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708とリサのエンタメ活字談義 第40回：山本弘「MM9」
「気象庁を舐めるなあ！」
頭を押さえて床にうずくまっている伊豆野に、久里浜は侮蔑の言葉を投げつけた。
「一人でも多くの人間を災害から救うのが、気象庁職員の務めだ！
人間原理だかなんだか、そんなの知った事か！
怪獣災害は防ぐ、防いでみせる！」(本書304ページより)
……皆さん、遅くなりましてすいません。
今回は当動画シリーズの第一回目から名前を度々出してきた作家、山本弘の代表作の一つ、「MM9」を紹介します。
山本氏の作品については「アイの物語」から「名被害者・一条(仮名)の事件簿」まで、最初に取り上げるのに何を紹介したらいいか散々迷っていたのですが、本動画冒頭で紹介した映画をAmazonPrimeでやっと見て、踏ん切りがつき製作を始めたのですが、本業の方が何かと忙しくなったので、今頃になっての投稿となんてしまいました。
あと、「三十分以上の動画をアップロードしたら画質が落ちる」問題、とりあえず解消したようですが、果たして……？
前回：タニス・リー「銀色の恋人」sm42645569
次回：製作開始
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
2024年1月2日の追記
能登大地震の被災者の皆さんへ、一日も早い復興と日常への復帰をお祈りいたします。
2024年4月5日の追記
夜勤明けで帰宅後パソコンを開けると、山本氏が去る3月29日、誤嚥性肺炎で亡くなられていたとの報道。ご冥福をお祈りいたします……
708とリサのエンタメ活字談義 第39回：タニス・リー「銀色の恋人」
「愛するひと、愛するひと。わたしはまたあなたにあうでしょう」(本書428ページより)
……皆さん、少しだけお持たせしました。今回、七か月半ぶりの「エンタメ活字談義」は「平たい地球」シリーズなどで知られる、「現代のシェヘラザート姫」「ダーク・ファンタジーの女王」、タニス・リーのSFロマンス小説、「銀色の恋人」の感想動画です。
この小説、動画内でも語っているのですが、その名は随分昔から知ってはいたものの「恋愛小説でもある」事と、何より金が無かったため、まったくの手つかずだったのですが、先ほど投稿した「エンタメよもやま話」の＃5(sm42645405)を制作する際、本作を紹介する必要性を感じ、同シリーズの＃4を投稿した直後にAmazonで取り寄せ、二か月以上かけてやっと読了、動画制作に取り掛かったため、今頃になっての投稿となってしまいました。 次はそんなに間が開かないとは思いますが、何事も万が一がありますので、また気長にお待ちください。
前回：火浦功「ハードボイルドで行こう」sm41595221
次回：山本弘「MM9」sm43215672
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
708とリサのエンタメ活字談義 第38回：火浦功「ハードボイルドで行こう」
「おれは何だ？ 言ってみろ」
「ハードボイルドの私立探偵」
「そうだよ。ハードボイルドなんだよ。汚れた街をひとり行くんだよ。
警官にこづかれ、ヤクザに殴られ、それでも決して退くことなく犯人を追いつめ、待っているのは苦い結末なんだよ。判るか？」(本書268ページより)
皆さん、明けましておめでとうございます。
今年最初の「エンタメ活字談義」は、前世紀末を代表するすちゃらか作家、火浦功の作品となります。
実はこの動画、出来れば去年中に投稿したかったのですが、いざ、作り上げてみると(いつものように)どころどころミスが目立つ、AviUtlがデータを読み込んでくれない、などのトラブルが相次ぎ、今頃になっての投稿途端てしまいました……今年こそは！
追記。投稿後、エンディングの途中でBGMが途切れるミスがあったので、今度期間限定のプレミアム会員になった時、修正しようと思っています。
前回：大沢在昌「新宿鮫」sm41442719
次回：タニス・リー「銀色の恋人」sm42645569
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
708とリサのエンタメ活字談義 第37回：大沢在昌「新宿鮫」
皆さん。お久しぶりです。
今回は大沢在昌の出征作にして代表作、「新宿鮫」の第一巻となります。
今回、この小説を選択した理由は少々不謹慎な気もしますが、
それでも、今回の事件(に限らず、これまで警察関係者がいろいろ起こしてきた不祥事)に対する率直な感想なので、そこはご理解いただきたいです。
前回：新井素子「グリーン・レクイエム」sm40928829
次回：火浦功「ハードボイルドで行こう」sm41595221
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
708とリサのエンタメ活字談義 第36回：新井素子「グリーン・レクイエム」
