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【歴史散歩&旅動画】相模編外伝─秋の鎌倉遠征2023─ 関東城めぐり番外編 Part 4
関東城めぐり番外編。昨年の秋も鎌倉遠征へと行ってきました。
今回の鎌倉遠征では、前回行きたかったけど行けなかった場所をピックアップして巡りました。
関東城めぐり相模編本編はこちらから↓
【歴史散歩&旅動画】相模─大庭城と鎌倉亀ヶ谷坂のあじさい見物─ (関東城めぐり編 Part 4)
https://www.nicovideo.jp/watch/sm42768608?ref=garage_share_other
足利尊氏の住んだ足利館趾「鑁阿寺(ばんなじ)」・楠木姫が足利家を敵城視察・電撃訪問! 〜栃木県足利市〜
足利といえば、楠木氏にとっては敵方なので、今までどちらかたいえば避けてきた栃木の足利。
しかし、敵を知り己を知る必要があると感じ、この度、敢えて、敵地・足利に足を踏み入れてきた。
鑁阿寺とは、足利氏宅内に立つ寺で、鎌倉時代の建久七年(1197年)、足利氏の念持仏であった大日如来を本尊とし、源姓足利氏2代目当主・足利義兼(よしかね)が発心得度し、自邸の足利居館内に建立した真言宗大日派の持仏堂で、現在、国宝に指定されている鑁阿寺本堂がそれにあたる。
山号は「金剛山」で、奇しくも、足利の宿敵である楠木正成が立て籠った金剛山と同じ名を足利氏の持仏堂が冠しているのは皮肉なものである。
現在の本堂は、1229年に落雷による火災で焼失し、現在建っている建物は正安元年(1299)に足利尊氏の父・足利貞氏により再建されたもの。
鑁阿寺の建つ足利氏宅趾の敷地の四方には門が設けられ、周囲には土塁と堀が巡らされてあり、平安後期に誕生した初期の武家の館の面影が当時のままに残されている珍しい史跡で、国の史跡にも指定されている。
千早赤阪村の楠公生誕地には楠木館趾が残るが、こちらは建物は残っておらず、遺構のみとなっているが、その形跡から見るに、足利氏宅と同じように堀と土塁を巡らせた同様の形状の敷地の造りであったと思われる。
王政復古後から敗戦までは、楠木正成は「日本最大の忠臣にして軍神」として全ての日本人から崇められ、足利尊氏は「日本三大悪人」の1人に数えられた。
一方、戦後の歴史観では、足利尊氏がヒーローとなり、楠木正成は「悪党」として貶められた。
今回、私が出版した拙著『建武中興と楠木正成の真実』によって、「楠木正成悪党説」打破したが、時代やその背景、為政者の都合によって「悪」の定義は変わるのが常である。
しかし、必ず一貫しておかねばならないのは、主軸に國體があるという事だ。
その者のとった行動が國體に適ったものであるか否か。
日本民族が民族の魂として必ず死守せねばならぬものが國體であり、國體とは「元を元とし本を本とする」という森羅万象の哲理に根差した宇宙恒久摂理である。
その國體に適わないのであれば、それは紛れもなく「逆賊・朝敵」であるのは言うまでもない。
國體を主軸とすれば、足利尊氏は紛れもなく「逆賊」であり「朝敵」である。
彼の行った行為は、鎌倉幕府の北条氏と同じく、國體の破壊であったからだ。
【きずゆか中世史㉕】太平記の終わり!
