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十言神呪(とことのかじり)
文字通り10個の音からなる祝詞です。
どんな言葉かというと、
「天照大御神-アマテラスオホミカミ」です。
この神の御名ひとつひとつが
音霊そのものであるのです。
簡単な祝詞ですが、
「こころの拠りどころ」となる
言葉(言霊)です。
「ア・マ・テ・ラ・ス・オ・ホ・ミ・カ・ミ」
の十言を唱えるだけです。
戦国武将である楠木正成(くすのきまさしげ)や
武田信玄(たけだしんげん)も、効果のある秘術として
活用していたようです。
太陽が高々と昇っている
正午くらいの時間帯がオススメです。
実際に、太陽の光を浴びながら、
太陽に向かって唱えても良いそうです。
古代の日本人がすでにその力を信じ、
現代にまで継承してきた価値ある真言なのです。
まずは10回唱える!
3分でも5分でも10分でも
それ以上でも、その時の事情、
環境、体調により
気の済むだけ唱えます。
私たちは皆
「ア・マ・テ・ラ・ス・オ・ホ・ミ・カ・ミ」
という言霊素粒子でできており、
それを受け取って生命を動かしています。
「ア・マ・テ・ラ・ス・オ・ホ・ミ・カ・ミ」
という言霊を唱えるだけで
すべてが整うのです。
十言神呪の唱え方
まず二拝二拍手をします。
①天乃咲手(あまのさきて)
もしくは
②八咫鏡印(やたのかがみ)という秘印を組みます
祓いの秘詞を唱えます。
「天乃息(あめのおき)
地乃息(つちのおき)
天乃比禮(あめのひれ)
地乃比禮(つちのひれ)」
一身の祓いだけではなく、宇宙全体を祓い清める
息(おき)の時は力強く、比禮(ひれ)の時は優しく、
祓う気持ちで唱えると良いそうです
①あまのさきて(天乃咲手)印
あまのさきて印(天乃咲手)の結び方です。
合掌のように指頭を交えます。
手の平は密着させるよりも、
なかに羽があるイメージで
ふわっとさせると良いです。
この印を結んで、天照大神の十言の神呪
「ア・マ・テ・ラ・ス・オ・ホ・ミ・カ・ミ」
を唱えましょう。
②八咫鏡印(日拝印)
八咫鏡印(やたのかがみ・日拝印)
の結び方です。
指先を合わせて輪っかをつくり、
これを額の上に持ってきて
輪の中に太陽がはいるようにかざします。
「ア・マ・テ・ラ・ス・オ・ホ・ミ・カ・ミ」
と天照大神の十言の神呪を唱えましょう。
唱え終わりましたら
二拍手二拝して終わります