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【蓄音機】NHKラジオ「教授の休日」~蓄音機&SPレコード特集~【2017.05.03放送】
出演:黒崎政男(哲学者)、梅田英喜(蓄音機愛好家)、道谷眞平(NHKアナウンサー)
録音の際交通情報がかぶったため、冒頭のみ少し欠けあり。うp主(桔梗刈萱)もお便りを取り上げて貰ったりなんかしています。
登場する曲
1. ヨハン・シュトラウス2世「アンネン・ポルカ」クレメンス・クラウス(1929年)
2.「聞かせてよ、愛の言葉を」シュシエンヌ・ボワイエ(1930年)
3.「愛の言葉を」山田道夫(1933年)
4.「二つの愛(二人の愛人)」ジョセフィン・ベーカー(1930年)
5.「二つの愛の唄(シャンソン・ダムール)宝塚小唄」三浦時子(1931年)
6.「新しい酒の歌」ヴィリー・フリッチ(1931年)
7.「この世の天国」奥田良三(1932年)
8. ラフマニノフ「前奏曲 No.10」ムスティフラフ・ロストロポーヴィチ(1950年代)
9. スカルラッティ「ソナタニ短調」ディヌ・リパッティ(1947年)
10. バッハ「主よ、人の望みの喜びよ」同(1947年)
11. シューマン「ピアノ協奏曲」第1楽章から リパッティ:ピアノ、ヘルベルト・フォン・カラヤン:指揮、フィルハーモニア管弦楽団(1948年)
12.「ア・ティスケット・ア・タスケット」エラ・フィッツジェラルド(1938年)
13.「バードランドの子守歌」同(1954年)
14.「ミッドナイト・サン」同(1957年)
15. ショパン「夜想曲 No.8」モーリツ・ローゼンタール(1936年)
16. ビュータン「セレニテ」ジャック・ティボー(1922年)
17. ブラームス「ワルツ No.10」ヨーゼフ・ヴォルフシュタール(1926年)
蓄音機関連で、今までに作ったもの◆ジャズ&ポピュラー→mylist/27895604 クラシック→mylist/21661610
ブラームス「ドイツ・レクイエム」カラヤン指揮
ブラームス:ドイツ・レクイエム
Johannes Brahms: Ein deutsches Requiem, Op.45
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ハンス・ホッター(バリトン)
ウィーン楽友協会合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:1947年10月20~22日、10月27~29日(モノラル)
ヴェルディ「レクイエム」セラフィン指揮
Verdi: Requiem Mass
Conductor – Tullio Serafin
Rome Royal Opera Chorus and Orchestra
Soprano Vocals – Maria Caniglia
Mezzo-soprano Vocals – Ebe Stignani
Tenor Vocals – Beniamino Gigli
Bass Vocals – Ezio Pinza
トゥーリオ・セラフィン指揮
ローマロイヤル歌劇場管弦楽団・合唱団
ソプラノ:マリア・カニーリア
メゾソプラノ:イベ・スティニャーニ
テノール:ベニアミーノ・ジーリ
バス:エツィオ・ピンツァ
Recorded in Europe, August 1939
https://www.discogs.com/ja/release/19437919-Verdi-Rome-Royal-Opera-Chorus-And-Orchestra-Tullio-Serafin-Maria-Caniglia-Ebe-Stignani-Beniamino-Gig
ベートーヴェン「交響曲第九番(合唱付き)」ヨッフム指揮
ベートーヴェン交響曲第九番
オイゲン・ヨッフム指揮
ハンブルク国立歌劇場管弦楽団
Ludwig van Beethoven - Symphonony No.9
Helene Fahrni (Soprano)
Gusta Hammer (Alt)
Walther Ludwig (Tenor)
Rudolf Watzke (Bass)
Eugen Jochum conducts
Hamburg State Opera Orchestra
Rec. 7-8.6.1938
右派が困惑しそうな左派闘争曲集
SPレコード音源も含まれており、ボリューム調整がちょっと難しい動画となっています。各自、調整のほどよろしくです。今まで、うpしてきた動画達はこちら。mylist/120053
ベートーヴェン交響曲第九番_オスカー・フリード指揮
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125
