ありません。
迷旅客機で行こう 海外番外編 ~姉よりすぐれた妹しか存在しねぇ!(涙)~
これは実話であり、公式の記録及び関係者の証言に基づいて構成されています。
今までコレが取り上げられていないのが不思議でしょうがなかったのですが
「誰もやらないなら作っちゃえ♪」の精神で
ついやっちゃったんだ。
今回だけちょっと寄り道。ニコニコが新バージョンになり次第、本業(?)の鉄道を作ります。
【世界二位の代償は墓まで2分】迷旅客機列伝・ツポレフTu-104
今回取り上げるのはソ連初のジェット旅客機にして、世界で二番目に商業運航を開始したツポレフTu-104。「世界で二番目」と言うと聞こえが良いですが、その称号をゲットするために色々無理をした結果、みんな大好きDC-10が泣いて土下座して許しを請うほどのヤバい事故率を叩き出す飛行機になってしまいました。詳しくは本編で。
【迷旅客機】コンコルド
超音速機ストーリー3部作なんとか間に合いました。作品中で流れるマルコム・マクラーレンの「アリア・オン・エア」は、かつてブリティッシュ・エアウェイズのCMに使われ、ラストのフランク・プールセル「夢の翼コンコルド」はエールフランスのコンコルドがブラジルに就航した記念に製作された曲です。
【補足】開始40秒後に出てくる4人の将軍は左からモントゴメリー(英)アイゼンハワー(米)ジューコフ(ソ)ド・タシニ(仏)です。1945年6月にベルリンで撮影されました。
迷旅客機列伝「速度も退役も速かった」コンベア880In Japan 日航編
今回は恐らくジェット旅客機では最大の迷機、コンベア880の日本での活躍?を2回に分けてご紹介します。世界的にはマイナー機でも、日本ではJALが購入したのを始め、複数の航空会社が日本路線で使用していたので、一時期結構見られた機種でもありました。
・・・でもその分色々とやらかしてくれてますけどね。
今回はJALのコンベア880をご紹介。それ以外の会社はこちらをどうぞ→sm41404731
迷旅客機列伝「自分、不器用ですから・・・」ステータス全振りした旅客機たち
今回は747SPのように、航続距離や座席数など特定のステータスに全振りし、特殊な路線や用途に使用された不器用だけど愛すべき航空会社の機材をご紹介します。調べてみたらこの他にも特徴的な全振り機材がありそうなので、好評だったらそのうち調べて第二弾やりたいですね。
747SPについてはこちらもどうぞ→sm39121186
【速さ全振りは要らなかった】迷旅客機列伝 コンベア880・990
今回ご紹介するのはアメリカの航空機メーカー・コンベア初にして唯一のジェット機となったコンベア880・990型。「世界最速のジェット旅客機」を謳い文句に開発・セールスが進められましたが、わずかな差でしかない最速を目指した結果、色々なものを犠牲にしておかしくなって壮絶に売れず、遂にはコンベアの名前をも消し去ってしまった飛行機でした。詳しくは本編で。
日航のコンベア880の末路はこちら→sm41364369
日航以外のコンベア880の末路はこちら→sm41404731
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」第3章 DC-10(中編)
※この動画はシリーズ物です。まだ第一章をご覧になっていない方はこちらをどうぞ→sm39816964
初めに謝りますが、今回はマクドネル・ダグラスの歴史と言っておきながらほぼボーイングとロッキードの経営危機の話になります。
・・・だってこの頃のボーイングとロッキードのやらかしヤバすぎるんだもん。
アメリカの航空機メーカー3社が送り出した大型機は、メーカーに大きなダメージを与えました。トライスターはエンジン選定が裏目に出て潰れかけて信用を無くし、ボーイングも大体747の売れ行き不振のせいでい倒産寸前に追い込まれ、空前絶後の大リストラが行われます。そして、両社の敵失で漁夫の利を得るかに思われたマクドネル・ダグラスにも破滅の足音が・・・詳しくは本編で。
第三章前編→sm39941312 後編→sm40023178
迷旅客機列伝「日本に来たコンベアの悲喜こもごも」コンベア880In Japan 日航以外編
※この動画は前後編になります。前編がまだの方は先にこちらをどうぞ→sm41364369
コンベア880自体の歴史についてはこちらをどうぞ→sm41233357
後編ではスイス航空、日本国内航空、民航空運公司(CAT)、キャセイパシフィック航空の4社をご紹介。短命に終わったり文字通りの虎の子として扱われたり、主力機としてそれなりに大切にされたりと、会社ごとに扱いと末路は様々でした。
・・・まあ、短命だったのはどの会社でも同じだったみたいですが。
迷旅客機列伝「何で今更?ボーイング757後釜戦争」
当初はYouTube限定で制作した動画ですが、向こうの視聴者の方に承諾頂いたのでこっちでも公開します。本当はもう一つYouTube限定動画があるのですが、元データが消えていたのでアップできない事が判明しましたorz
すみませんがこの動画だけはYouTubeでご覧下さい・・・→https://www.youtube.com/watch?v=bLXcHOxbNyo
1983年に就航し、一時はベストセラー機となったボーイング757。しかし、時代の変化で受注は途絶え、生産中止に追い込まれます。ところがその十数年後、航空会社は757の後継機開発を強く求めるようになります。なぜ今更、757の後継機が求められたのでしょうか?
