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上海と重慶、夜間経済で活発な発展を実現
中国では多くの大都市で夜間経済が活発な発展をみせている。上海と重慶でも、主要商業地区がビジネス成長を実現する原動力となっている。
20日上海では、今年で13年目を迎えるショッピングフェスティバルが開幕され、2000社以上から2万店を超える小売店が参加した。
ショッピングフェスティバルは五つの主要会場、南京路の歩行者天国、浦東新区フロレンティア・ヴィレッジヴィレのアウトレットモール、普陀区の環球港、虹口区の緑地北外灘、閔行区の虹橋輸入展示交易センターで、来月20日まで開催されている。
今年のフェスティバルは「夜間経済」と「初店舗経済」に重点を置いている。「初店舗経済」は、外国企業が中国で初めて出店する場所として上海を選び、上海で最新の商品を販売するということだ。
メイン会場では、上海の特色を持つ20の商業区が、代表的なナイトライフのランドマークとして正式に発表された。
老舗ブランドは、フェスティバル期間に素敵な手土産を売り出し、斬新なパッケージで若い世代の間で人気がさらに高まっている。歩行者天国ビジネスは、老舗ブランドを通じて新しい消費を後押ししている。
また、上海地下鉄は、住民や観光客が夜間に買い物をしやすいように運営時間を延長している。
南西部の重慶市で今、夜間最も賑やかな地域は洪崖洞だ。
洪崖洞は洞窟ではなく、長江と嘉陵江沿いの壁の上に建てられた「吊脚楼」という高床式の建築様式による建物群で、かつての古城の門の一部だった。
洪崖洞では、酸っぱくて辛い米粉や鍋など重慶ならではの食べ物が味わえる。
風光明媚なエリアにある店主は、1杯15元(約2.1ドル)の酸辛米粉を、毎日1000杯以上の販売しているという。
洪雅洞では土産を購入したり、四川省の伝統芸能「川劇」を鑑賞したり、音楽公演や河畔の都市夜景を楽しめることもでき、観光客が溢れる場所となっている。
第29回「青島国際ビール祭り」、7月26日~8月18日に開催
年に一度の「青島国際ビール祭り」が今年も賑わいをみせている。「青島ビール」の故郷、中国山東省青島市で7月26日から8月18日にかけて開催されているビール祭りは、今回で29回を迎えた。
国内外から1400種類以上のビールが登場し、毎日20を超えるパフォーマンスが披露されている。開催期間中にはライトショーやフロートパレードも行われ、青島市の観光スポットは毎日数多くの観光客を魅了している。
「1907音楽街」には5つの野外ステージが設けられ、毎週無料のミュージックショーが行われる特別なストリートになっている。音楽とビジネスを融合させ若者にビジネスチャンスももたらした。また、浮山湾の観光船に乗れば、爽快な海風とともに青島の街を舞台にしたライトショーやオリンピック・セーリングセンターの夜景を楽しむことができる。
ビール祭りは夜間の消費を刺激し、地元の「夜間経済」を支える重要な原動力にもなっている。夜9時から朝5時までの夜食宅配デリバリーの注文数は普段の70%と急増。更に、バーなどの産業にも好影響をもたらしている。
北京、夜間経済に取り組む
夜間経済という言葉は視野に入っている。北京もそのグレードアップに取り組んでいる。
五棵松文化スポーツセンターでは、バスケットボールの愛好者による試合やパフォーマンスが行われ、マニア達を魅了している。レストランやバー、書店、音楽の噴水が集まるこの商業施設が各年齢層に人気を博している。
夜の北京といえば、三里屯はもはやランドマークのような存在となっている。かつてのバーだけが集まるところから、エンターテインメントや芸術、文化の溢れるところへと変わっている。
この頃、三里屯で行われたデジタル芸術展示会では、参加者が光と影で作られた虚幻なショーを満喫した。
このほか、三里屯では24時間営業の書店も開設されている。
真夏に入り、中国の夜間経済が急速に発展
この真夏のなか、夜間経済は盛んな勢いで発展している。
アリババが24日に発表した「夜間経済報告」によると、飲食と通販などの夜間消費額は昼間の半分を超えている。現在、若い人たちは友達とのお食事会や夜食、デリバリー、ネットショッピングなどで暑い夏を過ごしている。
近年、旅行産業の繁栄で、夜間観光ルートも流行ってきた。17日から、山東省済南市は夜間運航クルーズコースを開通。四川省成都市では、「諸葛市場」も初めて夜間市場の形で行われ、在学生や創業チームなどのために60のフリーブースを設置。上海では、夜間動物園プロジェクトも最終の調整段階に入っており、まもなく一般公開となる。
北京の「夜京城」計画 ナイトタイムエコノミーを活性化、北京の深夜消費を「点灯」せよ
北京市は今後3年間で、ナイトタイムエコノミーの活性化を目指すとしている。12日には13の具体的な施策が発表された。2021年末までにインフラを改善し、より多くの支援サービスを提供し、北京では最初の夜間のランドマーク、商業地区および住宅地区を設立する予定だ。
北京市は、夜間経済における消費拡大に向けた対策を急いでいる。市内の複数個所に「深夜デパート」を整備することに加え、スーパー、コンビニ、観光スポット等の夜間の営業時間延長を奨励する方針を示した。さらに16地区で深夜まで楽しめる飲食街やナイトマーケットを開催するとしている。
また、京劇、漫才、映画、ミュージカル、美術館ツアー、読書など「夜の遊び」をテーマに多様な文化プログラムやエンタメ活動を提供し、深夜書店、ライブハウスなどを含めたナイトタイムエコノミーを盛り上げるプラン開発も行われている。
ナイトタイムエコノミーを促進するために、市内のランドマークや主要なショッピングモール、コミュニティ周辺の駐車場やタクシー乗り場を増やし、深夜バスや地下鉄サービスを充実させる予定だ。