ロッテ・レオナルド- Lotte Leonard (ソプラノ)
ジェニー・ソネンバーグ- Jenny Sonnenberg (コントラルト)
オイゲン・トランスキー- Eugene Transky (テノール)
ヴィルヘルム・グートマン- Wilhelm Guttmann (バス)
ブルーノ・キッテル合唱団 - Bruno Kittel Choir
ベルリン国立歌劇場管弦楽団 - Berlin State Opera Orchestra
オスカー・フリート - Oskar Fried (指揮)
録音: 1929年 (80回転)
T/O:400Hz
シェーンベルク:グレの歌 第1部(ストコフスキー指揮フィラデルフィア管 1932年アメリカ初演実況録音)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=vw2uTW0mdSs)。
1932年4月9日、シェーンベルクの大作「グレの歌」がアメリカで初演されました。演奏はレオポルド・ス
トコフスキーの指揮するフィラデルフィア管弦楽団によってメトロポリタン歌劇場で行われ、成功を収めま
した。
この初演と、2日後の4月11日のストコフスキーによる再演は正規の実況録音が行われており、世界初の全
曲録音盤としてSPレコードで発売され、LPレコードによる長時間再生が一般的になるまで、唯一の全曲録
音として高く評価されました。
第2部、第3部:sm43650993
ポール・アルトハウス(テノール)
ジャネット・ヴリーランド(ソプラノ)
ローズ・ハンプトン(メゾ・ソプラノ)
アブラーシャ・ロボフスキー(バス)
ロバート・ベッツ(テノール)
ベンジャミン・デ・ローチェ(語り手)
ブリンストン・グリー・クラブ(合唱指揮:アレクサンダー・ラッセル)
ファートナイトリー・クラブ(合唱指揮:ヘンリー・ゴードン・サンダー)
メンデルスゾーン・クラブ(合唱指揮:ブルース・カーレー)
レオポルド・ストコフスキー指揮
フィラデルフィア管弦楽団
マーラー「交響曲=大地の歌=」ワルター指揮1936年ライヴ
ブルーノ・ワルター指揮
ウイーンフィルハーモニック管弦楽団
ケルスティン・トルボルク(メゾソプラノ)
チャールズ・クルマン(テノール)
Gustav Mahler
Symphony "Das Lied von der Erde"
Thorborg, Kerstin (Mezzo Soprano), Kullman, Charles (Tenor)
Conductor: Walter, Bruno
Vienna Philharmonic Orchestra
05/24/1936, Musikvereinsal, Vienna, Austria [Live]
ご存じの通り戦前のライヴ録音を収録したSPレコード。
レコードの面替わりの切り方や次の面へのつながり方など、
復刻盤では判らないところもお楽しみ下さい。
信時潔『交声曲「海道東征」』(1940)
信時潔(明治20年/1887年-昭和40年/1965年) 『交声曲「海道東征」』(昭和15年/1940年) 指揮:木下保 東京音楽学校 昭和16年録音 詞:北原白秋 ① 高千穂 00:00 ② 大和思慕 07:15 ③ 御船出 10:55 ④ 御舟謡 19:03 ⑤ 速吸と菟狭 29:10 ⑥ 海道回顧 35:35 ⑦ 白肩の津上陸 42:30 ⑧ 天業恢弘 46:45 ピアノ曲 sm9164223
マーラー・交響曲第4番近衛秀麿・新響、1930年録音
マーラーの交響曲第四番に関しては世界最古の電気録音です。原盤は30CO-2111です。マイリストはmylist/9865993です。
東京REMIX族 2012/03/31
J-WAVE ラジオ界のスキマ産業 Docomo東京REMIX族 (2012/03/31分)
ナビゲーター:山田五郎 中川翔子(しょこたん)
今週は「SPレコードの極み」、「芸能人スキマコンシェル」は陣内智則さんのご案内です。
公式もチェックしよう⇒http://www.j-wave.co.jp/original/tokyoremix/report/contents.htm
2012/03/24分 ⇒sm17350468 2012/04/07分 ⇒sm17492003 マイリスト ⇒mylist/25629568
シェーンベルク:グレの歌 第2部、第3部(ストコフスキー指揮フィラデルフィア管 1932年アメリカ初演実況録音)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=Hh3uSGMBLwU)。
1932年4月9日にシェーンベルクの「グレの歌」アメリカ初演を行った指揮者ストコフスキーは数多くの現
代作品を積極的に初演して喝采を浴びており、特に初演と4月11日の演奏は実況録音され、本作の世界初の
