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世界最高性能の電波望遠鏡を手に入れ宇宙新時代へ !(10)
私も建設に関わった世界最高性能のアルマ電波望遠鏡。南米チリ・アタカマ砂漠の5000ḿの高地に建設された国際プロジェクト。映像は私が撮影しました、お楽しみください!
史上最大のハリケーン大赤斑突入体感映像
大赤斑は木星の巨大な楕円形の嵐。半時計周りで風速は地球の嵐よりも強い。約350年以上前から存在と言われている。
1979年、探査機「ボイジャー」が木星をフライバイした時、大赤斑は地球の2倍であった。それ以降縮小、現在では地球直径の1.3倍程度。
超高性能宇宙望遠鏡を手に入れ宇宙新時代へ(3)
人類史上最高性能のジェームズウェブ宇宙望遠鏡、世界中の天文学者や世界中の人たちが、その観測に大きな期待をしています。
宇宙の絶景〜ハッブル宇宙望遠鏡でみる星の誕生〜
https://coefont.studio (音声)
画像引用元:NASA,ESA
動画引用元
https://pixabay.com/jp/videos/
OST引用元
https://dova-s.jp/bgm/play12061.html
ハッシュタグ
#宇宙 #絶景 #星の誕生 #ハッブル宇宙望遠鏡
#NASA #HubbleSpaceTelescope
2022年1月の星空情報・天文現象(しぶんぎ座流星群に注目!/木星、土星、水星、そして月/1月の月の暦)
2022年1月の星空情報です。
2022年の幕開けは、「しぶんぎ座流星群」に注目です。
今は存在しない星座の名前で呼ばれるこの流星群は、出現数の多い三大流星群の一つ。
流星の数が増えるのは4日の夜明け前。放射点が高い時間帯に極大となり、月明かりの影響も受けない好条件で観察できます。
日の入り後には、南西の空に傾いた木星、土星が輝いています。
西の空が開けた場所では、地平線に近い高度に現れる水星も探してみましょう。東方最大離角(注)となる7日頃が、見つけるチャンスです。
細い月との共演も冬の夜空の魅力を引き立てます。
2022年も、星空を通して天文学を楽しみましょう。
〇1月の月の暦
3日:新月 10日:上弦 18日:満月 25日:下弦
※18日は、2022年で最も遠い満月です。
(注)最大離角とは、地球よりも内側の軌道を公転する内惑星が、地球からの見かけ上太陽から最も離れること。東方最大離角の頃の水星は、日の入り直後の西の空で地平線からの高度が比較的高くなる。
【宇宙】ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope)
はいどうも、初投稿です。
この動画は宇宙コミュニティ(co5956)の放送中、ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡のPVを音楽差し替えて遊んでいたところ
以外としっくりときたので、それっぽいタイミングに合わせて動画にしてみました。
基本的に速度調整でそれっぽくしています。
※ジェームズウェブ宇宙望遠鏡は2021年中に打ち上がるかもしれないとい噂されているハッブル宇宙望遠鏡の後継機種として開発された宇宙望遠鏡です。
なおハッブル宇宙望遠鏡とは違い可視光や紫外線は観測できません。
※追記
2021年12月25日21時20分(JST) フランス領ギアナよりアリアン5にて打ち上がってしまいました。
元動画:https://www.youtube.com/watch?v=v6ihVeEoUdo&t=282s
パートナー:NorthropGrumman NASA ESA CSA 等々
2021年12月の星空情報・天文現象(夕方の惑星たち(金・土・木)/ふたご座流星群/初日の出の時刻は?/12月の月の暦)
2021年12月の星空情報です。冬至を迎えて日の入りが一番早い季節となりました。
夕空には、最大光度を迎えて明るさの際立つ金星と、さらに土星、木星が並んでいます。
上旬には、細い月がその並びに加わります。
毎年12月に注目されるのは、ふたご座流星群。13日から14日の夜を中心として前後数日、多くの流星が出現します。
今年は、上弦を過ぎた月が沈んだ後の、夜明け前の空で条件よく見られそうです。
2021年も年の瀬。新しい年の最初の日の出を迎えようとする方もいることでしょう。
各地の初日の出の時刻も、国立天文台ウェブサイトでご紹介しています。
〇11月の月の暦
4日:新月 11日:上弦 19日:満月 27日:下弦
※19日は、2021年で最も遠い満月となります。
2021年11月の星空情報・天文現象(惑星たちが見頃/白昼の金星食/19日は部分月食/11月の月の暦)
2021年11月の星空情報です。初冬を迎える空を注目の天文現象が彩ります。
すっかり早くなった日の入りの後、惑星たちが真っ先に目を引きます。
西の空に金星、南には土星と木星が輝いています。
8日、細い月と金星が寄り添うように接近する様子は、特に見どころです。
この日の白昼に起こる「金星食」は、青空の中に肉眼でも見える可能性がありますが、実際には難しいでしょう。
観察する場合は、誤って太陽を見て目を傷つけないように、十分注意してください。