757についてはこちらの動画もどうぞ→sm13433330
【迷旅客機】ドルニエDoX
今なお高い名声を誇る伝説の巨大飛行艇の物語です。
結局は技術力不足により失敗に終わりましたが、その先駆者としての存在意義は偉大の一言に尽きるでしょう。
【エンジンさえまともなら名機だったのに】迷旅客機列伝・イリューシンIL-86
今回ご紹介するのはソ連初のワイドボディ旅客機であるイリューシンIL-86。本当は後継機のイリューシンIL-96の解説の前座程度に考えていたんですが、エンジンがダメすぎたせいで動画丸々一本分になってしまいました。詳しくは本編で。
続きはこちら→sm43184131
迷旅客機列伝「747SPを欲しがった航空会社の事情」
今回は久々の迷旅客機シリーズです。紹介するのはボーイング747シリーズの短胴・長距離型の747SP。と言っても機体そのものではなく、その機体を買った航空会社の裏事情をご紹介します。
747SPを買った航空会社の事情は単純に長距離路線を飛ばしたかった会社、政治的理由で長距離性能が必要だった会社、路線を買ったらセットで無理矢理付いてきた会社と様々であり、意外にも様々なドラマがあったのです。詳しくは本編で。
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」最終章・名門の落日(後編)
※この動画はシリーズ物です。まだ第一章をご覧になっていない方はこちらをどうぞ→sm39816964
かつての名門だったマクドネル・ダグラスはボーイングとの合併で生き残りを図ろうとします。民間機部門だけを見ればボーイングによる救済と思われがちですが、ボーイングがMDの戦闘機開発のノウハウとサポート体制を欲しがった、と言う側面もありました。
が、海の向こうの国々がこの合併を快く思うわけがなく、大西洋を挟んだ貿易戦争に発展しかけます。そして、全てが終わった後のマクドネル・ダグラスと、彼らが生み出した飛行機のその後とは・・・?
本編は今回で終了ですが、そのうちダグラス凋落の概要と理由をまとめたダイジェスト版を作るつもりです。また、ラストのアレについてはいつか詳細な資料本が出て色々分かってきたら作ろうと思います。
・・・まあ、何のことか分からない方はこちらをご参照くださいw↓
朝日新聞連載「強欲の代償 ボーイング危機を追う」
https://www.asahi.com/rensai/list.htm...
Netflix「地に落ちた信頼:ボーイング737MAX墜落事故」
https://www.netflix.com/jp/title/8127...
