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オケゲム:死者のためのミサ曲(レクイエム)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=3Hzd41qeRyo)。
現在のベルギーに生まれ、フランス王家に仕えた作曲家ヨハネス・オケゲム(1410頃 - 1497)は15世紀のルネサンス音楽における重要人物ですが、長命であったにも関わらず詳しい生涯は不明であり、現存する作品も多くありません。その中で音楽史において重要と思われる作品は「死者のためのミサ曲(レクイエム)」です。記録によれば、彼より先にギヨーム・デュファイがレクイエムを作曲していますが現存せず、オケゲムの作品は演奏可能な形で現存する最古のレクイエムとなります。
当時のレクイエムは様式が完全には定まっておらず、オケゲムの作品は「Introitus(入祭唱)」「Kyrie(キリエ)」「Graduale(昇階唱)」「Tractus(詠唱)」「Offertrium(奉献唱)」の5曲のみとなっています。残りの儀式に必要な音楽は、グレゴリオ聖歌から抜き出して演奏されたと推測されます。
クリトゥス・ゴットヴァルト指揮
シュトゥットガルト・スコラ・カントルム
Johannes Ockeghem: Intemerata Dei mater 汚れなき神の御母
ボカロアカペラフェス2016に参加いたします。3年前に一度演奏したオケゲムのモテットですが、その後原典版の楽譜を入手しましたので、新たに打ち込みしなおし、音源も全て入れ替えて再演奏しました。キージ Chigi 写本に収録されたオケゲムの代表的なモテットで、ミサ曲と異なり歌詞に即した叙情的な表現が目立ちます。高名なバス(いわゆるどバス)歌手だったオケゲムの曲らしく、最低声部の Bassus の最低音は B1まで下がります。作詞者は不明ですが、歌詞の内容を見るにオケゲム先生はやはり聖母に会ったのではないかと思います。Vocaloid: iroha_V4, VY2V3, KAITO_V3, kiyoteru_V4, Gackpoid_V3. temperadjust を使用し A=466.2Hz 、ミーントーン(C)で調律しています。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:http://www.nicovideo.jp/mylist/57231500
Johannes Ockeghem: Baisiés moy キスしておくれ【3声のシャンソン(ロンドー)】
フランドル楽派の作曲家ヨハネス・オケゲム作曲の3声のシャンソン(ロンドー)、Baisiés moy 「キスしておくれ」をお送りします。非常に低い音域を好むオケゲムらしく、バスの最低音は D1まで下がります。曲は暗く、やがて失われる愛を恐れるかのようです。トルヴェール以来の宮廷風恋愛の伝統に則した曲と考えられます。フランス語の Baisiés moy (=Baise moi) は、直接の意味は「キスして」ですが、「私を犯して」という意味にもなるので、後半部分では多少訳の調子を変えてみました。Vocaloid: MIKU_V3, LUKA_V4X. A=440Hz, ミーントーン(F)で調律しています。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:
Johannes Ockeghem: Aultre Venus もうひとりのヴェヌス [3声のシャンソン]
フランドル楽派の作曲家ヨハネス・オケゲム作曲の3声のシャンソン(ロンドー)、Aultre Venus 「もうひとりのヴェヌス」をお送りします。ミサ曲やモテットでは先進的かつ個性的な作曲技法を見せているオケゲムですが、シャンソンではデュファイの直系でジョスカン・デ・プレの先駆けとも言える親しみやすいメロディーの曲が多いようです。この曲は恋人の美しさをヴェヌス(ヴィーナス)に例えて誉め称えていますが、曲集で次に位置する Baise Moi との関係を考えると面白いと思います。というか、次は Baise Moi をやろうかと思います… Vocaloid: Miku_V3, Luka_V4X, Len_V4X. A=440.0Hz, ミーントーン(B♭)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:
Johannes Ockeghem: Fors seulment l'actente 死を待ち望むしか [remix]
sm21515814 と同じヨハネス・オケゲム作の3声のシャンソン Fors seulment l'actente ですが、Contra tenor に歌詞を加えて KAITO_V3に歌ってもらいました。 Tenor は Miku_Solid に変更、テンポの設定、Mix も全てやり直しました。挿絵イラストも描き直しました(im3329357)。今回は詩人が意中の女性に拒まれたショックで、言葉通りに還らぬ人となった、という設定で作りました。sm21511255の後日談だと考えると、哀しすぎますね。合唱:VY1V3, Miku_Solid, KAITO_Straight 秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394 A=446.2Hz, ミーントーンで調律しています
Johannes Ockeghem: Fors seulment l'actente 死を待ち望むしか [3声のシャンソン]
ヨハネス・オケゲム作曲の3声のシャンソン、Fors seulment l'actente 「死を待ち望むしか」をお送りします。原曲は当時有名なシャンソンで、オケゲムの3声アレンジの他、ジョスカン・デ・プレ、アントワーヌ・ブリュメル等多くの作曲家のアレンジが存在します。詩人は恋の終焉の予感に絶望にかられていますが、タイトルが類似した Fors seullement contre の後日談とも考えられます。二人の別離の原因は不明ですが、永遠の別離を想定して挿絵を描きました(im3321349)。合唱:VY1V3, IA 秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394 A=446.2Hz, ミーントーンで調律しました。最低声部の contra tenor は歌詞がなく、今回は器楽で演奏しています。歌詞は3節で、1〜5番までありますが、演奏時間を考慮して1、2、5番を演奏しています。
