タグ モンゴルのクラシック が登録されている動画 : 6 件中 1 - 6 件目
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【モンゴルの】Ts.ナツァグドルジ作曲《都の祭》【クラシック】
モンゴル国の作曲家ツォグゾリーン・ナツァグドルジ(1951-2010)作曲の『ウルガの祭』(1994)です。ウルガとは現在のウランバートルの20世紀初頭までの呼び名です。作曲者は穏健的ながらロマンティックな作風で数々の交響的作品、協奏的作品を書いてきたモンゴルのシンフォニストと言える人物です。写真は20世紀初頭のウランバートルの寺院や祭、仏教儀礼「ツァム」の様子です。N.ブテンバヤル指揮モンゴル国立フィルハーモニー交響楽団
【モンゴルの】ソロンゾンボルド《聖主チンギスの霊幟》【クラシック】
スレンギーン・ソロンゾンボルド(Сүрэнгийн Соронзонболд、1958- )はモンゴル国の作曲家で、作品はモンゴル国内のみならず、中国、モナコ、ドイツ、オランダなど海外でも演奏され、ガウデアムス国際音楽週間で入賞するなど高い評価を得ています。音楽学者としても知られ、元朝の宮廷音楽や、モンゴル映画『ツォクト・タイジ』の劇伴音楽の研究書も著しています。この作品は混声合唱とヤトガ(箏)、打楽器などのために書かれ、随所にオルティン・ドー(モンゴル民謡の一大形式)を模した書法が聴かれます。演奏はモンゴル国立歌劇場合唱団です。
【モンゴルの】G.ジャミヤン作曲『馬頭琴のための小品』【クラシック
モンゴル国の馬頭琴奏者で作曲もしたゴムボドルジーン・ジャミヤン(1919-2008)作曲の《馬頭琴とピアノのための小品》です。下級貴族の父親のもとに生まれましたが、芸能者学校で馬頭琴を習い、モスクワから派遣されたロシア人教師の下で音楽理論を学び、チェロも習ったジャミヤンはモンゴル国を代表する馬頭琴奏者として、チェロをモデルに馬頭琴奏法の改革を行い、沢山の弟子を育てました。今でも彼の奏法はモンゴル国の馬頭琴奏法のスタンダードになっています。そのような経験から生まれたのがこの曲です。ちなみに映像は1951年当時のモンゴル国です。馬頭琴:Ts.バトチョローン、ピアノ:T.ツォルモン 他のモンゴルのクラシック作品→mylist/10490645
【モンゴルの】D.ジグジッドスレン『生まれ故郷の情景』【クラシック】
D.ジグジッドスレン(1943- )作曲の、フルートとオーケストラのための《生まれ故郷の情景》です。社会主義時代に好んで作られたポピュラーな小品といった趣ですが、現在でもさまざまな楽器、特に民族楽器の独奏と合奏団のために編曲され、比較的よく演奏されています。なお作曲者のジグジッドスレンはモンゴル国立フィルハーモニー交響楽団の指揮者として活躍しました。演奏はD.バトチョローン(フルート独奏)、作曲者指揮モンゴル国立フィルハーモニー交響楽団です。ちなみに映像はモンゴル国の首都ウランバートルとその周辺の1968年の風景です。
【モンゴルの】Ts.ナムスライジャブ作曲『祝典序曲』【クラシック】
モンゴル国の作曲家・指揮者Ts.ナムスライジャブ(1927-1987)の作品です。ナムスライジャブは指揮者としてモンゴル国のオーケストラの発展に尽くしました。この作品は1971年作曲。革命50周年記念作品として委嘱され、現在でも盛んに演奏されるモンゴルのオーケストラの名刺的作品です。演奏はTs.ナムスライジャブ指揮モンゴル国立フィルハーモニー交響楽団。他のモンゴルのクラシック作品→mylist/10490645
【アジアの】辛沪光作曲交響詩《ガーダー・メイレン》【クラシック】
中華人民共和国の女性作曲家辛沪光(1933年上海生まれ)作曲の交響詩《ガーダー・メイレン(漢語:嘎达梅林)》(1956)です。ガーダー・メイレンは内モンゴルジェリム盟ホルチン左翼中旗出身のモンゴル人。彼は1929年に漢人の蒙地開墾に反対して武装蜂起しますが、中華民国軍によって鎮圧され、瀋陽の監獄に収監。一旦は妻のムータンらに救出されるものの、更なる追跡を受けて戦死してしまいました。この話は民話、民謡としてモンゴル人の間で伝承されており、内モンゴル歌舞団専属作曲家として派遣された際にこの話に接した作曲者が民謡の旋律を用いて交響詩にしました。作曲者は草原地帯の文化や風物に共感をもって接し、《蒙古源流》、《馬頭琴協奏曲》といった作品も書いています。指揮:韓中杰、演奏:中央楽団交響楽団