最終章前編→sm40303208
迷旅客機列伝「主力にするには小さすぎ」ANA737-700
※この動画は2017年にYouTubeで投稿した動画を2019年に再編集したものを更にダウンロードしてANAからの退役までを追加した、継ぎ足しに継ぎ足しを重ねたものです。はっきり言って画質も粗いですが生存報告を兼ねたものですしご容赦下さい。
2005年からANAの次期小型主力機として就航し、国内線はもとより近距離国際線にも投入されたボーイング737-700型。当初は45機が発注され、単通路機はこの機種に統一されるはずでしたが、18機で打ち止めになった上に半分が別会社に出され、とうとう20年持たずにANAから叩き出されてしまいました。将来を期待されて就航したはずの737-700型は、なぜ日の目を見なくなって早々に消えてしまったのでしょうか?詳しくは本編で。
【迷旅客機】ブリストル・ブラバゾン
いろいろ書き込んだため長時間になってしまいましたorz第二次大戦直後に英国が数百万ポンドを投じ『成層圏の豪華客船』を目指して製作した巨大旅客機の物語です。しかしながら、成功に必要な技術力・工業力が不足し、将来の見通しを見誤った結果、事故こそ起きなかったものの、悲劇的な結末になりました。
【及第点では売れませんでした】迷旅客機列伝・イリューシンIL-96 前編
※この動画はイリューシンIL-86の続編です。まだの方は先にこちらをどうぞ→sm43069246
機体そのものは悪くなかったのに、それに見合ったエンジンを載せられなかった事で失敗作に終わったイリューシンIL-86。起死回生とばかりにイリューシンはIL-86のエンジンを換装し、長距離化・ハイテク化した改良型のIL-96を開発し、性能的にはかなり挽回できました。
・・・でもねえ、挽回したと言ってもボーイングやエアバスには遠く及ばなかったんですよ。色々と。
詳しくは本編で。
後編はこちら→sm43299363
【迷旅客機】ホーカーシドレーHS-121トライデント
音量不具合により再うPしました。コメントを賜りました皆様に謹んでお詫び申し上げます。
戦後、米国製旅客機により完膚なきまでに叩きのめされた英国の航空業界。その中で起死回生のチャンスを活かせずに終った悲運の中距離旅客機トライデントの話です。
【補足】後半に流れる「東方紅」は毛沢東や共産党を称える文化大革命時代の臨時国歌でしたが、現在ではほとんど歌われていません
【迷旅客機】ブレゲー・デュポン
かつてフランスで製造された総二階建て旅客機の先駆者ブレゲー・デュポンのお話です。
直接的関係はありませんが、その存在は現在のエアバスA380の「ご先祖」と言えるかもしれません。
なお、後半に出てくる名古屋の小牧空港国際線ターミナルビルを再活用したエアポートウォークについては迷列車(北陸)の人製作「【迷空港列伝】いらない空港施設を大切に末永く使いましょう計画」nm15419054をご覧ください。
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」最終章・名門の落日(前編)
※この動画はシリーズ物です。まだ第一章をご覧になっていない方はこちらをどうぞ→sm39816964
出した新型機が総崩れで万策尽きかけた90年代のマクドネル・ダグラス民間機部門。しかしそれでも70年代後半から80年代はまだその技術力と顧客網を当てにしてヨーロッパのメーカーとの提携話が持ちかけられていました。
・・・が、その提携交渉もことごとく失敗に終わり、更に新型機のセールス失敗で窮地に陥ったマクドネル・ダグラスは絵に描いた餅な「ぼくのかんがえたさいきょうのりょかくき」計画で何とか顧客の関心を繋ぎ止めようとしますが逆効果に終わりました。
そして長年マクドネル・ダグラスを支えてきた軍用機部門も総崩れとなった事で、名門航空機メーカーの経営は行き詰まりを見せるのです。
第6章→sm40218971
最終章後編→sm40398887
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」第一章 DC-8
今回から久しぶりに長期シリーズをやります。
今回のテーマはレシプロ機時代の絶対的王者であり、ジェット時代初期はボーイングと並ぶ世界の二大航空機メーカーだった「マクドネル・ダグラス」が、なぜボーイングやエアバスとの競争に敗れ、消えていったのかを解説していきます。
第一章で取り上げるのはダグラス初のジェット旅客機・DC-8。DC-8自体はボーイング707と互角の争いを演じた名機ですが、その裏ではよく言えば保守的、悪く言えば優柔不断でリスクを恐れるダグラスの体質や資金難と言った、ダグラス消滅の兆候が見え隠れしていました。詳しくは本編で。
第二章前編→sm39836583
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」第4章 MD-80(前編)
※この動画はシリーズ物です。まだ第一章をご覧になっていない方はこちらをどうぞ→sm39816964
へ へ
やあ (´・ω・`)
ようこそ、エアバス本社へ。
このメロンはサービスだから、まず食べて落ち着いて欲しい。
うん、マクドネル・ダグラスの話のはずなのに「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、サムネに写るA300を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