八十八(やそや)です。
実質最終回。なので今回は余韻をもたせつつ薄く軽く済ませるつもり…。が、結局いつも通りの濃度になってしまいました。もうちょっとだけ続くのじゃ。
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前:㉔「終焉」をもたらす者! sm41448758
次:㉖斯波家って結局何?(仮)
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参考資料(著者敬称略)
WikiPedia「足利義詮」他の記事
後愚昧記・門葉記:大日本史料総合データベース
足利一門守護発展史の研究:小川信
佐々木導誉:森茂暁
南北朝武将列伝 北朝編・南朝編:亀田俊和・生駒孝臣・杉山一弥
鎌倉公方と関東管領:植田真平
関東公方足利氏四代:田辺久子
室町幕府 全将軍・管領列伝:平野明夫・日本史史料研究会
国別 守護・戦国大名辞典:西ヶ谷恭弘
太平記(六):兵藤裕己校注・岩波文庫
大河ドラマ 鎌倉殿の13人
【復刻】北条氏の時代2021/11 本郷 和人 (著) 【アラ還・読書中毒】歴代執権の統治と推移を見ていき鎌倉時代を俯瞰する。大河ドラマに関連するが、その後まで描かれる。
>>削除されたYou Tubeチャンネルにてアップしてた動画を復刻します。
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【きずゆか中世史㉔】「終焉」をもたらす者!
八十八(やそや)です。
今回はタイトルから内容が把握し難い中二病タイトルですが、この動画シリーズは足利尾張高経の生涯を描くものです。であれば意味は明白ですよね。
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前:㉓貞治の政変! sm41314047
次:㉕太平記の終わり(仮)
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参考資料(著者敬称略)
WikiPedia「斯波直持」他の記事
後愚昧記:大日本史料総合データベース
足利一門守護発展史の研究:小川信
佐々木導誉:森茂暁
南北朝武将列伝 北朝編・南朝編:亀田俊和・生駒孝臣・杉山一弥
鎌倉公方と関東管領:植田真平
関東公方足利氏四代:田辺久子
室町幕府と東北の国人:白根靖大
室町幕府 全将軍・管領列伝:平野明夫・日本史史料研究会
国別 守護・戦国大名辞典:西ヶ谷恭弘
二条良基:小川剛生
南北朝の宮廷誌:小川剛生
太平記(六):兵藤裕己校注・岩波文庫
【きずゆか中世史㉓】貞治の政変!
八十八(やそや)です。
この動画シリーズのクライマックス!足利尾張高経の失脚を太平記とその周辺史料を使って考察を進めていきます。
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前:㉒足利尾張高経のチセイ sm41080374
次:㉔終焉をもたらす者! sm41448758
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★動画中で紹介している太田うしいち様による解説動画
悲報!二条良基、藤原氏から追放される!二条良基VS興福寺 <足利義満解説・前日譚 第4回>
(ニコニコ動画)
https://www.nicovideo.jp/watch/sm39377286?ref=series&playlist=eyJ0eXBlIjoic2VyaWVzIiwiY29udGV4dCI6eyJzZXJpZXNJZCI6MjQ3NDk5fX0&transition_type=series&transition_id=247499
(Youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=lhJbVfrki-c
足利義満解説シリーズ
(ニコニコ動画)
https://www.nicovideo.jp/series/247499
(Youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=k1sb7fMa9Fs&list=PLyW-V9oZL2wa3Y7zA-vVsFHrFPXEPl3tB
参考資料(著者敬称略)
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絵本太平記:国立国会図書館デジタルアーカイブ
春日神社文書:大日本史料総合データベース
足利一門守護発展史の研究:小川信
佐々木導誉:森茂暁
南北朝武将列伝 北朝編・南朝編:亀田俊和・生駒孝臣・杉山一弥
室町幕府 全将軍・管領列伝:平野明夫・日本史史料研究会
国別 守護・戦国大名辞典:西ヶ谷恭弘
二条良基:小川剛生
南北朝の宮廷誌:小川剛生
太平記(六):兵藤裕己校注・岩波文庫
太田うしいちの歴史解説シリーズ:太田うしいち
かぐや様は告らせたい:赤坂アカ
【きずゆか中世史㉒】足利尾張高経のチセイ!