19日に起こる部分月食が、11月の天文現象のハイライトです。
北海道や東北北部を除いて、多くの地域では、月が欠けた状態で地平線から昇ってきます(月出帯食(げつしゅつたいしょく))。
今回は、月が地球の影に深く入り、ほぼ皆既月食に近い見え方になりそうです。
〇11月の月の暦
5日:新月 11日:上弦 19日:満月 27日:下弦
2021年10月の星空情報・天文現象(この時期見られる惑星たち/水星を見るチャンス/ペガスス座と初めての太陽系外惑星/10月の月の暦)
2021年10月の星空情報です。秋の夜空に見え隠れする惑星に注目してみましょう。
秋の夕暮れ、「宵の明星」金星が真っ先に輝きはじめます。暗くなるにつれて、南の空には土星と木星も現れます。
太陽に近く、なかなか見られない水星。西方最大離角となる下旬、日の出前の空で高度が10度を超え、見つけやすくなります。
秋が深まり、天高くペガスス座が昇っています。目印は「秋の四辺形(ペガススの四辺形)」。
1995年に太陽以外の恒星をまわる最初の惑星※が発見されてから四半世紀を超え、太陽系外惑星の発見数は飛躍的に増えました。
天文学は着実に宇宙の謎を解き明かしています。
〇10月の月の暦
6日:新月 13日:上弦 20日:満月 29日:下弦
(18日:十三夜(太陰太陽暦における9月13日))
※太陽以外の恒星の周りをまわる太陽系外惑星としてペガスス座51番星bが発見されるより先に、パルサー(高速で回転する中性子星)の周囲をまわる惑星が発見されました(1992年)。
重力波望遠鏡KAGRAー時空のゆがみで宇宙を暴くー
宇宙の始まりをも見通す「重力波」とはー?
重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」とはー?
「アインシュタインからの最後の宿題」と言われた「重力波」。2015年、世界で初めてその直接検出に成功します。「重力波天文学」の誕生です。
日本でも重力波望遠鏡KAGRAが運転を始めています。
重力波の正体と、それを捉えるKAGRAの精密かつ巨大なメカニズムに迫ります。
2021年6月の星空情報・天文現象(金星と細い月の共演/夜半に昇る木星と土星/21日は夏至/6月の月の暦)
2021年6月の星空情報です。
一年で最も短い夜にも、星空を見る楽しみを忘れずに。
夕方、西の空に金星が姿を現しています。
日の入りから間もなく沈んでいきますが、暮れなずむ空でも明るく目立ちます。
12日には細い月と接近する様子が楽しめます。
夜半になると、土星、そして木星が昇ってきます。
明け方には南の空で、二つ並んだ輝きが目を引きます。
約1カ月で星空を一巡りする月が、6月の初旬そして下旬に、繰り返しその側を通り過ぎます。
21日は、夏至。
北半球では太陽が最も高くなります。
一年間を通じて、同じ時刻の太陽の位置を比べると、地球の運動の複雑さが浮かび上がります。
〇6月の月の暦
2日:下弦 10日:新月 18日:上弦 25日:満月
【国立天文台ほしぞら情報(2021年6月)】
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2021/06.html
2021年5月の星空情報・天文現象(水星を見るチャンス!/26日は皆既月食/5月の月の暦)
2021年5月の星空情報です。
日没後の空で見所が続きます。
太陽に近くなかなか見られない水星。5月は今年いちばんの観察チャンスです。
東方最大離角となる17日を中心に、日没後の西の空で高度が比較的高くなっています。
中旬には細い月、下旬には金星を目印にして、夕焼けの残る空に目を凝らしてみましょう。
今月最も注目を集めるイベントは、26日に全国で見られる皆既月食です。
地域によっては、欠けた状態の月が昇ってきます(月出帯食)。
20時過ぎに月が地球の影に完全に入る「皆既食」となります。どのような色に見えるでしょうか。
この日の月は、2021年で最も地球に近い満月でもあります。
○5月の月の暦 4日:下弦 12日:新月 20日:上弦 26日:満月
【国立天文台ほしぞら情報(2021年5月)】https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2021/05.html
2021年3月の星空情報・天文現象(2つの赤い星の共演/北斗七星を見てみよう/空に横たわる細い月/3月の月の暦)
2021年3月の星空情報です。
「春分」を迎える夜空の見どころを紹介します。
西の空に並ぶ、おうし座のアルデバランと火星を見比べてみましょう。
全く異なる二つの天体が、よく似た赤い色と明るさで輝いています。
20日頃には、月も接近します。
北東の空に立ち上がっている北斗七星を見つけてみましょう。
北極星を探す目印としても知られています。
新月を過ぎたら、夕方の細い月の傾きに注目しましょう。
黄道(太陽の通り道)と地平線の傾きは、季節によって変わります。
○3月の月の暦 6日:下弦 13日:新月 21日:上弦 29日:満月
【地球に似た惑星を発見!!】スーパーアース・ホットジュピター・エキセントリックプラネット【宇宙ヤバイ】【系外惑星】
宇宙開発チャンネルを閲覧下さりありがとうございます!
