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大山顕×東浩紀「ショッピングモールから考える #3――バックヤード・テーマパーク・未来都市」【2014/10/8収録】 @sohsai @hazuma
2014年1月に初回、5月に第2回を行った連続対談「ショッピングモールから考える」の第3弾。ショッピングモールという、注目されそうでいて実際にはあまり真面目に論じられていない建築/都市形態から、21世紀の「住まい」や「生き方」を考えます。
写真家の大山さんと思想家のぼくという異色の組み合わせで、2人ともにショッピングモールが好き、というだけを根拠に企画されたこの対談。毎回刺激的な発見があり、前回はついに、「バックヤードからの視線(後ろ目痛い)」という深くも新しい観点にたどり着きました。なぜか集客がよくないのですが、来場者にはたいへん高い評価を得ている対談シリーズです。書籍化も絶対する! しなければならない!
今回は「バックヤード、テーマパーク、未来都市」と題して、ぼく(東浩紀)のほうから、8月半ばに恒例の海外休暇で出かけてきたフロリダのディズニーワールドおよびケネディ宇宙センターの報告から入ろうと思っています。ディズニーはもともと都市設計を夢見ていました。ディズニーワールドはその雛形が変形して生まれたものです。他方でケネディ宇宙センターは、ユートピアを目指す近代的想像力の極地の場所。究極の閉鎖系であるディズニーワールドと、究極のフロンティアを目指すケネディ宇宙センター、でもその両者が「テーマパーク」という視点でぐるりと繋がっていたとしたら? ぼくの報告を受けて大山さんがどのようなカードを出してくるのか、いまから楽しみです。
対談の初回分はネットで随時公開、第2回はゲンロン観光地化メルマガ19号と20号で活字化されています。事前知識なく参加されてもおもしろいことまちがいなしですが、興味あるひとはそちらもどうぞ!(東浩紀)
さやわか×大井昌和「いまこそ語ろう、士郎正宗!ーーニッポンのマンガ #2」【四天王シリーズ #6】 @someru @ooimasakazu
【収録時のイベント概要】
去る7月13日、批評家のさやわか氏と、漫画家の大井昌和氏の待望のトークシリーズ「ニッポンのマンガ」がついに開幕し、大成功をおさめました!!
マイナー、メジャー問わず、称賛と批判(?!)を浴びせるトークは、会場来場者と放送視聴者をおおいに盛り上げました。
語りたいことが無限大にある名コンビが、今回選んだテーマはずばり「士郎正宗」!
2019年に『攻殻機動隊』は生誕30周年を迎えます。
『仙術超攻殻ORION』『ドミニオン』など多様な作品を生み落とした士郎正宗氏の、サイバーパンク的世界観から現代政治性まで議論し尽くします。
この節目を目前に、我々がいまこそ語るべき特殊な漫画家「士郎正宗」がここにある。
マンガ批評を背負うふたりの必聴トーク、どうぞお見逃しなく!!
【登壇者より】
『攻殻機動隊』がスマッシュヒットを飛ばして以来、士郎正宗はどこかアニメのイメージで語られがちになったように思う。しかし、もちろんファンなら誰もが知ることだが、マンガこそが士郎正宗の真骨頂。『アップルシード』『ドミニオン』『仙術超攻殻ORION』『ブラックマジックM-66』そして『イントロンデポ』から連なる画集の数々……。それぞれの作品に込められたアイデアはいつまでも古びないし、社会や政治、思想、文化に鋭く切り込む重厚なテーマは予言的で、現代そのものを描き出していると言っていい。ということは、つまり!『攻殻機動隊』連載から来年で30周年を迎える今こそ、改めて士郎正宗を語るべきだ、ということなのだ!大好評だった前回のイベントと同じく大井昌和さんをお迎えして、まだまだ語り尽くされていない「マンガ」としての士郎正宗作品、あるいは「マンガ家」としての士郎正宗について、徹底的に話そうじゃないですか!
(さやわか)
昔、士郎正宗を大友克洋フォロワーとして紹介している文章を読んだとき、これこそ士郎という作家の読みの難しさを端的に表すものだと思いました。士郎は漫画業界におけるガイナックスになるはずの作家だったのに、どこで世界線がずれたのか・・・。などという一人ぐつぐつとした士郎への想いを抱えて生きてたら、さやわかさんと士郎の話をできるのです!さやわかさんとなら21世紀の士郎正宗再召喚の儀になるような法印も駆式も足る話になるはずです!
(大井昌和)
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20181116/
大井昌和×さやわか×東浩紀「エヴァンゲリオンは本当に終わるのか?——上映延期にめげず断固振り返るエヴァと俺たちの25年」(2021/1/25収録)@ooimasakazu @someru @hazuma #ゲンロン210125
※ 本番組は、シラスで行われた延長放送を除く、本編のみのアーカイブ動画となります。予めご了承ください。
無料ダイジェスト動画はこちら!
https://youtu.be/0FRPK6HXx4s
【収録時のイベント概要】
1月23日に公開を予定していた、庵野秀明氏が総監督を務める『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開延期が発表された。新型コロナウィルス感染症拡大のためだ。
本イベントはそもそも、同作の公開直後、その興奮も醒めやらぬまま、TVシリーズ放送から堂々25年を経てエンディングに辿り着いたエヴァについて、いまや40代後半になってしまった初回放映時のオタク3人が熱く語り合うという場として企画された。公開延期の報を受けて一時は中止も検討されたが、ここに企画を変更して堂々復活。
登壇いただくのは「ニッポンのマンガ」シリーズでお馴染みの大井昌和・さやわか両氏と東浩紀。新しい公開日は未定だし、コロナ感染もいつ収まるかわからない。考えてみれば、シン・エヴァで本当にエヴァンゲリオンが終わる予定だったのかもわからない。どうせなら公開延期も含め、この「事故」を楽しむほうがエヴァらしくていいのではないか。そんな思いで企画された圧倒的復習&予習企画だ。
そもそも「エヴァンゲリオン」とはなにか? なぜ90年代に熱狂的な社会現象を巻き起こしたのか? 以降のサブカルチャーにどのような影響を与えたのか? そしてなぜ俺たちは、40代も後半になってまだエヴァについて語っているのか?
エヴァを知らない若者たちも、エヴァに翻弄され続けてきた大人たちも、超必見!
