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城卓矢『骨まで愛して』北京語版07…姚蘇蓉「何必当初遇到你」
約30種類もカバーが出た1966年のヒット曲『骨まで愛して』。最も代表的なのは台湾人の姚蘇蓉が69年に香港で歌った「恨你入骨=骨まで恨みます(sm24224928)」ですが、姚蘇蓉はなぜか翌70年に歌詞が違う「何必当初遇到你」も発売。「恨你入骨」が私の青春を奪った男を恨む歌なのに対し、「何必当初遇到你」は別れた男を忘れられない自分を恨むという、まったく逆の内容。
城卓矢『骨まで愛して』北京語版01… 姚蘇蓉「恨你入骨」
『骨まで愛して』は中華圏でカバーソングが数多く出現。北京語版が3つの「恨你入骨」、5つの「愛你入骨」「找尋心上人」「落花流水」「生死恋」「何必當初遇見你」「刻骨相思」「深深的愛」、台湾語版が4つの「愛你入骨」と「恨你入骨」「唯一的愛」「新愛你入骨」「愛甲入髄」「愛妳甲入骨」「無情的夢癡情的人」、広東語版も「但願君休去」など数種類あって、なんと約30種類!代表的なのは姚蘇蓉が69年に香港で出した「恨你入骨=骨まで恨みます」。姚蘇蓉は泣くような歌声で評判の台湾の歌手ですが、『女のためいき』北京語版(sm24185307)の歌い方が退廃的だと台湾政府に芸能活動を禁止され、香港に拠点を移した人。
森進一『女のためいき』北京語版1…姚蘇蓉「負心的人」
『女のためいき』は1966年の森進一のデビュー曲。台湾では3種類の『負心的人』や『春夢無蹤』『可恨的人』『僥心的人』『失意的男性』『失落的夢』『尚愛的人』『女人吐大気』、香港では『痴心女子』、シンガポールでは『負心的人』など12種類のカバーが出ましたが、最も代表的なのが姚蘇蓉が67年に歌った「負心的人」。姚蘇蓉は60年代後半に涙を流して歌うステージが評判となって一世を風靡した女性ですが、あまりの熱唱ぶりが「退廃的」だと台湾政府は「負心的人」を禁止。それでも姚蘇蓉はステージで客のリクエストに応じて「負心的人」を歌ったため、69年に台湾政府から芸能活動を禁止され、香港に拠点を移す羽目に。映像は80年代の香港のテレビ番組ですが、姚蘇蓉のトークは北京語と広東語がチャンポンw
内山田洋とクールファイブ『長崎は今日も雨だった』北京語版02…姚蘇蓉「今夜又是雨」
『長崎は今日も雨だった』の中国語(北京語)カバーソングというと、1970年に台湾の青山が歌い、その後台湾や香港の多くの歌手が現在まで歌い続けている「涙的小雨(sm31237432)」が定着していますが、他にも「今夜又是雨」「台北今日又是雨」「台北今夜還是下著雨」「我失去了你」「我們見面又分手」などのバージョンもありました。「今夜又是雨」は70年に台湾で大人気だった姚蘇蓉が歌い、こちらもいろんな香港やシンガポールの歌手が歌っていましたが、「涙的小雨」に押されていつしか歌う歌手がいなくなってしまったようです。
森進一『港町ブルース』北京語版2…姚蘇蓉「失去的夢」
台湾で北京語版が5つに台湾語版が1つと、計6種類にもカバーされた『港町ブルース』。70年に「失去的夢」を歌った姚蘇蓉は、1960年代から70年代にかけて大人気の歌手ですが、69年に「放送禁止の歌を歌った」という理由で台湾政府から歌唱を禁止され、やむなく香港に拠点を移したら東南アジアでも人気になった人。放送禁止と言ってもワイセツというわけではなく、当時の台湾では「退廃的」「不道徳」「共産主義的」「日本語が入っている」…等々の理由で、禁止された歌が大量にあったのです…。『港町ブルース』のカバーは翌71年にテレサ・テンが「誰来愛我(sm23270790)」を歌い、今ではこちらが北京語カバーの代表として定着しています。