このチャンネルでは宇宙開発でのしくじり先生や、将来の月や惑星の探査計画などを授業の中で詳しく解説してくれます!
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2021年2月の星空情報・天文現象(立春と節分/細い月を見つけよう/賑やかな冬の星空/カノープスを探してみよう/2月の月の暦)
2021年2月の星空情報です。
暦の上では春を迎える夜空の見どころをご紹介します。
地球から見た太陽の方向で決められる二十四節気。3日が「立春」、その前日の2日が節分です。
中旬は、日の入り後の細い月を探してみましょう。
月の暗い部分も地球の反射光に照らされて(地球照)うっすらと見えるでしょう。
宵の空は、見つけやすい冬の星座に火星もまじって、賑わいのある星空です。
よく晴れた日には、南の地平線の近くにカノープスを探してみましょう。
※平地で見られる地域には北限があります。障害物等が無い平地での北限は、計算上、北緯約37.9度(福島県北端付近)になります。
○2月の月の暦 5日:下弦 12日:新月 20日:上弦 27日:満月
2021年1月の星空情報・天文現象(太陽がもっとも近い日/しぶんぎ座流星群/水星を見つけよう!/1月の月の暦)
2021年1月の星空情報です。2021年も、星空を楽しみましょう。
1月の初め、地球は太陽に最も近づく「近日点」を通過します。
冬至から10日ほどを過ぎ、日の出がもっとも遅くなるのもこの時期です。
4日の未明、年間三大流星群の一つ「しぶんぎ座流星群」が活動します。
極大の時間も近くまずまずの条件です。明るい月明りを避けて空を見上げましょう。
昨秋には明け方に見られた水星が、今度は日の入り直後の西の低空に現れます。
1月24日の東方最大離角の前後1週間ほどが、見つけるチャンスです。
○1月の月の暦 6日:下弦 13日:新月 21日:上弦 29日:満月
2020年10月の星空情報・天文現象(中秋の名月/火星の最接近/変光星のミラ/10月の月の暦)
2020年10月の星空情報です。名月、火星と見どころが続きます。
1日は、中秋(太陰太陽暦の8月15日)。名月を楽しみましょう。
明るさ、赤い輝き。夜空で圧倒的な存在感を放つのは火星。
6日に地球に「最接近」して、見頃を迎えています。
「不思議なもの」と名付けられた星にも注目してみましょう。
10等から2等まで大きく明るさを変える変光星ミラが、極大で見つけやすくなっています。
10月の月の暦です。
〇2日:満月 10日:下弦 17日:新月 23日:上弦 31日:満月(今年最小)
私を月に連れてって
ふと月の存在に気づいたことはありませんか?