八十八(やそや)です。
今回はこの動画シリーズのクライマックスに向けての準備回になります。今回、春日神木上洛の影響をミニマムに描いていますが、猛威を振るうのは次回、そして後代のお楽しみということになります。
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前:㉑足利尾張の平和 sm40872065
次:㉓貞治の政変!sm41314047
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参考資料(著者敬称略)
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萩藩閥閲録:大日本史料総合データベース
足利一門守護発展史の研究:小川信
佐々木導誉:森茂暁
南北朝武将列伝 北朝編・南朝編:亀田俊和・生駒孝臣・杉山一弥
室町幕府 全将軍・管領列伝:平野明夫・日本史史料研究会
国別 守護・戦国大名辞典:西ヶ谷恭弘
二条良基:小川剛生
南北朝の宮廷誌:小川剛生
室町・戦国天皇列伝:久水俊和・石原比伊呂
北朝の天皇:石原比伊呂
太平記(六):兵藤裕己校注・岩波文庫
室町幕府と東国の国人:白根靖大
鎮西管領足利氏経・渋川義行:川添昭二
逃げ上手の若君:松井優征
【きずゆか中世史㉑】足利尾張の平和
八十八(やそや)です。
この動画シリーズもいよいよ佳境に入ってきました。足利尾張高経の融和政策により旧直義派の足利一門衆が次々帰参していくことになります。
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前:⑳京極騒動! 吉田厳覚誅殺事件 sm40657451
次:㉒足利尾張高経のチセイ! sm41080374
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参考資料(著者敬称略)
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後愚昧記;国立公文書館デジタルアーカイブ
史料纂集 師守記
足利一門守護発展史の研究:小川信
佐々木導誉:森茂暁
南北朝武将列伝 北朝編・南朝編:亀田俊和・生駒孝臣・杉山一弥
足利直冬:瀬野精一郎
室町幕府 全将軍・管領列伝:平野明夫・日本史史料研究会
国別 守護・戦国大名辞典:西ヶ谷恭弘
関東公方足利氏四代:田辺久子
関東公方と関東管領:植田真平
足利直義:森茂暁
室町幕府の地方支配と地域権力:市川裕士
南朝の真実:亀田俊和
観応の擾乱:亀田俊和
管領斯波氏:木下聡
空間から見た室町幕府 足利氏の邸宅と寺社:細川武稔
室町幕府奉公衆饗庭氏の基礎研究:小林輝久彦
【きずゆか中世史⑳】京極騒動!吉田厳覚誅殺事件
八十八(やそや)です。
この動画シリーズの目的の一つとして、「南北朝の解説書籍でもこの辺りの記述はせいぜい1ページ以内に納められてしまうこの時代をじっくり描くこと」がありました。吉田厳覚誅殺事件は前後の流れを断ち切られ単体の事件として紹介されていますが、前後の流れを関連付けて描いてみるという試みです。
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前:⑲足利直義、神になる! sm40410070
次:㉑足利尾張の平和! sm40872065
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参考資料(著者敬称略)
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後愚昧記:国立公文書館デジタルアーカイブ
足利一門守護発展史の研究:小川信
佐々木導誉:森茂暁
南北朝武将列伝 北朝編・南朝編:亀田俊和・生駒孝臣・杉山一弥
足利直冬:瀬野精一郎
南北朝遺文 中国四国編:松岡久人編
南北朝遺文 九州編:瀬野精一郎編
室町幕府 全将軍・管領列伝:平野明夫・日本史史料研究会
国別 守護・戦国大名辞典:西ヶ谷恭弘
京極道誉被官吉田厳覚の動向をめぐって:京極道誉研究の一考察:星野重治
鎮西管領斯波氏経・渋川義行:川添昭二
※古文書解読がガバなのはご勘弁ください。
【きずゆか中世史⑲】足利直義、神になる!