全曲録音にしてSPレコード時代における唯一の録音として高く評価されました。
その解釈は作品の筋書きに沿って一種の歌劇作品と見なすもので、後年の本作の各録音と比較するとやや古
めかしいものですが、当時絶頂期にあったストコフスキーとフィラデルフィア管弦管弦楽団による演奏の水
準は極めて高く、1932年の録音としても音響は鮮明に記録されており、世界初録音という肩書がなかった
としても充分に優れた名演奏だと思います。
第1部:sm43650604
ポール・アルトハウス(テノール)
ジャネット・ヴリーランド(ソプラノ)
ローズ・ハンプトン(メゾ・ソプラノ)
アブラーシャ・ロボフスキー(バス)
ロバート・ベッツ(テノール)
ベンジャミン・デ・ローチェ(語り手)
ブリンストン・グリー・クラブ(合唱指揮:アレクサンダー・ラッセル)
ファートナイトリー・クラブ(合唱指揮:ヘンリー・ゴードン・サンダー)
メンデルスゾーン・クラブ(合唱指揮:ブルース・カーレー)
レオポルド・ストコフスキー指揮
フィラデルフィア管弦楽団
ベルリオーズ「幻想交響曲ピエール・モントゥ指揮パリ交響楽団
Berlioz Symphonie fantastique, Op. 14
- Pierre Monteux
- Paris Symphony Orchestra
ピエール・モントゥー (指揮)
パリ交響楽団 (*)
1930年録音
(*):https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AA%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%A5%BD%E5%9B%A3
ベートーヴェン 交響曲第三番「英雄」トスカニーニ
トスカニーニ指揮
NBC交響楽団
1939年11月4日NBC8Hスタジオ
ライヴと言うか放送をそのままSPレコードに収録したレコードだったかと。
録音機を2台用意して、一面が終わりそうになるともう一台の録音機にスイッチするので、
面の終わりがぶつ切りだったり、楽章の始まりが録音技師の考えていたタイミングと違ったりなど、
当時のライヴ録音は大変だったんだろうなあと思わされるレコードです。
市販のCDなど音源は編集してうまく繋いでありますが小生の動画ではそれをしていないので、
面替わりの妙味も合わせてお楽しみ下さい。
Toscanini Conducts Beethoven Symphony No.3 in E flat, Op.55 (Eroica) [The 1939 Cycle]
[ラジオ図書館]日本の話芸・その一 柳好,文楽,志ん生
1991年1月6日放送「がまの油」春風亭柳好(SPレコードより)「船徳」桂文楽(S20年代後半の録音)「替り目」古今亭志ん生(S36年録音)
ベルリオーズ「幻想交響曲ゼルマー・マイロヴィッツ指揮パリ交響楽団
ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14
ゼルマー・マイロヴィッツ指揮
パリ交響楽団
1934年3月14、16&21日 パリ録音
ピツェッティ「交響曲 イ調」ガエタノ・コメリ指揮
ガエタノ・コメリ指揮
紀元二千六百年奉祝交響楽団
1940年12月18日か19日録音
他の奉祝曲
R・シュトラウス作曲 紀元二千六百年祝祭曲「祝典音楽」 フェルマー指揮
https://www.nicovideo.jp/watch/sm29393028
R・シュトラウス作曲 紀元二千六百年祝祭曲「祝典音楽」R・シュトラウス指揮
https://www.nicovideo.jp/watch/sm25426122
ヴェレッシュ・シャンドール作曲 紀元二千六百年祝祭曲「交響曲」 橋本國彦指揮
http://www.nicovideo.jp/watch/sm25370448
ジャック・イベール作曲 紀元二千六百年祝祭曲「祝典序曲」 山田耕筰指揮
http://www.nicovideo.jp/watch/sm25384489
山田耕筰『明治頌歌』(1921)『大陸の黎明 ~聖戦讃歌~』(1941)
山田耕筰(明治19年/1886年-昭和40年/1965年) 『交響曲「明治頌歌」』(大正10年/1921年) 指揮:山田耕筰 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 昭和12年録音 ・00:00 『交声詩曲「大陸の黎明 ~聖戦讃歌~」』(昭和16年/1941年) 指揮:山田耕筰 日本放送交響楽団 日本放送合唱団 ソプラノ:浅野千鶴子 テノール:木下保 バリトン:伊藤武雄 作詞:北原白秋 昭和16年録音 ① Moderato 18:20 ② Andante quasi lento 23:48 ③ Tempo di marcia 28:58 ④ Largo 34:34 ⑤ Molto lento 39:55 交響曲「勝鬨と平和」 sm6396813