オレンジ色に染まった低く大きな月。
真っ白で高く昇ったまんまるな月。
絵では、よく黄色っぽい色だけで描かれてしまう月ですが、この動画では「月探査機が測定したデータ」をもとに映像化してみました。
山や谷のある表面。地球からは見ることのできない月の裏面。新たな発見……
ふと目にした月の姿は、まぎれもない地球に一番近い天体の姿にほかなりません。
ゆったりとした音楽とともに、間近での月をお楽しみください。
(最後に「月のペーパークラフト」の案内もあります)
国立天文台三鷹キャンパスの「6mミリ波電波望遠鏡」
日本の電波天文学を切り開いた「6mミリ波電波望遠鏡」を、国立天文台三鷹キャンパスで公開中です。
三鷹に生まれ、野辺山、水沢、鹿児島を巡ったこの望遠鏡が、三鷹に里帰りした姿をぜひご覧ください。
国立天文台三鷹キャンパスの見学については、
https://www.nao.ac.jp/access/mitaka/
をご覧ください。
2020年9月の星空情報・天文現象(秋の夜空を楽しもう!/火星が明るい/月と惑星の共演/9月の月の暦)
2020年9月の星空情報です。秋の夜長、星月夜を楽しみましょう。
今月22日は秋分。昼と夜の長さがほぼ等しくなります。
最接近を控える火星が、明け方の空で存在感を増しています。
火星探査のチャンスとしても、注目してみましょう。
月と惑星が織りなす風景も楽しみましょう。
上旬に火星、下旬には木星と土星の近くを通ります。
9月の月の暦です。
〇2日:満月 10日:下弦 17日:新月 24日:上弦
2020年8月の星空情報・天文現象(スター・ウィーク/ペルセウス座流星群が見頃/明けの明星(金星)/下旬は伝統的七夕/8月の月の暦)
2020年8月の星空情報です。今月の注目は、流星群。
8月は「スターウィーク~星空に親しむ週間~」から始まります。
11日~13日頃、「ペルセウス座流星群」が活発になります。
夜半から未明にかけて、普段より多くの流星が出現します。
明け方には、東の空で金星が明るく輝いています。
下旬には「伝統的七夕」となる夏の夜空を楽しみましょう。
8月の月の暦です。
〇4日:満月 12日:下弦 19日:新月 26日:上弦
2020年7月の星空情報・天文現象(春と夏の大三角/木星と土星が衝/惑星が勢揃い/7月の月の暦)
2020年7月の星空情報です。今月の注目は、二つの惑星。
春と夏の二つの大三角を一望できる、七夕の時期の夜空。
深夜、南の空で、木星と土星が明るく輝き、見頃です。
さらに、下旬には惑星が勢ぞろいする珍しい機会があります。
南から東へ、木星、土星、火星、金星そして水星がずらり。
明け方の空に注目しましょう。
7月の月の暦です。
〇5日:満月 13日:下弦 21日:新月 27日:上弦
中国のチベットやアモイでも「金環日食」
今年の夏至となった21日、中国の一部地域では「金環日食」が観測された。様々な観察活動が行われ、人々は華麗な天体ショーを楽しんだ。
太陽と地球の間に月が入り、太陽と月、地球が一直線上に並んだ時に起きる「日食」。地球からの見かけ上、太陽より月が大きくなり全体が隠される場合は「皆既日食」、見かけ上、太陽より月が小さくなり、月の外側に太陽がはみ出して細い光輪状に見える場合を「金環日食」と呼ぶ。太陽が部分的に隠される場合は「部分日食」となる。
わずかな時間しか見ることのできない「金環日食」、その奇跡的な様子を各地の映像が捉えた。
2020年6月の星空情報・天文現象(水星を見るチャンス!/21日は夏至/日本全国で部分日食/6月の月の暦)
2020年6月の星空情報です。
今月の注目は、水星と太陽。
6月上旬は、水星を見つけるチャンスです。日没から間もない夕空で探してみましょう。
21日は、夏至。太陽が最も高くなる日です。
この日、部分日食が日本全国で見られます。
(注:アフリカからアジアにかけての一部地域で金環食となります。)
※太陽を肉眼で見るのは極めて危険です。安全な方法で観察してください。
6月の月の暦です。
〇6日:満月(半影月食) 13日:下弦 21日:新月(部分日食) 28日:上弦
恋するまにまに
初代:mylist/61102307 二代目:mylist/61575712(H30.4.8~H31.3.31投稿まで)
H31.4.1~R1.6.30投稿まで:mylist/65161579 R1.7.1~R1.9.30投稿まで:mylist/65960972
R1.10.1~R1.12.31投稿まで:mylist/66583444 R2.1.1~R2.3.31投稿まで:mylist/67242358
R2.4.1~R2.6.30投稿まで:mylist/67921189
2020年5月の星空情報・天文現象(夕方の金星が見納め/親子の星座を探そう/春の大曲線/5月の月の暦)
2020年5月の星空情報です。
夕方の空で目立つ金星も、今月で見納め。大きく欠けた姿は、小望遠鏡でも楽しめます。
5月10日は「母の日」。それにちなんで、母子の神話を持つ二つの星座を探してみましょう。
北斗七星から、二つの1等星アルクトゥルスとスピカを結んで伸びる「春の大曲線」。