エヴァンゲリオンは本当に終わるのか? – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20210125/
大澤聡×東浩紀「ゲンロンから遡る批評の歴史《2015→1930》——大澤聡『批評メディア論』刊行記念」【2015/2/6収録】 @sat_osawa @hazuma
【イベント概要】
1月20日発売の新刊『批評メディア論——戦前期日本の論壇と文壇』(岩波書店)の刊行を記念し著者の大澤聡さんをお迎えします。
この国で「批評」はいかなる使命を担ってきたのか。批評メディアの歴史を批評的に分析しつつも、同時に、アートや建築をはじめあらゆるクリエイティブの現場に応用可能なヒントを1冊に凝縮した、と大澤さんは語ります。そこで、ゲンロンカフェを経営し独自の実践を続ける東浩紀とともに、批評やメディアの過去と現在と未来についてあますところなく徹底討議していただきます!
【登壇者より】
この本に7年半も費やしてしまいました。2007、8年といえば、批評や出版は変動期に突入。局地的には無限の可能性に開かれていました。当時は僕にもいくつかのチャンスが廻ってきたように記憶しています(新書ブームなど)。ですが、愚図な僕は不遜にもそれらをことごとく見送るほかなかった。なにを書いたところで、当面は先行世代の蓄積に敵わないという畏怖の念や照れが拭えなかったためです。僕にとって、『近代日本の批評』など過去のあらゆる批評的成果は参照する対象というよりも、批評に従事するのであればこの国の批評の出自や履歴を一通りふまえていなければならない、そんなメッセージ(=教養主義的抑圧)として作用しました。デビュー作で1930年前後に遡行したのもそのためです。この時期、現在まで続く批評環境が急速に成熟していきます。結果的に、始源の発掘から再起動へ、という僕なりの提案を言外に孕みもつ一冊に仕上がりました。成否はみなさんの判断にゆだねます。
直接的には、論壇や文壇、あるいはその基盤を構成するインフラ群の出発点を扱っています。ですが、むろん目的はそれに限定されない。多ジャンルの方々と広く議論できるよう仕掛けを施したつもりです。これからのクリエイティブな作業すべてに要求されるコアを詰め込みました。デザインなりアートなり建築なりビジネスなり、とりわけ場や空間の設計に携わる方々との対話を想定し書き進めました。ここゲンロンカフェが遠景で意識されていることに勘づく読者もいらっしゃるかもしれません。
今回、提案いただいた対談企画に便乗する形で、ゲンロンそのものを批評する機会にできればと思っています。この場所には80年以上におよぶ日本の批評の記憶が流れ込んでいる。ホストの東浩紀さんに戦略を開示していただきつつ、そのつど僕の方で言論の歴史の各トピックに接続していく、そんなスタイルをイメージしています。現在/歴史とメタ/ベタをぐるぐる往還しながら進む、幾重にも入り組んだ構造の議論となるはずです。おざなりな刊行記念イベントで済ます気はありません。多様な関心をもつ方々にお越しいただければ幸いです。
(大澤聡)
【2/2】夏野剛×東浩紀「男たちが語る『エンドゲーム』 ーー2010年代というゲームはエンドを迎えたのか?」(2019/10/31収録) @tnatsu @hazuma
【収録時のイベント概要】
2008年に爆誕し、史上最大のエンタメ産業へと成長したMCU。
しかし『エンドゲーム』の圧倒的成功ののち、スパイダーマンのMCU離脱が噂されるなどその未来は突然の混沌に包まれている。
思えば今年は2019年。MCUとともに歩んできた2010年代そのものがいまや終わりを迎えている。
というかそもそも、「男たちが語る『アナと雪の女王』」「男たちが語る『スター・ウォーズ エピソードⅦ』」「男たちが語るトニー・スターク」と続いてきたこの「男たちが語る」シリーズ、それ自体がジェンダーバランスが叫ばれるいまや終わりを迎えている。
そんなこんなでさまざまな意味で崖っぷちの中年男性2人が、これまた崖っぷちの2019年を語る崖っぷちの放談シリーズ。
いちおう映画の話ということになっているが、なんの話が飛び出すかわからない。
たぶん『エンドゲーム』の話は最初の30分しかしない。伝説の夏野剛×東浩紀タッグがゲンロンカフェに帰ってきた!
男たちが語る『エンドゲーム』 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20191031/
佐藤大×さやわか×東浩紀「サイバーパンク・リバイバルーー復活した没入(ジャック・イン)的想像力とその可能性」【さやわか式☆現代文化論 #30】
近年、サイバーパンクがふたたび隆盛を迎えている。ハリウッドでは『ゴースト・イン・ザ・シェル』に『ブレードランナー 2049』、ドラマの世界に目をうつせば『ウエストワールド』『カウボーイビバップ』のリメイクと、まさに「サイバーパンク・リバイバル」とも呼ぶべき状況を呈している。
このリバイバルはいったいなにを意味しているのか? 昨今のVRブームとはどのような関係にあるのか? そして現代の技術はサイバーパンクの夢を実現できるのか?
先日劇場版『交響詩篇 エウレカセブン』の製作を発表したばかり、アニメ版『カウボーイビバップ』『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の脚本家で無類のサイバーパンク狂いの佐藤大と、『ゲンロン0』でサイバーパンクを批評の題材にした東浩紀、あらゆるサブカルに精通する評論家さやわかの3人が、サイバーパンクの未来と可能性を語り尽くす!
■
サイバーパンクというと電脳世界、アジア的スラム、そして人間と機械をめぐる哲学的な考察……というイメージが強いわけですが、最近の「ゴースト・イン・ザ・シェル」「BLAME!」などの映画作品、さらには「デウスエクス」などのゲームなどを見るに、古く様式化したイメージを更新してきている気がします。さらには昨今のVRやAR、MRなど、技術の実際的な台頭と合わせて考えると、これはサイバーパンクというジャンル自体を捉え直す必要があるのではないかと思われます。今回のイベントでは、主要な作品を検討しながらその糸口がつかめるのではないかと期待しています! 皆さんぜひご参加を!(さやわか)
【イベントのページ】
http://genron-cafe.jp/event/20170804/
大井昌和×さやわか×東浩紀「全 世 界 最 速 シン・エヴァ・レビュー生放送! さようなら、ぼくたちのエヴァンゲリオン。」 (2021/3/8収録)@ooimasakazu @someru @hazuma #ゲンロン210308e
※ 本番組は、シラスで行われた延長放送を除く、本編のみのアーカイブ動画となります。予めご了承ください。
無料ダイジェスト動画はこちら!
https://youtu.be/cvBz_DEh3Ng
【収録時のイベント概要】
(注※ この番組はネタバレ全開でお送りします)
全 世 界 最 速 シン・エヴァ・レビュー生放送!