Johannes Ockeghem: Fors seullement contre [3声のシャンソン]
ヨハネス・オケゲム作曲の3声のシャンソン Fors seullement contre をお送りします。同じ3声のシャンソンでは Fors seullement l'actente の方が有名ですが、時間経過(?)の順序に従って今回はこちらを演奏しました。 l'actente の方はまた別の機会に演奏します。イラストに合わせて、トップはミクさんに歌ってもらいました。挿絵のイラストは拙作です(im3318731)。合唱:Miku_Solid, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_Native秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394A=466.2Hz, temper adjust1.0.0 を使用してミーントーンで調律しました。歌詞は3節からなり、リフレインを含めて5番まであります。演奏時間を考慮して、1、2、5番を演奏しています。
Johannes Ockeghem: Salve regina 元后憐れみ深き御母[4声のモテット]
Johannes Ockeghem ヨハネス・オケゲム(1410頃-1497)作曲の4声のモテット、Salve regina 元后憐れみ深き御母 をお送りします。オケゲムはグレゴリオ聖歌に基づく多声の Salve regina を2曲残していますが、今回演奏した曲は演奏時間5分弱と短いながらも、いかにもオケゲムらしく、美しくかつドラマチックな構成です。合唱:VY1V3, KAITO_V3, VY2V3, Gackpoid_Native、A=466.2Hz, temper adjust 1.0.0 でミーントーンに調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394 使用イラスト:im3303921(拙作です)日本語訳詞は公教会祈禱文に収録された旧訳を載せました。追記)先日投稿した動画は、ミーントーンでの調律に問題があったため、修正しました。sm21471088は削除しました。御視聴いただいた皆様、申し訳ありませんでした。
Johannes Ockeghem: Ave Maria アヴェ・マリア[4声のモテット]
ご無沙汰しております。2ヶ月ぶりの投稿になります。今回は初期フランドル楽派の巨匠 Johannes Ockeghem ヨハネス・オケゲム作曲の4声のモテット、 Ave Maria をお送りします。演奏時間3分程度の小品ですが、大変美しいモテットです。挿絵はグイド・レーニ画の「受胎告知の天使」を、不肖私が模写しました。seiga/im3279475。演奏は VY1V3, KAITO_V3, VY2V3, Gackpoid_Native です。A=466.2Hz, temper adjust を用いてミーントーンで調律しています。秋茄子の公開マイリスト mylist/33133394追記)この曲には、マリアPさまによる素晴しい演奏があります。GUMI の歌声が耳に残ります。こちらもぜひお聴きください。sm11190028
【KAITO V3版】オケゲム「ミサ・プロラツィオーヌム」よりキリエ
ヨハンネス・オケゲム(1410頃-1497)の驚異的な技巧を誇る傑作「ミサ・プロラツィオーヌム」。
4声の曲でありながら譜面には2パートしか書かれておらず、他の2パートは先行する2声をそれぞれ追唱する二重カノンの構造を持ちます。
この「キリエ」も、追唱パートが音の長さを変えて歌う「比例カノン」を行うなど、優雅な音楽の中に様々な巧妙な仕掛けが施されています。
以前にミクAppendのSolidで演奏しましたが、今回はKAITO V3 STRAIGHTの男声アンサンブルによる再演です。
音律はキルンベルガー第3法を使用。静止画はMMDによるものです。
お借りしたモデル等は、動画の最後に紹介させていただきました。
これまでの投稿作品→mylist/15102731
【ミクAppend】 オケゲム「ミサ・プロラツィオーヌム」よりキリエ
初期フランドル楽派の巨匠、ヨハンネス・オケゲム(1410頃-1497)。
オケゲムは、極めて高度な作曲技法を持っていたことでも知られていますが、
その作品の中でも、驚異的な技巧を誇るミサ曲が「ミサ・プロラツィオーヌム」です。
キリエは4声で歌われますが(クリステは2声)、スペリウスとテノールの旋律が、
アルトゥスとバッススによって追唱される、二重の「カノン」の構造をもっています。
また、冒頭部では、追唱パートが先行パートの1.5倍の長さで引き伸ばして歌う、
「比例カノン」を行うなど、驚きの要素が満載です。
音律はキルンベルガー第3法を使用しています。
SATBともにAppendのSolidです。
これまでの投稿作品→mylist/15102731
オケゲム世俗音楽全集_2
Johannes Ockeghemr(1410-1497) Peter Davies & Timothy Davies 00:00-いまはもう ただしを心待ちにするよりほかに 07:20-去年のある日 すれ違ったとき 10:00-あの人が 私を思うてくれるかどうかは分からぬが 14:24-オオ 美シイ薔薇ヨ 18:00-まことに優しい心で 22:24-わたしは悲しいのです 27:36-不幸が私を襲い 29:48-もし あなたの心が 31:06-ドンナ生キ方ヲシテルノカト オ尋ネデスカ(コルナーゴ曲) 33:36-ドンナ生キ方ヲシテルノカト オ尋ネデスカ 36:48わたしは悲しいのです 38:36-恋するお人から離れているのは 45:30-フランスの国びとよ 48:30-きみよ 別れ給え 49:48-他の男のものになったからには 53:00-あなたは間違いもなくもうひとりのウェヌス 58:36-されば私にくちづけを はげしく 66:00-私があの方に 約束したことをのぞけば 古楽⇒mylist/16686361