スピカを含むおとめ座の巨大な銀河団には、初めてブラックホールが撮影されたM87があります。
◎5月の月の暦です。
1日:上弦 7日:満月 14日:下弦 23日:新月 30日:上弦
2020年2月の星空情報・天文現象(ベテルギウスが暗い!?/カノープスにチャレンジ!/水星が見頃/2月の月の暦)
2020年2月の星空情報です。
暦の上では春を迎え、日の入りが遅くなっていく季節。夜空では明るい星の多い冬の星座が見頃です。中でも目を引くのが「冬の大三角」。その中の一つの星が、いま話題になっています。
オリオン座の赤色超巨星「ベテルギウス」。表面の温度が変化することで、明るさを変える変光星です。現在は、普段の変化よりも暗くなって注目されています。ただし、このような表面現象は、いずれ起こると考えられる超新星爆発の予兆となるものではありません。
この時期、南の地平線すれすれに「カノープス」が現れます。冬の大三角を目印にチャレンジしてみましょう。(※地域によっては見ることができません)
太陽に近くなかなか見るチャンスの少ない「水星」が、10日頃に見つけやすくなります。日没後のまだ明るさの残る空ですので、場所をよく調べて探してみましょう。
◎2月の月の暦
2日:上弦、9日:満月、16日:下弦、24日:新月
2020年1月の星空情報・天文現象(しぶんぎ座流星群/2020年注目の天文現象/1月の月の暦)
2020年1月の星空情報です。
「しぶんぎ座流星群」は、8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とともに三大流星群と呼ばれています。毎年安定して多くの流星が出現するペルセウス座流星群、ふたご座流星群と比べて、しぶんぎ座流星群は活動が活発な期間が短い上に、流星の出現数が年によって変化することで知られています。観察に適した時間帯は、5日の夜明け前2〜3時間です。月明かりの影響もないため、まずまずの条件と言えるでしょう。
寒さ対策を万全に、空の暗い場所で観察してみましょう。
2020年に注目したい天文現象をいくつか紹介します。
6月21日、全国で部分日食が見られます。アフリカからアジアの一部地域では金環日食となります。
10月6日、火星が約2年2か月ぶりに地球と接近します。夜空に赤く明るく輝く火星が見えることでしょう。
流星の見頃は、三大流星群である、8月の「ペルセウス座流星群」と12月の「ふたご座流星群」です。
特に、ふたご座流星群は月明かりもなく、多くの流星が楽しめそうです。
◎1月の月の暦
3日:上弦、11日:満月(半影月食)、17日:下弦、25日:新月
12月の星空情報・天文現象(ふたご座流星群/部分日食/12月の月の暦)
12月の星空情報です。
今月は注目の現象を二つご紹介します。
「ふたご座流星群」は、一年の中でも特に出現数の多い三大流星群の一つです。活動の極大は15日未明。今年は月が明るいタイミングにあたり、観察条件はあまり良いとは言えませんが、まぶしい月を直接目に入れないように観察すれば、流れ星を見つけられるかもしれません。
26日には「部分日食」が起こります。地球から見て月が太陽と同じ方向にくる新月の時、ちょうど一直線上に並ぶと月の影が地球に重なり、日食になります。今回の日食では、インドから東南アジアにかけて「金環日食」となりますが、日本では太陽の一部が欠ける「部分日食」として見られます。日食メガネなどを利用して、安全に観察してください。
◎12月の月の暦
4日:上弦、12日:満月、19日:下弦、26日:新月
いよいよ寒さが本格化する季節、夜に屋外に出るのは大変かもしれませんが、十分に暖かい服装をして、ぜひ空を見上げてみてください。
10月の星空情報・天文現象(流星群が3つも!?/夏の大三角と秋の四辺形/月の暦)
10月の星空情報です。
流星を見に出かけたことはありますか?
流星群は、ほうき星がまき散らしたチリの帯に公転する地球がさしかかると生じます。
今月は3つの流星群が極大をむかえます。
「10月りゅう座流星群」、「おうし座南流星群」、「オリオン座流星群」の3つです。
流星群と聞くと流星がたくさん現れるイメージがあるかもしれません。
ですがこれらの流星群は多くの流星が出現する流星群ではありません。
実は流星群は小規模なものも含めると年間に100以上も存在しているのです。
今月の3つの流星群は、いずれも「流星が見られたら運がいい」くらいの気持ちで夜空を見上げるとよいかもしれません。
夏の夜空にはひときわ明るく光る星をつないだ「夏の大三角」がありますが、秋にも目立つ「秋の四辺形」というものがあります。
今月はこれら2つが同時に見ることができる時期になります。
◎10月の月の暦
6日:上弦、14日:満月、21日:下弦、28日:新月
ぜひ夜空を見上げてみてください。
宇宙はどうやって形作られたのか ~アリストテレスからアインシュタインまで~【ゆっくり物理学】
ゆっくり物理学今回は『宇宙はどうやって形作られたのか ~アリストテレスからアインシュタインまで~』です.
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