八十八(やそや)です。
手詰まり感のあった河内遠征とその後始末。足利尾張高経を登用した足利義詮は思い切った政治方針転換を図る。それは仇敵足利直義を神として祀り、南朝方に転じた一門衆の帰参のきっかけを作ることだった。という話です。
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前:18.7 佐々木と楠木 sm40218810
次:⑳京極騒動!吉田厳覚誅殺事件 sm40657451
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参考資料(著者敬称略)
WikiPedia「斯波高経」他の記事
足利一門守護発展史の研究:小川信
佐々木導誉:森茂暁
足利直義:森茂暁
南北朝武将列伝 北朝編・南朝編:亀田俊和・生駒孝臣・杉山一弥
高一族と南北朝内乱:亀田俊和
室町幕府 全将軍・管領列伝:平野明夫・日本史史料研究会
国別 守護・戦国大名辞典:西ヶ谷恭弘
リチャード三世:シェイクスピア/福田恆存訳
【きずゆか中世史18.7】佐々木と楠木
八十八(やそや)です。
南朝最後の上洛戦における佐々木導誉と楠木正儀のエピソード紹介と、その時点における両者の関係についての動画です。
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前:18.5 「執事は瑕瑾」動画の補足 sm40157164
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参考資料(著者敬称略)
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小学館 太平記(天正本)
国民文庫 太平記(流布本)
国史大系 尊卑分脈
足利一門守護発展史の研究:小川信
佐々木導誉:森茂暁
南北朝武将列伝 北朝編・南朝編:亀田俊和・生駒孝臣・杉山一弥
室町幕府 全将軍・管領列伝:平野明夫・日本史史料研究会
国別 守護・戦国大名辞典:西ヶ谷恭弘
(補足)
「佐々木と楠木」動画の冒頭、巻三十七と言ってるのは流布本の巻です。太平記には諸本があってバージョンが違うと巻と段が異なります。
https://twitter.com/yasoya_night/status/1510258929665994752
【きずゆか中世史18.5】「執事は瑕瑾」動画の補足!
八十八(やそや)です。
前回動画で充分伝えきれなかった事の吐き出し回です。従来の学説や通説から少し踏み込んだ考察を含みます。
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前:⑱ 執事は家の瑕瑾! sm40121472
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参考資料(著者敬称略)
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足利一門守護発展史の研究:小川信
佐々木導誉:森茂暁
南北朝武将列伝 北朝編・南朝編:亀田俊和・生駒孝臣・杉山一弥
室町幕府 全将軍・管領列伝:平野明夫・日本史史料研究会
国別 守護・戦国大名辞典:西ヶ谷恭弘
【きずゆか中世史⑱】執事は家の瑕瑾!
八十八(やそや)です。
足利尾張高経が実権を握るまでの紆余曲折です。通説を紹介した上で疑問点を提示し、通説とは異なる解釈で進めてます。
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前:⑰ 細川清氏のシッセイ! sm39989022
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参考としたもの(著者敬称略)
「あい嚢鈔」国立国会図書館デジタルコレクション
「門葉記」国立公文書館デジタルアーカイブ
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足利一門守護発展史の研究:小川信
佐々木導誉:森茂暁
南北朝武将列伝 北朝編・南朝編:亀田俊和・生駒孝臣・杉山一弥
高一族と南北朝内乱:亀田俊和
室町幕府 全将軍・管領列伝:平野明夫・日本史史料研究会
国別 守護・戦国大名辞典:西ヶ谷恭弘
銀河英雄伝説:田中芳樹
【きずゆか中世史⑰】細川清氏のシッセイ
八十八(やそや)です。
前回の動画のコメントで細川清氏について「執政で失政、失勢で失声」という秀逸なものをいただきました。今回はまさにそんな話です。あと、足利尾張高経がアップを始めました。
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前:⑯ 義詮の野望! sm39821569
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佐々木導誉:森茂暁
南北朝武将列伝 北朝編・南朝編:亀田俊和・生駒孝臣・杉山一弥
室町幕府 全将軍・管領列伝:平野明夫・日本史史料研究会
国別 守護・戦国大名辞典:西ヶ谷恭弘
ドラゴンクエスト:鳥山明・堀井雄二・すぎやまこういち
【きずゆか中世史⑯】義詮の野望!