さようなら、ぼくたちのエヴァンゲリオン。
全 世 界 最 速 シン・エヴァ・レビュー生放送! さようなら、ぼくたちのエヴァンゲリオン。 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20210308e/
高山明×東浩紀「観光と演劇は社会を変えるか――Port B観光リサーチセンターと福島第一原発観光地化計画の未来」【2014/2/26収録】 @akirat16 @hazuma
高山明が主催するPortBは、劇場にまったくとらわれない、新しい形の演劇を提起している劇団だ。2006年ごろから都市をインスタレーション化する「ツアー・パフォーマンス」を開催。フィールドワークによる綿密なリサーチをもとに、ツアーコースを設定。土地や場所が持つストーリーと作品のテーマを絡めた見学スポットを設定し、観客に現場に赴かせ、その場に立ち会わせる。ツアーの形式は寺山修司の市街劇を思い起こさせるが、観客はスキャンダラスな状況に巻き込まれるのではなく、都市の内側にあるものを発見する。フェスティバルトーキョー2013で上演された新作『東京ヘテロトピア』も東京の中のアジアを巡るツアー・パフォーマンスだった。今後はリサーチを進め、スポットの数を圧倒的に増やして、東京の中の世界を発見する観光客向けアプリとして、2020年の東京オリンピックまでに完成させたいと言う。震災後は『国民投票プロジェクト』(2011)、『光のない2』(2012)など、原子力の問題を直接扱った作品を上演している。前者は福島と東京の中学生たちに一定の形式のビデオアンケートをとり、それをキャラバンカーの中で上映。キャラバンカーは東京と福島の各地を巡回する。さらに、観客のアンケートと複数のシンポジウムにより、民意の収集と、合意形成のプロセスが提示/上演された。このプロジェクトのきっかけとなったのが、高山のオーストリア、ツヴェンテンドルフ原発訪問であるという。ツヴェンテンドルフ原発は1987年、チェルノブイリ原発事故の翌年に国民投票で一度も稼働されないまま廃炉が決定された原発だ。現在は、原発技師の廃炉研修に用いられ、また「世界一安全な原発」として観光地化されている。高山は2013年、この原発への観光ツアーも企画・開催している。観光やツアーを、演劇による社会へのコミットメントのプラットフォームに取り入れようという高山明のPortBの活動は、福島第一原発観光地化計画を推進する東浩紀のゲンロンの活動と極めて近い。そもそも高山は大学時代哲学を専攻、東は学生演劇をやっていた。原発の観光地化という問題提起は、演劇、思想、そしてアートや文化の力でどのように展開できるのか。演出家高山明と思想家東浩紀、同世代の二人の、初の対談が実現する。
(2/3)鈴木忠志×東浩紀 司会=上田洋子 「テロの時代の芸術——批判的知性の復活をめぐって」@SCOT_Toga @hazuma @yuvmsk【2015/5/23収録】
昨年、鈴木忠志の代表作『トロイアの女』が再演された。初演は1974年。ギリシア悲劇を同時代の日本に置き換えた斬新な演出が話題となった作品。1989年以降、長いあいだ上演されていなかった。
『トロイアの女』は暴力の物語だ。ギリシアとの戦争に負けたトロイアでは、男たちは皆殺しにされ、生き残った女たちは強姦され、奴隷として戦勝国に連れて行かれる。暴力とはなにか、人間とはなにか、問い直すことを現代の観客に強いる、演劇の強度がそこにはある。なぜいま『トロイアの女』を再演するのか。鈴木はアフタートークで、テロの時代に対応するためだと述べた。その言葉を聞いた東浩紀からの提案で、今回の対談は実現した。
鈴木忠志は、早稲田大学在学中に学生劇団を立ち上げ、早稲田小劇場を開設した伝説の演劇人。1976年に東京を離れて富山県利賀村に本拠地を移し、劇団名もSCOT(Suzuki Company of Toga)と改称。磯崎新とともに合掌造りの古民家を劇場に作り変え、世界演劇祭を開催し、過疎の村を世界の演劇人が集まる演劇の聖地に変えてみせた。いまのアートフェスティバルの先駆であり、都市を舞台とする盟友寺山修司とはまったく異なる戦略である。1997年からは劇団と劇場が一体となった公立劇場静岡県舞台芸術センター(SPAC)を成立させ、初代芸術総監督として、文化行政に新しい道を示した。ゲンロンカフェの客層には、『批評空間』のアドバイザリーボードに名を連ねた唯一の演劇人として知られているかもしれない。
古代ギリシアの時代から、歴史の物語化や国家意識の形成の中心としてあった演劇。いま、演劇、そして演劇人はなにをすべきか。テロリストの惨殺映像が世界中を瞬時に駆け巡る時代に、そもそも「劇的なもの」とはなにか。そして現代社会において芸術はどのような役割を担い得るのか。 世界演劇をリードする鈴木忠志を迎えて、東浩紀が尋ねる異色の対談。
戦術のパラダイムシフトとペップコードの謎——オフサイドの意味すらわからない超初心者・東浩紀が、それでもハリル解任を許さない速水健朗と元サッカー部のさやわかに聞く2018ロシアW杯の魅力と行方
【収録時のイベント概要】
緊急開催決定!!!!
7月3日未明、突然サッカー観戦に目覚めた東浩紀が、
急遽2018ロシアW杯決勝戦直前に、サッカーとその周辺をアツく語るイベントをここに開催する。
ルールすら怪しい超初心者が、サッカーのなにがすごいのかを、速水健朗氏とさやわか氏に、懇切丁寧、とにきスパルタ式で(?!)教えてもらいます。
四十年に一度というサッカー戦術の大変革とは?!
いまや国際的大イベントとなったサッカーを、いま語る意義とは?!
というかオフサイドとは?!?!
神感しかないこのイベント、サッカーファンも初心者も、7/15(日)の夜はゲンロンカフェに集まれ!