ブラームス「ピアノ協奏曲第一番 ニ短調」バックハウス(p)
ブラームス
ピアノ協奏曲第一番 Op.15
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
エイドリアン・ボールト(指揮)
B.B.C交響楽団
Johannes Brahms - Wilhelm Backhaus, Sir Adrian Boult, BBC Symphony Orchestra – Piano Concerto No. 1 In D Minor Op.15
Rec.1933/3
チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」メンゲルベルク指揮(1937年)
メンゲルベルク指揮
アムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団
Tchaikovsky Symphony No.6 'Pathetique'
Willem Mengelberg;Amsterdam Concertgebouw Orchestra
1937年12月21日録音
チェコ・ウルトラフォン盤
ピツェッティ:交響曲 イ調
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=U5S0nAujlMU)。
1940(昭和15)年、日本政府は皇紀2600年を祝うため、英仏独伊洪の5か国に祝典曲の作曲依頼を行いました。このうち、イタリア政府は祝典曲の作曲者としてミラノ音楽院長のイルデブランド・ピツェッティ(1880 - 1968)に協力を要請します。当時、ピツェッティは日本との同盟を促進していたファシスト政権と近しい関係にあり、後期ロマン派に属しつつもルネサンス音楽やバロック音楽への回帰を志向していたため、祝典曲の作曲にふさわしい人物と判断されました。そうして作曲されたのが「交響曲 イ調」です。完成した楽譜は同年7月に日本へ送られ、同年12月に初演されました。ピツェッティには謝礼と共に印刷された楽譜とスタジオ録音されたSPレコードが送られています。
作品としては、海外の作曲家による皇紀2600年奉祝曲の中では最大の規模を誇り、後期ロマン派の流れを汲みながらグレゴリオ聖歌風の主題が循環するという新古典主義の傾向が混在する、4楽章制の標準的な交響曲となっています。
ニーノ・サンツォーニョ指揮ミラノ・イタリア放送響
チャイコフスキー交響曲第四番_メンゲルベルク指揮
チャイコフスキー 交響曲第四番
ウィレム・メンゲルベルク指揮
アムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団
1929年6月録音
リムスキー・コルサコフ「交響組曲 シェヘラザード」オスカー・フリード指揮
オスカー・フリード指揮
ベルリンフィル
80回転:ターンオーバー周波数400Hzで再生
ブラームス「交響曲第四番」デ・サバタ指揮
Victor de Sabata指揮
Berlin Phiharmonic Orchestra
1939年録音
ブラームス「交響曲第四番」ワルター指揮
ブラームス「交響曲第四番」
ブルーノ・ワルター指揮
B.B.C.交響楽団
1934年5月21日録音
Johannes Brahms - Symphony No. 4 in E minor, Op. 98
Conductor – Bruno Walter
Orchestra – The BBC Symphony Orchestra*
ブラームス「交響曲第四番」メンゲルベルク指揮
メンゲルベルク指揮
アムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団
1938年11月29日録音
ベートーヴェン交響曲第六番_シャルク指揮ウイーンフィル
BEETHOVEN: Symphony No.6 in F major, op.68 'Pastorale'
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
Wiener Philharmoniker
指揮:フランツ・シャルク
Conductor: Franz Schalk
録音:1928年4月4日、11日(1928年4月12日との資料もあり)、ウィーン・コンツェルトハウス
盤荒れが酷いので、大音量でクリップします。
フォーレ「レクイエム」_ブールモーク指揮リヨン・トリジャンテュオール管弦楽団
Fauré-Requiem
Conductor – Ernest Bourmauck
