タグ 秋茄子 が登録されている動画 : 43 件中 33 - 43 件目
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Clément Janequin: "Il estoit une fillette"「昔ひとりの娘が」【4声のシャンソン】
ジャヌカン作曲の4声のシャンソン "Il estoit une fillette"「昔ひとりの娘が」を演奏します。当時から非常に愛好されたヒット曲で、舞曲にも編曲されて伝えられています。歌詞の内容は大変アレですが、卑猥な言葉は一切使わずうまく纏めています。この手の語彙の豊富なフランス語の面目躍如といったところでしょう。スるとかイクとかが訳語として適切と思えるのは面白いですが、原詞の意図を汲んで、あまり露骨にならない程度に訳しました。
Vocaloid: MIKU_V4X, IA, KAITO_V3, Gackpoid_V4. Hermode tuning で調律しました。
挿絵は拙作ですが、モデルが誰かはご想像にお任せします。
2019.09.19. ご視聴ありがとうございます。広告もありがとうございました♪
Marco da Gagliano: La Dafne_Part 4 [SCENA QUARTA]
ボカロ演奏によるマルコ・ダ・ガリアーノ作曲の歌劇「ダフネ」(1608)、第4場をお送りします。ダフネとアポロの後を追いかけていた羊飼いのティルシが、悲しみに暮れて仲間の羊飼い、ニンフたちのところに戻ってきました。ダフネは月桂樹(ダフネ)の木に変わってしまったという知らせに、羊飼いニンフたちは驚き、ダフネの面影を偲んで嘆きます。伝統的な牧歌劇のような展開だった「ダフネ」ですが、ここに来てオペラらしい悲劇の要素が表に出てきます。マドリガーレ、モノディーの作曲に長けたガリアーノらしい曲作りと言えるでしょう。Vocaloid: Tirsi: Iroha_V4, Pastor del Coro: Kaito_V3, Altro Pastore: Kiyoteru_V4, Ninfa del Coro: VY1V4, CORO: VY1V4, MIKU_V4X, IA, KAITO_V3, Kiyoteru_V4, Gackpoid_V4.秋茄子の公開マイリスト:mylist/57231500
深夜に投稿したファイルにエラーがあったため、一部修正の上再投稿しました。
Marco da Gagliano: La Dafne_Part 2 [SCENE SECONDA]
マルコ・ダ・ガリアーノ作曲の歌劇「ダフネ」(1608)より、第二場をお送りします。ピュートンを倒して得意になったアポロは、森で出会ったヴェヌスとアモーレ(キューピッド)の親子をからかい、アモーレの怒りを買います。アモーレの褒賞も罰も、どちらも「愛」なのですが…愛する心を軽んじて愛の神の怒りを買わないよう、エコーとナルキッソスの例を引いて合唱が歌い、第二場は終わります。Vocaloid: Amore: RIN_V4X, Venere: MIKU_V4X, Apollo:VY2V3, CORO: VY1V4, MIKU_V4X, IA, KAITO_V3, Gackpoid_V4.秋茄子の公開マイリスト:mylist/57231500追記)ご静聴ありがとうございます。広告までいただけて、大変嬉しいです。
Johannes Ockeghem: Fors seullement contre [3声のシャンソン]
ヨハネス・オケゲム作曲の3声のシャンソン Fors seullement contre をお送りします。同じ3声のシャンソンでは Fors seullement l'actente の方が有名ですが、時間経過(?)の順序に従って今回はこちらを演奏しました。 l'actente の方はまた別の機会に演奏します。イラストに合わせて、トップはミクさんに歌ってもらいました。挿絵のイラストは拙作です(im3318731)。合唱:Miku_Solid, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_Native秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394A=466.2Hz, temper adjust1.0.0 を使用してミーントーンで調律しました。歌詞は3節からなり、リフレインを含めて5番まであります。演奏時間を考慮して、1、2、5番を演奏しています。
【第十回ボカロクラシカ音楽祭】"Veni Sancte Spiritus"(聖霊、来てください)[6声のモテット]
第十回ボカロクラシカ音楽祭の開催おめでとうございます。一曲は出したいと思い、懐かしい曲を演奏しました。この曲は2012年に一度演奏しましたが、当時の資料・データは全く残っておらず、打ち込みからすべて新規の演奏です。自信がないので再演ということにします。
この曲はジョスカン・デ・プレの真作と長らくされていましたが、唯一の出典である写本への書き込みから、偽作説が出されており、現在では疑作とされています。作曲者が誰であれ、当時の傑作モテットであることに変わりありません。【再演】【疑作】
Vocaloid: Iroha_V4, IA, Kaito_V3, VY2V3, Kiyoteru_V4, Gackpoid_V4.