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20180715/
辻田真佐憲「プロパガンダとしての観光——帝国日本の『聖地巡礼』から中国レッドツーリズムまで」【愛国コンテンツの未来学 #5】【2016/4/15収録】 @reichsneet
観光はプロパガンダにとって最良の手段である。ナチス・ドイツは、歓喜力行団を設立して「ひとつの民族」に観光の楽しみを与え、ヒトラーの生家を「聖地化」した。帝国日本は、紀元2600年に建国神話の「聖地巡礼」事業を行い、大東亜共栄圏の「観光地化」を構想した。プロパガンダは民衆に浸透させなければ用をなさない。民衆に浸透させるためには楽しさが必要だ。それゆえ、楽しく新鮮で、五感を通じてひとびとに訴えかける観光は、プロパガンダの手段として昔からたいへん重視されてきた。近年も、中国が「紅色旅游」(レッドツーリズム)の名のもと中国共産党の宣伝を行い、金正恩体制の北朝鮮がスキー場や飛行場を整備して観光立国をめざしている。観光は、現在のプロパガンダを知る最良の手段でもある。そこで、シリーズ5回めの今回は、「プロパガンダとしての観光」に焦点をあてる。登壇者は、2013年に北朝鮮、2014年にヒトラーの生家、2015年に中国のレッドツーリズムなど、プロパガンダ観光の今昔の地を歩いてきた。その内容(特に最新の中国レッドツーリズム)を詳しく取り上げることを通じて、プロパガンダ観光の歴史と未来を考える。(1)かつてナチスの「聖地」だったヒトラーの生家
(4/5)さやわか×今井哲也×ふみふみこ【さやわか式☆現代文化論 #20】「描きたい人のための漫画術」【2015/8/28収録】@someru @imaitetsuya @fumifumiko23235
「漫画家は何を考えて絵を描いているのか?」「どうしてこの漫画は面白いのだろう?」その答えを、漫画家自身が話す機会。二人の漫画家がお互いの作品を持ち寄り、絵がまさに描かれていくその時に何を考えていたのか、どんな創意工夫がそこに込められているのかを解説していきます。
漫画はコマで区切られた中に絵が描かれることで物語が作られる独特な表現形式。その「面白さ」を作者がどのように作り出しているのか、じっくり作品を見ながら解説します。漫画読者はもちろん、漫画を自分で描いてみたいという人が実作での具体的なテクニックとして学べること間違いなし!
語り手はまず『アリスと蔵六』『ぼくらのよあけ』など舞台、物語、人物のすべてに唯一無二の緻密さと繊細さを生み出す今井哲也。そして『ぼくらのへんたい』『めめんと森』など柔らかい描線と大胆かつ鋭い感性で知られるふみふみこ。商業作品として漫画を発表し続ける一方で、独自のセンスで知られる二人。自作について、あるいは互いの作品について指摘しながら、その創作術を紐解いていってもらおう!(さやわか)
1/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1451614165
2/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1451615177
3/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1451615200
4/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1451614795
5/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1451614907
セカイ系は2010年代も生き残るか | ゲンロンカフェ
http://genron-cafe.jp/event/20140510/
(3/3)法月綸太郎×東浩紀「ふたたび謎解きの世界――名探偵と愛のゆくえ」【2014/3/14配信】 @hazuma
『ノックス・マシン』で2014年度の『このミス』1位を獲得。
理論・実作の両面で新本格ミステリの中核を担ってきた法月綸太郎が、ゲンロンカフェに初登場!!!
雑誌『現代思想』への寄稿など、評論家としての側面を持ち、とくに名探偵の存在意義について問う「後期クイーン問題」を主題としてきた法月。
この呪縛は作品の中にも色濃く投影され、「名探偵・法月綸太郎」を悩ませてきた。
東は、後期クイーン問題に対する回答は、すでに法月の作品中に提示されている、という(『セカイからもっと近くに』)。
そしてその鍵は「恋愛」にあるのだ、と東は指摘する。名探偵はガールフレンドと出会い、惹かれていくことで、呪縛から逃れることができた。
小説は、ひとがひとを愛するがゆえに存在するのだ――と。
東の指摘に対し、法月はどう答えるのか。
ポストモダンの社会において、ミステリは、そして小説はなぜ書かれ、読まれるのか。
『不過視なものの世界』に収録された対談「謎解きの世界」から14年。
評論と小説を往還する2人による、縦横無尽の対話を見逃すな!
(1/4)亀山郁夫×東浩紀 司会=上田洋子「『悪霊』が世界を徘徊している——ドストエフスキーで読む現代」【2015/7/17収録】 @hazuma @yuvmsk
昨年12月に開催された亀山郁夫と東浩紀の対談「『カラマーゾフの兄弟』からチェルノブイリへ」では、ドストエフスキーの作品を通して、文学の力・危険性・魅力が熱く語られた。
今回のテーマは、亀山がもっとも力を入れて研究している『悪霊』。亀山による新訳(光文社)には、主人公スタヴローギンの「告白」が3つの版にわたって掲載されている。倫理が欠如した主人公、スタヴローギンによる神への挑戦の物語は、作家の生前には出版することができなかった。この箇所の全文はロシアでは死後40年を経て1920年代に出版されるも、30年代には『悪霊』それ自体が禁書となる。『悪霊』がふたたび書籍化されるには1956年から58年に刊行された10巻本を、スタヴローギンの告白の章「チーホンのもとで」が活字化されるには1972年から74年の全集を待たなければならない。そもそも『悪霊』は、1861年の農奴解放後のロシアで革命を準備した地下活動家たちの物語だ。この時代のロシア帝国は「大改革」の時代と呼ばれ、地方自治制度の改正、司法制度の近代化、教育改革が実施されている。大きく見ると、時代はよくなっていたはずだ。
いっぽうこの小説で描かれるのは、当時の急速な近代化・自由化のなかで、神・理想・規範を失った人々の姿である。入念に形作られた登場人物は強烈な印象を与えるが、その多くが最後には死んでしまう。ドストエフスキーのなかでも、もっとも死者の多い作品かもしれない。
なぜ『悪霊』は禁書になっていたのか。「告白」の危険性はどこにあるのか。そもそもドストエフスキーが描いた、神や理想、規範が失われた世界は、そのまま現代につながるのではないか。
ゲーテやルソーの影響も強いと言われるこの小説を、亀山郁夫が東浩紀とともに徹底検証。司会はゲンロンのロシア文学者上田洋子。
坂上秋成×東浩紀「ゼロ年代とはなんだったのか#2――伝説の「ゼロアカ道場」をサバイブした坂上秋成が師・東浩紀と語る「本当の」あの時代」【2013/10/23収録】 @ssakagami @hazuma
2008年から2009年にかけて開かれた、伝説の批評家養成講座「ゼロアカ道場」。東浩紀道場主のもとに集った批評家志望者たちがデビューの権利を賭け、血で血を洗う争いを繰り広げた。その激戦をくぐり抜け、最終関門まで到達した坂上秋成は、今年小説『惜日のアリス』(河出書房新社)で作家デビューを果たした。その坂上が2013年11月より、ゲンロンカフェ新店長に就任決定!!!震災後、一時は絶縁関係にあったふたりが、まさかの強力タッグを結成。一度は息絶えたかに見えたゼロ年代の息吹が、ゲンロンカフェで甦る!!!俺たちの戦いはここから始まる……のか!!?事件勃発間違いなし!この歴史的瞬間を見逃すな!