八十八(やそや)です。
冒頭オンリョウ注意! そして2022年こそは必ず足利尾張高経を活躍させることにしよう。
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前:⑮ 足利高氏の遺産 sm39678017
次:⑰ 細川清氏のシッセイ sm39989022
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二条良基:小川剛生
南北朝武将列伝 北朝編・南朝編:亀田俊和・生駒孝臣・杉山一弥
室町幕府 全将軍・管領列伝:平野明夫・日本史史料研究会
国別 守護・戦国大名辞典:西ヶ谷恭弘
機動戦士ガンダム:富野由悠季
新田氏という名の足利一門
いつもコメントありがとうございます!
Twitter→https://twitter.com/ootaushiichi
信長解説シリーズ⇒series/83634
番外編シリーズ⇒series/107537
歴史好きでも新田氏は足利氏ライバルと考える人が多いと思います…
しかし、近年の研究で新田氏は足利一門である、と明確に言えるレベルになってきております
今回はそんな話を簡易的にしようと思います
参考文献
呉座勇一『南朝研究の最前線』洋泉社
関口崇史編『征夷大将軍研究の最前線』洋泉社
田中大喜『新田一族の中世』吉川弘文館
谷口雄太『<武家の王>足利氏』吉川弘文館
音源
https://soundcloud.com/baron1_3
https://dova-s.jp/
https://ucchii0artist.wixsite.com/ucchii0
http://peritune.com/
https://soundeffect-lab.info/
https://vsq.co.jp/special/se_ikusa/
【きずゆか中世史⑮】足利尊氏の遺産
八十八(やそや)です。
今回は「裏足利家の興亡」シリーズの新章突入の第一話。足利尊氏死後の幕閣についての解説になります。
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前:14.5 尊氏ロス! sm39413060
次:⑮ 足利義詮の河内遠征 sm39821569
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南北朝武将列伝 北朝編・南朝編;亀田俊和・生駒孝臣・杉山一弥
高一族と南北朝内乱;亀田俊和
足利一門守護発展史の研究;小川信
源威集;加地宏江 校注
佐々木導誉;森茂暁
中世飛騨史の研究;岡村守彦
室町幕府奉公衆饗庭氏の基礎的研究;小林輝久彦
陰謀の日本中世史:呉座勇一
南朝研究の最前線:呉座勇一・日本史史料研究会
室町幕府 全将軍・管領列伝:平野明夫・日本史史料研究会
初期室町幕府研究の最前線:亀田俊和・日本史史料研究会
国別 守護・戦国大名辞典:西ヶ谷恭弘
太平記の時代:新田一郎
機動戦士ガンダム:富野由悠季
なぜ建武政権はわずか2年で崩壊したのか 〜「二条河原の落書(※現代語訳有り)」に仕掛けられた罠〜【小学生でも分かる南北朝時代の歴史】
つまり、建武政権瓦解の直接的キッカケの役割を担ったのは、建武政権樹立一年後に「京童(身元不明の京都市民の何者か)」によって突如建てられた立札で、建武政権の欠点を皮肉たっぷりにこき下ろした「二条河原の落書」の存在。
【原文】
此比都に流行る物、夜討、強盗、偽綸旨
召人、早馬、虚騒動、生頸、還俗、自由出家
俄大名、迷者、安堵、恩賞、虚軍
本領離るる訴訟人 文書入れたる細葛
追従、讒人、禅律僧 、下克上する成出者
器用の堪否沙汰も無く 漏るる人無き決断所
着付けぬ冠上の衣 持ちも慣らわぬ笏持ちて
内裏交わり珍しや 賢者顔なる伝奏は
我も我もと見ゆれども 巧みなりける詐りは
愚かなるにや劣るらん 為中美物に飽き満ちて
まな板烏帽子歪めつつ 気色めきたる京侍
黄昏時に成りたれば 憂かれて歩く色好
幾ぞ許ぞや数知れず 内裏拝みと名付けたる
人の妻鞆の憂かれ目は 他所の見る目も心地悪し
尾羽折れ歪むエセ小鷹 手ごとに誰も据えたれど
鳥獲る事は更に無し 鉛作りの大刀
太刀より大に拵えて 前下がりにぞ指折らす
バサラ扇の五骨 広輿、痩せ馬、薄小袖