貨物ドアやピーナッツやリストラで殺伐とした航空機業界で、そういう気持ちを忘れないで欲しい。そう思って、このA300を開発したんだ。
じゃあ、A300の発注書にサインして貰おうか。
・・・ごめんなさい調子に乗りました。
今回もマクドネル・ダグラスのシリーズなのにほぼエアバスとA300の解説です。でもMDにとどめを
刺すのはエアバスだからね仕方ないね(メロン食べながら)
後編では今度こそMD-80シリーズの解説をしますのでよろしくお願いします。
第三章後編→sm40023178 第四章後編→sm40113394
【30年以上ダラダラ残った結果】迷旅客機列伝 イリューシンIL-96【後編】
※この動画は前後編です。まだの方は先に前編をどうぞ
→sm43184131
この旅客機の原型となったイリューシンIL-86はこちら
→sm43069246
性能的には前作のイリューシンIL-86から挽回したものの、4発機故の経済性の悪さとアフターサービスの悪さが災いして前作以上に売れなかったイリューシンIL-96。しかし、他に持ち駒も無く、新たな旅客機を開発する余裕も無かったイリューシンは、どうにかしてこの飛行機を売ろうと何度も改良計画を立ち上げますが、ことごとく失敗。結局、売るものが無くてダラダラと生産を続けたイリューシンIL-96ですが、それ故に近年のアレで再注目されることに・・・
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」第5章 MD-11
※この動画はシリーズ物です。まだ第一章をご覧になっていない方はこちらをどうぞ→sm39816964
大型機市場で完全に後れを取ってしまったマクドネル・ダグラスは起死回生の一手として超長距離市場に目を付け、DC-10を長距離用機材に仕立て直したMD-11を投入します。しかし、MD自身の見通しの甘さと、DC-10との共通性に固執したために色々無理をしたことで当初のスペックを満たせない上に操縦性に難のある飛行機になってしまい、商業的にはボロボロとなってしまいました。
そして、MD-11の失敗でマクドネル・ダグラスは大型機開発競争から事実上脱落し、終焉へのカウントダウンが始まってしまうのです。
第4章前編→sm40066434
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」第6章 MD-90・95
※この動画はシリーズ物です。まだ第一章をご覧になっていない方はこちらをどうぞ→sm39816964
まだMD-11が開発途中だった頃、マクドネル・ダグラスが社運をかけて採用に全力を挙げていたのが新世代の低燃費エンジン・プロップファンでした。ライバル会社が開発費の高さに尻込みする中、マクドネル・ダグラスは毎度おなじみ既存機種の再利用で開発費と販売価格を抑え、一気に主導権を得る戦略を描いていましたが、肝心のプロップファンは実用化できず、あえなく採用を断念。
そして、宙に浮いた次期単通路機はエンジン換装とコクピットのデジタル化でお茶を濁すことになりますが、時代は既にハイテク化と経済性、汎用性を重視しており、1950年代の技術で設計されたDC-9系統ではもはや太刀打ちできなくなっていました。名門マクドネル・ダグラス最後の時はすぐそこまで迫っていました。
第5章→sm40171527
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」第3章 DC-10(前編)
※この動画はシリーズ物です。まだ第一章をご覧になっていない方はこちらをどうぞ→sm39816964
新興の軍用機メーカー・マクドネル社に救済合併され、辛うじて命脈をつないだダグラス民間機部門。次なる競争の舞台は更なる航空需要の増大を狙って開発された大型機。ボーイングは350席級の4発巨人機を、マクドネル・ダグラスはそれよりも一回り小さい3発機の開発を開始します。しかし、全く同じコンセプトの旅客機を別のメーカーが開発していたことでダグラスの新型大型機は激しい消耗戦に陥ることになるのです。詳しくは本編で。
第三章中編→sm39969920
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」第2章 DC-9(後編)
※この動画はシリーズ物です。まだ第一章をご覧になっていない方はこちらをどうぞ→sm39816964
今更ですが明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
DC-9の好調を横目に、ボーイングも短距離ジェット市場に参入するべく、ボーイング737の開発に取り掛かります。現在でこそ世界で最も売れたジェット機として君臨する737ですが、投入当初はトラブルやパイロット組合の抵抗で販売は低迷し、お荷物扱いされてしまいました。
一方のダグラスはDC-9やDC-8-60シリーズの好セールスで絶好調なように見えましたが、その増えすぎた受注がダグラスを破滅に追い込みます。詳しくは本編で。
【迷旅客機】ボーイング377ストラトクルーザー
戦後のボーイング社が送り出した「最後の」レシプロ旅客機のお話です。開発当時は他機を凌ぐ性能と豪華さを誇り「空飛ぶホテル」と呼ばれましたが、就航までに時間がかかりすぎたために激しい追い上げを受けて商業的に苦戦しました。