(3/3)【大森望のSF喫茶 #16】大森望×沼野充義「スタニスワフ・レムの実験室──『短篇ベスト10』+ハヤカワ文庫版『ソラリス』刊行記念」【2015/6/23収録】 @nzm
今年、4月に『ソラリス』ハヤカワ文庫版、5月に未邦訳の短篇を集めた『短篇ベスト10』(国書刊行会)が刊行されたスタニスワフ・レム。
『泰平ヨンの未来学会議』を原作とする映画『コングレス未来学会議』も6月に日本公開されるなど注目を集める20世紀SFの巨匠、その作品の魅力、受容史、人物像について、『ソラリス』新訳版など多くのレム作品を手がける沼野充義さんをお招きし、お話しいただきます。
五野井郁夫×東浩紀「デモの現在と未来――それでも社会は変わるのか」【2014/9/5収録】 @gonoi @hazuma
3.11から3年半。反原発を訴える「金曜官邸前抗議」を中心に、日本では数十年ぶりに大規模なデモが行われた。現在も、集団的自衛権の行使容認や原発再稼働に反対する抗議運動が連日行われている。しかし、それらデモはどれほどの影響力をもっていただろうか。実際に解釈改憲は閣議決定され、川内原発の再稼働も準備が進んでいる。従来「日本には民主主義は無理」と指摘されてきた。サウンドデモや平和的なパレードなど、祝祭的なイメージのデモは、日本でも可能な「新しいデモ」のかたちとして注目された。でもそれは本当だったのか。世界に目を転じても、アラブの春やオキュパイ・ウォールストリートといった運動もなりを潜め、ロシアとウクライナの紛争、イラク北部のISIS、イスラエルとパレスチナ(ハマス)の紛争など、20世紀に戻ったかのような事件が相次いでいる。21世紀型のデモは、結局は一過性のムーブメントだったのだろうか?話題の著書『「デモ」とは何か』でデモの可能性を説き、自身も多くのデモを参与観察している五野井郁夫と、その意義を認める一方で、デモの有効性に疑問を提起し続けている東浩紀。その二人がゲンロンカフェで徹底討論!台湾学生による立法院占拠、香港デモ、ロンドンやパリのガザ空爆に反対するデモなど新たな世界の動きを踏まえつつ語る、デモの現在と未来、その可能性と限界の一夜。
伊藤剛×三輪健太朗「『マンガの技術』の読み解き方——〈『描く!』マンガ展〉記念トークイベント」【2016/9/6収録】 @GoITO @miwaken1986
7月23日より川崎市市民ミュージアムでの巡回展が始まる〈『描く!』マンガ展 ~名作を生む画技に迫る―描線・コマ・キャラ~〉(~9月25日)。この展覧会は、たんにマンガやマンガ家を紹介するのではなく、マンガを描くという行為自体に注目し、作家たちの描線や構図、コマ割りなどを、具体的な作品をもとに紹介していくという野心的なもので、大分県立美術館、北九州市漫画ミュージアム、高崎市美術館、豊橋市美術博物館でも人気を博してきました。ゲンロンカフェでは、会場である川崎市市民ミュージアム協力のもと、〈『描く!』マンガ展〉監修の伊藤剛さん、監修アシスタントの三輪健太朗さんを招き、記念トークイベントを開催します。そもそも『描く』という営為を可能にしてきたものは何か? マンガという表現について、マンガ批評を第一線で牽引してきた伊藤さん、次代を担う若手マンガ研究者の三輪さんとともに読み解きます。川崎市市民ミュージアム〈『描く!』マンガ展 ~名作を生む画技に迫る―描線・コマ・キャラ~〉http://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/drawing-manga/
木ノ下裕一×東浩紀「小松左京が復活する?! ーーSFアマチュア読者2人がそれぞれの仕事と絡めて考える偉人の現代的可能性」 @KINOSHITAyuichi @hazuma
「木ノ下歌舞伎」を主宰する木ノ下裕一は、歌舞伎の台本の緻密な読解により、現代演劇として歌舞伎を上演する演劇人である。『ゲンロン5』での「幽霊としての歌舞伎」論が記憶に新しい木ノ下だが、じつは小松左京のファンだ。小松左京には歴史や時代、また芸能がテーマとなっている作品も多い。木ノ下は小松を、伝統文化や古典芸能の観点から読み、また、大阪を論じた作品にも可能性を感じているという。小松左京の七回忌に(命日は7月26日)、偉大な先人を偲び、「ちょっと偏った小松ファン」を自称する木ノ下と、「小松左京セレクション」編者の東浩紀が、小松左京の現代的可能性を語り合う。ふたりのSFアマチュア読者が小松左京を読む異色のイベント!
【イベントのページ】
http://genron-cafe.jp/event/20170728/
速水健朗×東浩紀「新・東京から考える」【2016/7/8収録】 @gotanda6 @hazuma
『東京β』(筑摩書房)、『東京どこに住む?』(朝日新書)と東京本を立て続けに2冊出した速水健朗と、『東京から考える』(北田暁大氏との共著、NHK出版)の東浩紀が、新しい東京論を展開! ご期待ください!
(5/5)さやわか×今井哲也×ふみふみこ【さやわか式☆現代文化論 #20】「描きたい人のための漫画術」【2015/8/28収録】@someru @imaitetsuya @fumifumiko23235
「漫画家は何を考えて絵を描いているのか?」「どうしてこの漫画は面白いのだろう?」その答えを、漫画家自身が話す機会。二人の漫画家がお互いの作品を持ち寄り、絵がまさに描かれていくその時に何を考えていたのか、どんな創意工夫がそこに込められているのかを解説していきます。
漫画はコマで区切られた中に絵が描かれることで物語が作られる独特な表現形式。その「面白さ」を作者がどのように作り出しているのか、じっくり作品を見ながら解説します。漫画読者はもちろん、漫画を自分で描いてみたいという人が実作での具体的なテクニックとして学べること間違いなし!