日銭の質の古具足 関東武士の籠出仕
下衆上﨟の際も無く 大口に着る美精好
鎧直垂なお捨てず 弓も引き得ず犬逐物
落馬矢数に勝りたり 誰を師匠と無けれども
遍く流行る小笠懸 事新しき風情無く
京鎌倉を掻き混ぜて 一座揃わぬエセ連歌
在々所々の歌連歌 点者になる人ぞ無き
譜代非成の差別無く 自由狼藉世界なり
犬田楽は関東の 滅ぶる物と云いながら
田楽は尚流行るなり 茶香十火主の寄合も
鎌倉釣に有鹿と 都はいとど倍増す
町ごとに立篝屋は 荒涼五間板三枚
幕引き廻す役所鞆 その数知らず満ちにたり
諸人の敷地定まらず 半作の家これ多し
去年火災の空地ども 禍福にこそなりにけり
適残る家々は 点定せられて置き去りぬ
非職の兵仗流行りつつ 路次の礼儀辻々は無し
花山桃林寂しくて 牛馬華洛に遍満す
四夷を鎮めし鎌倉の 右大将家掟より
只品有りし武士も皆 成めんたらにぞ今は成る
朝に牛馬を飼いながら 夕に変在る功臣は
左右に及ばぬ事ぞかし させる忠功無けれども
過分の昇進するも在り 定めて損ぞ在るらんと
仰いで信をとるばかり 天下一統珍しや
御代に生きて様々の 事を見聞くぞ不思義とも
京童の口ずさみ 十分一をも漏らすなり
後醍醐天皇の第2次倒幕運動「元弘の変」【小学生にも分かりやすい南北朝時代のダイジェスト解説】
正中の変が未遂のままに発覚し、討幕計画は頓挫したが、その7年後、再び、後醍醐天皇は鎌倉幕府に対して討幕の密議を秘密裡に進めた。
その一つが、醍醐寺座主・文観に施させた「鎌倉幕府調伏の秘儀」なる「立川流」の加持祈祷である。
討幕の為の加持祈祷は、後醍醐天皇皇子・大塔宮護良親王が天台座主を務める比叡山延暦寺でも行われた。
また、前回の討幕計画・正中の変で放免された日野俊基は、修験者に成りすまし、全国を行脚して、天皇の味方になり得る地方武家を勧誘、把握する活動を行った。
しかし、今回もまた、後醍醐天皇の側近である大納言・吉田定房の幕府への密告により、討幕計画が露見。
今回ばかりは見逃せぬとし、前回も首謀者であった天皇の側近・日野資朝、俊基はそれぞれ処刑されてしまう。
この報せを受けて危機を察した後醍醐天皇は、女房装束によって御所を取り巻く幕府方を撹乱し、まんまと御所を脱出し、一路、奈良・東大寺へ向かう。
しかし、東大寺内は朝廷方と幕府方とに分裂、拮抗しており、このまま東大寺で挙兵をすれば再び奈良の都を焦土にしてしまう事を恐れた後醍醐天皇は、東大寺を出て春日大社を経由し、奈良郊外の笠置寺へ入られる。
この笠置の地にて、後醍醐天皇は南の木の御霊夢をご覧になり、大楠公が初めて歴史の表舞台に躍り出る事となる。
世界を苦しみから救う弥勒信仰の聖地の笠置寺を後醍醐帝は皇居とされ、倒幕の綸旨が下された。
世に言う「元弘の変」である。
後醍醐天皇が挙兵の地として奈良の都を避けた事、弥勒信仰の地・笠置を皇居とされた事に、帝の民を思う御叡慮が顕れている。
尚、文観のもとで後醍醐天皇も修行をされたという「立川流」については、教義本全てが邪教として焼かれ現存していないのでその実態は不明であるが、元の経典が「理趣経」であり、尊像が「聖天」であったと推測されており、ここから紐解けば、一切衆生、人類全ての穢れや醜さの全てを救済し解脱するという修法であったと思われ、ここからも後醍醐天皇の建武中興にかけた、全ての人々を安寧に幸せに導くという真の理念が窺われる。
籠城する事、約1ヶ月の9月28日の台風の夜。
僅か50余りの幕府側の白装束を纏った決死隊が、朝廷側の籠城する笠置寺を急襲、寺に火を放ち寺は全焼し陥落。
火は三日三晩燃え続け、巨岩に掘られた弥勒菩薩もこの時の猛火によって消失し、後醍醐天皇は万里小路藤房と2名のみで笠置寺の御所を脱出し、楠木正成が立て籠る下赤坂城を目指して、有王山方面へと御潜幸遊ばされる事となる。
#楠木正成 #太平記 #立川流
【きずゆか中世史14.5】尊氏ロス! 御礼・雑談回
八十八(やそや)です。
今回の動画は前回の【裏足利家の興亡⑭】延文三年四月三十日 足利尊氏、薨去のまでの一連のシリーズ動画を応援していただいた皆様への感謝動画となります。併せて今後の展開にも少し触れさせていただきました。
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前:⑭延文三年四月三十日 足利尊氏、薨去 sm39307787