LogicPro X 10.4.7 で Hermode tuning で調律しました。
挿絵は拙作です。
秋茄子の公開マイリスト:mylist/57231500
Claudin de Sermisy: "Michael Archangele "「大天使ミカエルよ」【4声のモテット】
ルネサンス時代フランスのシャンソン作曲家として有名なセルミジ作の4声のモテット、"Miachel Archangele"「大天使ミカエルよ」を演奏しました。9月29日の聖ミカエル祭にちなんだ選曲です。
セルミジは宗教音楽の作曲にも力を入れており、晩年には特にその傾向が顕著だったといいます。フランドル楽派の厳格なポリフォニーと異なり、シャンソンと同様にホモフォニーを多用した親しみやすい曲想です。
Vocaloid: Iroha_V4, IA, Kaito_V3, Gackpoid_V4. Hermode Tuning で調律しました。
挿絵は拙作です。
Claudio Monteverdi: Zefiro torna e di soavi accenti 西風が戻り 甘美な口調で
モンテヴェルディ作曲の2声と通奏低音のためのマドリガーレ、Zefiro torna e di soavi accenti 「西風が戻り 甘美な口調で」をお送りします。Scherzi musicali cioè arie et madrigali, 1632「音楽の諧謔 (1632)」およびマドリガーレ集第9巻 (1651)に収録されたマドリガーレです。通奏低音の軽快なリズムに乗って2声の掛け合いで春の曙の美しさを歌っていきますが、最後にああそれなのにそれなのにとオチがつくのは当時の曲のお約束ということで…Vocaloid: KAITO_V3_Straight, VY2V3 A=466.2Hz, Temperadjustを使用してミーントーン(G)で調律しています。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト mylist/33133394
Thomas Morley:05.Miraculous love's wounding [Canzonets to Two Voices(1595)]
トーマス・モーリー編の2声のカンツォネット集 (1595)より、Miraculous love's wounding "奇跡の愛は傷を負わせる"をお送りします。愛の苦しみと喜びを歌った内容ですが、宮廷風恋愛の伝統と、やや沈んだ曲想から、身分違いの愛などが考えられます。Vocaloid: Cantus: MEIKO_V3_English, Tenor: KAITO_V3_English. Temperadjust を使用して、ミーントーン(F)、A=440Hz で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Ludovico Balbi: Jerusalem surge エルサレムよ立ち上がれ【4声のモテット】
ヴェネチアの作曲家ルドヴィコ・バルビ作曲の4声のモテット "Jerusalem surge"「エルサレムよ立ち上がれ」をお送りします。待降節第二主日のミサの奉献唱に歌われるグレゴリオ聖歌に基づいています。エルサレム(=イスラエル)に訪れる救いの希望を歌っていますが、キリスト教では救い主の誕生の預言と解釈され、待降節に歌われるようになりました。曲は救い主の訪れを待ちわびる気分に満ちたものだと思います。
Vocaloid: Miku_V4X, IA, Kaito_V3, Gackpoid_V4. A=440Hz, ミーントーン(F)で調律しました。
挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:
Marco da Gagliano: La Dafne_Part 5 [SCENA QUINTA]
マルコ・ダ・ガリアーノ作曲の歌劇「ダフネ」(1608)、第5場をお送りします。月桂樹になったダフネとの別れを惜しんだ後、アポロは羊飼い・ニンフたちのもとに戻ってきます。アポロは愛するダフネを失ったことを嘆きますが、同時に変わらぬ愛の証として、彼女への恩恵を約束します。月桂樹(ダフネ)はアポロの聖樹として永遠に称えられるというのです。ニンフたち、羊飼い達はダフネの栄誉を称え、同時に愛の力を称えて、真の愛から逃げることがないようにと、歌い踊ってフィナーレを迎えます。木になって永遠の生命を得たダフネ、神からの真の愛など、古典古代の神話物語が17世紀初めのキリスト教文化圏の詩人/音楽家に受容されたか経緯が伺い知れて、大変興味深いと感じます。終盤のアポロのアリアに聞かれる装飾的音形は、モンテヴェルディ作の「オルフェオ」(1607)のアリアに見られるものと酷似していますが、両者に出演した当代を代表するテナー歌手のフランチェスコ・ラージが得意とした歌唱法をモンテヴェルディとガリアーノがそれぞれ記譜したためと考えられます。Tirsi: Iroha_V4, Apolo: VY2V3, Pastore del Coro: VY1V4, MIKU_V4X, IA, Kaito_V3, Gackpoid_V4. A=440Hz, Logic Pro X 4.1のHermode Tuningで調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/57231500
Sigismondo d'India: Beati immaculati in via【4声のモテット】
初期バロックのイタリアの作曲家、シジスモンド・ディンディア(1582-1629)作曲の通奏低音付きの4声のモテット、"Beati immaculati in via, qui ambulant in lege Domini."「いかに幸いなことでしょう
まったき道を踏み、主の律法に歩む人は」(Psalm 119:1)を演奏します。神の道を歩む人を讃えたアルファベットの詩篇ですが、神の道を全うしたといえばこの方々だと思います。Vocaloid: IROHA_V4, IA, KAITO_V3, Gackpoid_V4/Native. A=440Hz, ミーントーン( F)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/57231500