語り手はまず『アリスと蔵六』『ぼくらのよあけ』など舞台、物語、人物のすべてに唯一無二の緻密さと繊細さを生み出す今井哲也。そして『ぼくらのへんたい』『めめんと森』など柔らかい描線と大胆かつ鋭い感性で知られるふみふみこ。商業作品として漫画を発表し続ける一方で、独自のセンスで知られる二人。自作について、あるいは互いの作品について指摘しながら、その創作術を紐解いていってもらおう!(さやわか)
1/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1451614165
2/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1451615177
3/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1451615200
4/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1451614795
5/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1451614907
セカイ系は2010年代も生き残るか | ゲンロンカフェ
http://genron-cafe.jp/event/20140510/
(3/3)鈴木忠志×東浩紀 司会=上田洋子 「テロの時代の芸術——批判的知性の復活をめぐって」@SCOT_Toga @hazuma @yuvmsk【2015/5/23収録】
昨年、鈴木忠志の代表作『トロイアの女』が再演された。初演は1974年。ギリシア悲劇を同時代の日本に置き換えた斬新な演出が話題となった作品。1989年以降、長いあいだ上演されていなかった。
『トロイアの女』は暴力の物語だ。ギリシアとの戦争に負けたトロイアでは、男たちは皆殺しにされ、生き残った女たちは強姦され、奴隷として戦勝国に連れて行かれる。暴力とはなにか、人間とはなにか、問い直すことを現代の観客に強いる、演劇の強度がそこにはある。なぜいま『トロイアの女』を再演するのか。鈴木はアフタートークで、テロの時代に対応するためだと述べた。その言葉を聞いた東浩紀からの提案で、今回の対談は実現した。
鈴木忠志は、早稲田大学在学中に学生劇団を立ち上げ、早稲田小劇場を開設した伝説の演劇人。1976年に東京を離れて富山県利賀村に本拠地を移し、劇団名もSCOT(Suzuki Company of Toga)と改称。磯崎新とともに合掌造りの古民家を劇場に作り変え、世界演劇祭を開催し、過疎の村を世界の演劇人が集まる演劇の聖地に変えてみせた。いまのアートフェスティバルの先駆であり、都市を舞台とする盟友寺山修司とはまったく異なる戦略である。1997年からは劇団と劇場が一体となった公立劇場静岡県舞台芸術センター(SPAC)を成立させ、初代芸術総監督として、文化行政に新しい道を示した。ゲンロンカフェの客層には、『批評空間』のアドバイザリーボードに名を連ねた唯一の演劇人として知られているかもしれない。
古代ギリシアの時代から、歴史の物語化や国家意識の形成の中心としてあった演劇。いま、演劇、そして演劇人はなにをすべきか。テロリストの惨殺映像が世界中を瞬時に駆け巡る時代に、そもそも「劇的なもの」とはなにか。そして現代社会において芸術はどのような役割を担い得るのか。 世界演劇をリードする鈴木忠志を迎えて、東浩紀が尋ねる異色の対談。
大山顕×本田晃子×上田洋子「ユートピアと日常の共産主義建築——地下鉄、団地、チェルノブイリ」【2017/2/15収録】 @sohsai @yuvmsk
待望の共産主義建築イベント第3弾は、2016年についにチェルノブイリに行き、すっかりノックアウトされた大山顕が登場。大山がチェルノブイリで撮影した写真群は、繊細で明るく、構造物への愛に溢れた注意深いまなざしに貫かれ、写真家にとっても被写体にとっても新境地を開いた。
ソ連建築研究者の本田晃子は、実は大山の大ファンで、ほとんどの著書を読んでいるという。共産主義時代、ユートピア建築はいかに作られ、人々の日常にいかに浸透していたのか。大山が見たチェルノブイリ、キエフの地下鉄や団地をめぐり、共産主義建築の専門家との新たな対話が開かれる。司会はゲンロンの上田洋子。
〈大山顕によるチェルノブイリレポート〉
チェルノブイリはふつうだった(http://portal.nifty.com/kiji/161118198099_1.htm)
原発事故で廃墟になった街に行った(http://portal.nifty.com/kiji/161202198206_1.htm)
高さ150mの恋文・チェルノブイリの秘密軍事基地(http://portal.nifty.com/kiji/161216198324_1.htm)
キエフのベランダはかわいい(http://portal.nifty.com/kiji/170120198599_1.htm)
世界一深い地下鉄はすごくすてきだった(http://portal.nifty.com/kiji/170210198763_1.htm)
【イベントのページ】
http://genron-cafe.jp/event/20170215/
(2/5)さやわか×今井哲也×ふみふみこ【さやわか式☆現代文化論 #20】「描きたい人のための漫画術」【2015/8/28収録】@someru @imaitetsuya @fumifumiko23235
「漫画家は何を考えて絵を描いているのか?」「どうしてこの漫画は面白いのだろう?」その答えを、漫画家自身が話す機会。二人の漫画家がお互いの作品を持ち寄り、絵がまさに描かれていくその時に何を考えていたのか、どんな創意工夫がそこに込められているのかを解説していきます。
漫画はコマで区切られた中に絵が描かれることで物語が作られる独特な表現形式。その「面白さ」を作者がどのように作り出しているのか、じっくり作品を見ながら解説します。漫画読者はもちろん、漫画を自分で描いてみたいという人が実作での具体的なテクニックとして学べること間違いなし!