Choir – Les Chanteurs De Lyon
Orchestra – Le Trigentuor Instrumental Lyonnais
Organ – Edouard Commette
Soprano Vocals – Suzanne Dupont
Bass Vocals – Maurice Didier
Recorded in the Cathédrale de St Jean, Lyon, on 31 May 1938
https://en.wikipedia.org/wiki/Ernest_Bourmauckによると、同曲の初演指揮者らしい(版不詳)。
ベートーヴェン「交響曲第六番“田園”」ワルター指揮
ベートーヴェン 交響曲第六番「田園」
ブルーノ・ワルター指揮
ウィーンフィル
Beethoven / Symphony No. 6 "Pastoral"
Bruno Walter, Vienna Philharmonic Orchestra
1936年録音
ベートーヴェン交響曲第6番「田園」トスカニーニ指揮BBC交響楽団
Arturo Toscanini Conducts
The BBC Symphony Orchestra,
Beethoven
– Symphony No. 6 In F Major, Op. 68 "Pastoral"
A1:First Movement: Awakening Of Pleasant Feelings Upon Arriving In The Country (Allegro Ma Non Troppo) =recorded 21 October 1937
A2:Second Movement: Scene At The Brook (Andante Molto Mosso) =recorded 22 June 1937
B1a:Third Movement: Peasants' Merrymaking (Allegro) =recorded 21-22 October 1937
B1b:Fourth Movement: The Storm (Allegro) =recorded 21-22 October 1937
B1c:Fifth Movement: Shepherds' Hymn After The Storm (Allegretto)=recorded 21-22 October 1937
Recorded At – Queen's Hall, London
日本ヴィクター盤 T/O=400Hz
強音で音が割れるのは、盤の荒れのせいか録音時の音割れのせいか、どっちだろう?
グリエール(ストコフスキー編):交響曲第3番 ロ短調「イリヤー・ムーロメツ」作品42
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=dtZUSvvHGBY)。
ウクライナ出身の作曲家レインゴリト・グリエール(1875 - 1956)の代表作とされる交響曲第3番 ロ短調「イリヤー・ムーロメツ」作品42は1911年に完成し、翌1912年に初演されて好評を博しました。しかし、演奏時間が80分に及ぶ大作であったため、再生時間が短いSPレコードが主流だった時代には録音される見込みがほとんどありませんでした。
そんな中、多数の有力なレコード録音によりアメリカ音楽界で名をはせた名指揮者レオポルド・ストコフスキー(1882 - 1977)は、本作をロシア音楽における傑作交響曲と評価していて、この曲のSPレコードを作るためには曲を短縮するしかないと考え、1930年にグリエール自身に直接「この交響曲を短縮した編曲版を作らせてほしい」と許可を求めます。グリエールは自分の作品がストコフスキーによってアメリカで知名度を上げられることに魅力を感じて許可を出しました。これによってストコフスキーは数多くのカットにより演奏時間を約40分にした短縮版を作成し、これがSPレコードに録音されました。
原曲をほぼ半分にしたストコフスキーの短縮版に対しては、当然批判がありましたが、これによってアメリカ国内で本作の知名度が劇的に上昇したことは疑いなく、一時はラフマニノフの交響曲第2番と並ぶロシア・後期ロマン派の傑作交響曲とまで評価されました。ストコフスキーはこの編曲版を気に入っており、その生涯において3種の録音を遺しました。
その後、録音技術の進歩により長時間録音が可能になって、カットなしのオリジナル版によるレコードが登場するようになると、ストコフスキーの短縮版は顧みられなくなりますが、この動画の録音を聴くと、ストコフスキーの演奏はリムスキー・コルサコフの「シェヘラザード」と同様の豪華絢爛な響きに満ちており、忘れ去られるには惜しい版だと思います。
レオポルド・ストコフスキー指揮
ヒューストン交響楽団