次:⑮足利尊氏の遺産 sm39678017
ツイッター:https://twitter.com/yasoya_night
尚、次の動画は自転車動画になるかも?
ゆっくり太平記2 後醍醐天皇の討幕計画・正中の変
太平記に描かれた後醍醐天皇による鎌倉幕府討幕計画、正中の変を解説します。
ゆっくり太平記1 太平記とは
南北朝時代について、軍記物語「太平記」に添って解説していきます。
気軽にコメントしていただけると幸いです。
【きずゆか中世史⑭】延文三年四月三十日 足利尊氏、薨去
八十八(やそや)です。
今回の動画は東寺合戦の戦後処理と尊氏最晩年の解説です。直義の死から尊氏の晩年までこんなにイベントてんこ盛りとは思ってませんでした。ここが足利尾張高経の生涯を追う本シリーズの折り返しポイントです。多分…。
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前:13.5 鶴の名は。饗庭命鶴丸の名前談義 sm39300992
次:14.5 尊氏ロス! 御礼・雑談回 sm39413060
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(参考資料:敬称略)
WikiPedia「足利尊氏」他の記事
南北朝武将列伝 北朝編・南朝編:亀田俊和・生駒孝臣・杉山一弥
足利一門守護発展史の研究:小川信
源威集:加地宏江 校注
観応の擾乱:亀田俊和
佐々木導誉:森茂暁
光厳天皇:深津睦夫
二条良基:小川剛生
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南朝研究の最前線:呉座勇一・日本史史料研究会
室町幕府 全将軍・管領列伝:平野明夫・日本史史料研究会
初期室町幕府研究の最前線:亀田俊和・日本史史料研究会
国別 守護・戦国大名辞典:西ヶ谷恭弘
太平記の時代:新田一郎
大河ドラマ「太平記」
(修正版)【きずゆか中世史13.5】鶴の名は。饗庭命鶴丸の名前談義
八十八(やそや)です。
今回の動画は「【きずゆか中世史13.5】鶴の名は。饗庭命鶴丸の名前談義」の修正動画です。内容以前の不備が多々あり、修正版を出すことにしました。コメント・広告・いいねしていただいた方には申し訳ありません。勝手ながら元動画にいただきましたコメントは拾ってこちらの動画にコピーさせていただきました。
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今回の動画は前回の【裏足利家の興亡⑬】東寺合戦! 足利尊氏最後の戦いの補足動画です。今回は足利尊氏近習の美少年、饗庭命鶴丸についての動画です。
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前:⑬東寺合戦! 足利尊氏、最後の戦い sm39077993
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(参考資料:敬称略)
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源威集:加地宏江 校注
南北朝の宮廷誌:小川剛生
南北朝武将列伝 北朝編・南朝編:亀田俊和・生駒孝臣・杉山一弥
風雅和歌集全注釈:岩佐美代子
※ボイロの音声にエコーがかかっているのは、編集時にBGMの長さに合わせてボイロ音声を少し圧縮したせいです。意図的なものではありません。
北朝と南朝どちらが正統か? 「正平の一統」解説<足利義満解説・前日譚 第1回>
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足利義満解説の前日譚
南北朝時代の大事件「正平の一統」解説です
次回は二条良基の話になると思います
主要参考文献
石原比伊呂「北朝の天皇」中公新書
亀田俊和「観応の擾乱」中公新書
亀田俊和・生駒孝臣「南北朝武将列伝」戎光祥出版
亀田俊和「南朝の真実」吉川弘文館
小川剛生「二条良基」吉川弘文館
佐伯智広「皇位継承の中世史」吉川弘文館
新田一郎「太平記の時代」講談社学術文庫
森茂暁「戦争の日本史8 南北朝の動乱」吉川弘文館
音源
https://soundcloud.com/baron1_3