語り手はまず『アリスと蔵六』『ぼくらのよあけ』など舞台、物語、人物のすべてに唯一無二の緻密さと繊細さを生み出す今井哲也。そして『ぼくらのへんたい』『めめんと森』など柔らかい描線と大胆かつ鋭い感性で知られるふみふみこ。商業作品として漫画を発表し続ける一方で、独自のセンスで知られる二人。自作について、あるいは互いの作品について指摘しながら、その創作術を紐解いていってもらおう!(さやわか)
1/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1451614165
2/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1451615177
3/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1451615200
4/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1451614795
5/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1451614907
セカイ系は2010年代も生き残るか | ゲンロンカフェ
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〈5/7〉さやわか×斎藤環×東浩紀「オタクの時代は終わった——『おたく神経サナトリウム』&『キャラの思考法』刊行記念鼎談」【2016/1/27収録】 @pentaxxx @hazuma @someru
斎藤環が2001年より『ゲームラボ』誌で執筆した「おたく神経サナトリウム」(amzn.to/23v6VSq )が一冊にまとめられた。これは実に14年間にわたって漫画、アニメ、ゲームなど「オタク」界隈を定点観測し続けた驚異的な連載だ。しかし時は過ぎ、今や「萌え」という言葉の意味も変わったし、オタク文化の勢いもかつてとは様変わりしている。オタクとは、萌えとは何だったのか、そして日本のキャラ文化はどうなったのか? 斎藤の連載開始と同じ2001年に『動物化するポストモダン』(amzn.to/1PyRrme )で日本のオタク文化を読み解いた東浩紀、そして新著『キャラの思考法』(amzn.to/1lUYcqP )でキャラ文化の変容を説くさやわか、『ゲームラボ』誌での連載経験を持つ三者が今ここに総括する!オタクの時代は終わった | ゲンロンカフェhttp://genron-cafe.jp/event/20160127/
(3/5)さやわか×今井哲也×ふみふみこ【さやわか式☆現代文化論 #20】「描きたい人のための漫画術」【2015/8/28収録】@someru @imaitetsuya @fumifumiko23235
「漫画家は何を考えて絵を描いているのか?」「どうしてこの漫画は面白いのだろう?」その答えを、漫画家自身が話す機会。二人の漫画家がお互いの作品を持ち寄り、絵がまさに描かれていくその時に何を考えていたのか、どんな創意工夫がそこに込められているのかを解説していきます。
漫画はコマで区切られた中に絵が描かれることで物語が作られる独特な表現形式。その「面白さ」を作者がどのように作り出しているのか、じっくり作品を見ながら解説します。漫画読者はもちろん、漫画を自分で描いてみたいという人が実作での具体的なテクニックとして学べること間違いなし!
語り手はまず『アリスと蔵六』『ぼくらのよあけ』など舞台、物語、人物のすべてに唯一無二の緻密さと繊細さを生み出す今井哲也。そして『ぼくらのへんたい』『めめんと森』など柔らかい描線と大胆かつ鋭い感性で知られるふみふみこ。商業作品として漫画を発表し続ける一方で、独自のセンスで知られる二人。自作について、あるいは互いの作品について指摘しながら、その創作術を紐解いていってもらおう!(さやわか)
1/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1451614165
2/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1451615177
3/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1451615200
4/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1451614795
5/5 http://www.nicovideo.jp/watch/1451614907
セカイ系は2010年代も生き残るか | ゲンロンカフェ
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(2/3)法月綸太郎×東浩紀「ふたたび謎解きの世界――名探偵と愛のゆくえ」【2014/3/14配信】 @hazuma
『ノックス・マシン』で2014年度の『このミス』1位を獲得。
理論・実作の両面で新本格ミステリの中核を担ってきた法月綸太郎が、ゲンロンカフェに初登場!!!
雑誌『現代思想』への寄稿など、評論家としての側面を持ち、とくに名探偵の存在意義について問う「後期クイーン問題」を主題としてきた法月。
この呪縛は作品の中にも色濃く投影され、「名探偵・法月綸太郎」を悩ませてきた。
東は、後期クイーン問題に対する回答は、すでに法月の作品中に提示されている、という(『セカイからもっと近くに』)。
そしてその鍵は「恋愛」にあるのだ、と東は指摘する。名探偵はガールフレンドと出会い、惹かれていくことで、呪縛から逃れることができた。
小説は、ひとがひとを愛するがゆえに存在するのだ――と。
東の指摘に対し、法月はどう答えるのか。
ポストモダンの社会において、ミステリは、そして小説はなぜ書かれ、読まれるのか。
『不過視なものの世界』に収録された対談「謎解きの世界」から14年。
評論と小説を往還する2人による、縦横無尽の対話を見逃すな!
(1/3)法月綸太郎×東浩紀「ふたたび謎解きの世界――名探偵と愛のゆくえ」【2014/3/14配信】 @hazuma
『ノックス・マシン』で2014年度の『このミス』1位を獲得。
理論・実作の両面で新本格ミステリの中核を担ってきた法月綸太郎が、ゲンロンカフェに初登場!!!
雑誌『現代思想』への寄稿など、評論家としての側面を持ち、とくに名探偵の存在意義について問う「後期クイーン問題」を主題としてきた法月。
この呪縛は作品の中にも色濃く投影され、「名探偵・法月綸太郎」を悩ませてきた。
東は、後期クイーン問題に対する回答は、すでに法月の作品中に提示されている、という(『セカイからもっと近くに』)。
そしてその鍵は「恋愛」にあるのだ、と東は指摘する。名探偵はガールフレンドと出会い、惹かれていくことで、呪縛から逃れることができた。
小説は、ひとがひとを愛するがゆえに存在するのだ――と。
東の指摘に対し、法月はどう答えるのか。
ポストモダンの社会において、ミステリは、そして小説はなぜ書かれ、読まれるのか。
『不過視なものの世界』に収録された対談「謎解きの世界」から14年。
評論と小説を往還する2人による、縦横無尽の対話を見逃すな!
辻田真佐憲×弓指寛治×東浩紀「幻影としての満洲を描く――『マジック・マンチュリア(導入)』展開催記念」(2021/1/8収録) @reichsneet @KanjiYumisashi #ゲンロン210108
無料ダイジェスト動画はこちら!
https://youtu.be/B_yBobzRgPg
【収録時のイベント概要】
画家の⼸指寛治さんによる約2年ぶりの個展「マジック・マンチュリア(導⼊)」が、1⽉5⽇〜31⽇の期間、銀座 蔦屋書店アートウォール・ギャラリーにて開催されます。
弓指さんは、実母の交通事故と自死をきっかけに、「⾃死」や「慰霊」をテーマに創作を続ける画家として知られています。1980年代のアイドル・岡田有希子の自死を主題とした《Oの慰霊》(第21回岡本太郎現代芸術賞・敏⼦賞を受賞)や、2011年に6人の児童が犠牲になった交通事故を扱った《輝けるこども》(あいちトリエンナーレ2019出展)など、丹念なリサーチと繊細でありながら意欲的に取り組む表現は、発表のたびに話題を呼んでいます。最近では、VOCA展2021に出品した《鍬の戦士と鉄の巨人》でVOCA佳作賞を受賞しました。
「マジック・マンチュリア(導⼊)」(漢字で「奇術・満洲国」)と題された今回の個展は、満洲開拓民として渡満していた祖父の死をきっかけに構想され、2021年から開始される弓指さんの新たなプロジェクトのプロローグとして位置づけられています。弓指さんのシラスの個人チャンネル「Sur-Vive!」では、同プロジェクトに向けた取材の様子や制作過程の配信も行っています。
この度、ゲンロンカフェから配信するトークイベントでは、近現代史研究者の辻田真佐憲さん、批評家・作家の東浩紀ともに、弓指さんが取り組むあらたなプロジェクトの展望について語りあいます。
辻田さんは、1月に刊行する『新プロパガンダ論』(社会学者の西田亮介さんとの共著)など、政治とメディア、戦争と文化芸術との関わりを主な対象とする研究者です。満州については『満洲帝国ビジュアル大全』の監修を務め、シラスの個人チャンネル「国威発揚ウォッチ」では、本イベントに向け取材した満蒙開拓平和記念館についても紹介をしています。
東もまた『ゲンロン10』の巻頭論文「悪の愚かさについて、あるいは収容所と団地の問題」のなかで、旧満州のハルビンにある731部隊の跡地に訪問し、加害と被害、記憶の継承について思索を展開しました。
いま「満州」に向き合うのはなぜなのか? 「幻影」としての満州はどのように描かれるのか? どうぞお見逃しなく!
弓指寛治 個展「マジック・マンチュリア(導入)」
― 銀座 蔦屋書店ART PARTY 2021.01
会期:2021年1月5日(火)- 1月31日(日) ※1月5日(火)のみ13時~。
※営業時間は店舗ウェブサイトをご確認ください。
※会期は変更になる場合もございます。
会場:銀座 蔦屋書店アートウォール・ギャラリー
東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 6F
入場:無料
主催:銀座 蔦屋書店
電話:03-3575-7755
特設ページURL:
https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/17636-1752311210.html
幻影としての満洲を描く – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20210108/
鴻野わか菜×本田晃子×上田洋子【ゲンロン10刊行記念】「ユートピアを記録/記憶するーーコンセプチュアリズムとペーパーアーキテクチャから見るロシア芸術」(2019/10/25収録) @WakanaKONO @yuvmsk
【収録時のイベント概要】
建築史家の本田晃子氏とゲンロンの上田洋子による共産主義建築シリーズ第6弾。
今回はロシアの美術・文学を専門とし、南極ビエンナーレの参加者でもある鴻野わか菜氏をゲストに、現代美術、建築、そして詩における記憶と記録の問題を議論する。
1970年代初頭に起こったモスクワ・コンセプチュアリズムと呼ばれる美術の潮流がある。
その代表的な美術家のひとり、イリヤ・カバコフは越後妻有の風景にテクストを重ねた作品「棚田」で日本でもよく知られている。
カバコフをはじめ、モスクワ・コンセプチュアリズムの作品にはどこかの出来事やだれかの人生をあたかも存在したかのように捏造し、それを記録するものが多く見られる。
他方、ペーパー・アーキテクチャは1980年代、つまりカバコフらの後続世代の運動だ。
ソ連体制下、ほとんど自分のプランを具現化できない建築家たちは、状況を逆手にとってそもそも実現できない建築を考案し、記録して、紙の上だけで存在する建築物を生み出した。
しかも、彼らはそれらの作品を匿名で国外のコンペに出品し、高い評価を受けていた。
たとえばアレクサンドル・ブロツキーとイリヤ・ウトキンは1982年のセントラル硝子国際コンペで最優秀賞を受賞、その後も何度か入賞を果たしている。
また、新建築住宅設計競技のウィキペディアを見ると80年代に「設計者不明」という記載があるのがわかるがその文字列のうちのいくつかの裏には、匿名のソ連の建築家たちがいる。
ソ連・ロシアの芸術は、なぜ存在しない/しえないものをあたかも存在するかのように描き出すのか。
そして、それらの作品が不自由なソ連時代をかいくぐって生き残り、いまも力を持つのは何故なのか。
『ゲンロンβ』における連載「亡霊建築論」が人気の本田氏と、現在市原湖畔美術館で開催中の「夢みる力―—未来への飛翔 ロシア現代アートの世界」展のキュレーターでもある鴻野氏。
ソ連・ロシアの建築/現代美術研究のいまを担う二人がロシア宇宙主義からアレクサンドル・ブロツキーのアンビルト建築まで、ロシア芸術のユートピアを語り尽くす。
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20191025/
佐々木敦×吉田雅史×東浩紀 「批評再生塾はぶっちゃけ成功だったのか、第2期はなにが変わるのか?」【2016/4/27収録】 @sasakiatsushi @nejel_mongrel @hazuma
3/17、〈ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾〉の第1期が全課程を終了した。豪華な講師陣を迎え華々しくスタートを切った一方で、厳しい課題と短い〆切を前に脱落者も続出。最終講評会までたどり着いたのは、全41名のうち15名だった。1年間の通算得点上位3名と、今回のテクストで選ばれた3名、計6名の評価をめぐり、講評会は白熱した。結果、当初予定していた最優秀賞(初代総代)に加え、総代同様『小説トリッパー』2016年夏号への掲載権を得る「次点」、次期批評再生塾へのオブザーバー権が与えられる「優秀賞」の新設が決定。それぞれ、吉田雅史、上北千明、横山宏介が選出された。一見成功したように見える批評再生塾第1期。しかし、本当にこれでよかったのか!主任講師佐々木敦、ゲンロン代表東浩紀が、怒涛の第1期を総括し、すでに募集中の第2期に向けて展望を語る。初代総代に選ばれたばかりの吉田雅史も登場!卒業生も受講希望者もウォッチャーもそうでないひとも必見!!
(1/3)【さやわか式☆現代文化論 #18】さやわか「京都アニメーションの目」【2015/5/21収録】@someru
ゲンロンカフェ最長の人気シリーズ「さやわか式☆現代文化論」、
今回はのテーマは「京都アニメーション」。
『ハルヒ』、『けいおん!』から『響け! ユーフォニアム』まで、
京アニ作品をその表現手法から読み解きます。