https://dova-s.jp/
https://ucchii0artist.wixsite.com/ucchii0
http://peritune.com/
https://soundeffect-lab.info/
https://vsq.co.jp/special/se_ikusa/
【きずゆか中世史⑬】東寺合戦! 足利尊氏最後の戦い
八十八(やそや)です。
今回の動画は東寺合戦についての解説です。武蔵野合戦が終わってすぐここまでいくつもりだったのですが、全然できませんでした。これでもかなり削ってます。あまり多くない南北朝解説本でもこのあたりはあっという間に終わってしまうはずなのに…。あと「南北朝武将列伝」はマジ有能です。関係者各位の状況を時系列的に並べられて全体を把握しやすい本で本当におすすめです。
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前:12.5 後光厳天皇の恩返し? sm39035166
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(参考資料:敬称略)
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【きずゆか中世史12.5】後光厳天皇の恩返し?
八十八(やそや)です。
今回の動画は前回の【きずゆか中世史⑫】怒髪天を衝け 尊氏、怒るの補足動画です。この時期の足利尊氏と佐々木導誉との関係を少しだけ掘り下げました。動画では時系列がわかりにくいのでさらに補足します。
1554年(文和三年)
四月 八日 佐々木導誉、山名についた美作守護富田秀貞の領地を拝領する。
六月 七日 後光厳天皇、佐々木導誉に相模国他荘園十ヶ所を安堵。
十月 佐々木導誉、北江三郡守護を解任される。
この動画で紹介した後光厳天皇の綸旨はとても興味深く感じています。動画でも述べた綸旨の有効性、偽文書の可能性、利用実績の有無だけではなくなぜ宛行ではなく安堵なのか、とか導誉の身の破滅につながりかねないこんな危険文書がなぜ現代まで残されているのかなど、考察ポイントが数多くある史料だと思います。関連する研究論文などご存じでしたら是非ともご教示ください。
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前:⑫怒髪天を衝け 尊氏、怒る sm38937470
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(参考資料:敬称略)
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道誉なり:北方謙三
スタプリ太平記
スタプリの諸画面に大河ドラマ『太平記』のOP曲を合わせました。出だしが不穏極まりないですが、大河ドラマ屈指のエキサイティングな曲です。
作曲の三枝氏は大河のOP曲ほか多くの交響曲を製作しながら、ガンダムなどアニソンの曲も手がけています。スタプリはスペースオペラ的な世界観なので、戦闘場面に合わせればかなりフィットしているかと思います。
壮大なスケール感をご堪能下さい(苦笑)。室町大河つながりでハグプリのMadも作りましたので、ついでよろしくお願いします(sm38841089)。
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【きずゆか中世史⑩】佐々木導誉の北朝再興!
八十八(やそや)です。
南朝に京を追われて絶体絶命の足利義詮の前に立ちはだか下る謎の人物!彼が下した選択とは何か!次回、「佐々木導誉の北朝再興!」 デュエル!スタンバイ!!
なお、このシリーズは斯波高経の生涯(以下略)
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前:武蔵野合戦 英雄!足利尊氏 sm38299148
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歴史群像シリーズ⑩戦乱南北朝:学研歴史群像シリーズ編集部
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