皆さん、残暑お見舞い申し上げます。
今回は新井素子氏の初期の傑作、「グリーン・レクイエム」。その最初の文庫版の講釈となります。
「『……絶句』から四年も経って、今更⁉」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、その件については当動画の中で語っておりますので、まず、そちらを見てください。
前回：E・ハミルトン「反対進化」sm40570577
次回：大沢在昌「新宿鮫」sm41442719
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
708とリサのエンタメ活字談義 第35回：E・ハミルトン「反対進化」
皆さん、お久しぶりです。
今回は、「キャプテン・フューチャー」や「スター・キング」などでおなじみのアメリカのSF作家、エドモンド・ハミルトン。その短編を日本独自に集めたアンソロジー集の講釈となります。
「何で短編集一冊の動画を造るのに五か月もかかったの？」とか、
「コレじゃなくて、有名な『フェッセンデンの宇宙』を取り上げればいいのに」とか、皆さん、不満があるとは思います。くわしくは本動画内で語ってはいるのですが、前者については第参拾参回を投稿した際、
「フルHD(1920×1080)で造れば、たとえ画質が360pまで落ちても小さな文字が潰れにくい」
事に気付き、今回もフルHD企画で作成したためで、おかげでエンコードに時間がかかってしまった(10分強の動画をエンコードするのに2時間以上もかかる。そのため間違いが見つかっても修正に時間がかかる)為でもあります。
まぁ、次回はそんなに間が開かないとは思いますが……。
前回 庵野秀明ほか「EVANGELION ORIGINAL」III(後編)：sm39872838
次回 新井素子「グリーン・レクイエム」：sm40928829
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
708とリサのエンタメ活字談義 第34回：庵野秀明ほか「EVANGELION ORIGINAL」III(後編)
さて、後半戦ですが、このパートはハッキリ言って、「シン・エヴァ」で完結した、エヴァンゲリオン新劇場版への自分なりの私見を語っただけのコーナーです。
まぁ、皆さんもいろいろ意見はお持ちかとは思いますが、「コレも見解の一つ」と割り切っていただければ幸いです。
なお、ラストのオチは、かつて月刊OUT(みのり書房)で「あの作品」を紹介した須田留貧(現・三条陸)氏が、庵野監督に負けじ劣らじの石川賢ファンだった事から思い付いたモノです。
で、24:12で紹介しているマンガのアドレス
ニコニコ静画(https://seiga.nicovideo.jp/comic/1987?track=verticalwatch_cminfo1)
あと、真希波マリ・イラストリアル役を務められた坂本真綾さん、ご懐妊おめでとうございます。
前回：庵野秀明ほか「EVANGELION ORIGINAL」III(前編) sm39868387
次回：E・ハミルトン「反対進化」sm40570577
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
708とリサのエンタメ活字談義 第34回：庵野秀明ほか「EVANGELION ORIGINAL」III(前編)
さて、今回は「EVANGELON ORIGINAL」その参巻目の紹介と感想なります。
前回語った通り、元々は一本の動画として造ろうとしたのですが、とりかかってみるといろいろ言いたい事(ツッコみどころとも言う)が多々ありすぎたため(おかげで「エヴァ」というコンテンツそのものを語ることになってしまった)、前後編にしたのですが、やはりそれでも言い足りず、今回は更に二分割、前編後編の二本編成(前回を含めれば合計三本)としました。
……って、ニコ動さん？ いい加減「長い動画を高画質でアップ出来ない問題」何とかなりませんかねぇ。
前回：庵野秀明ほか「EVANGELION ORIGINAL」I・II sm39842022
次回：庵野秀明ほか「EVANGELION ORIGINAL」III(後編)sm39872838
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
708とリサのエンタメ活字談義 第33回：庵野秀明ほか「EVANGELION ORIGINAL」I・II
皆さん、おまたせしました。
2022年最初(になってしまった)「エンタメ活字談義」はテレビ版「新世紀エヴァンゲリオン」の
各話シナリオを書籍化した本の壱巻と弐巻です。
詳しい事は本編中で語っているのですが、今回の動画、物が物だけにテレビアニメ版本編を見返す必要が生じた事(思い込みだけでしゃべるのは危険なため）、造ってて自分でも意外なほど言いたい事(ツッコみとも言う)がいっぱいあったので、えらく時間がかかってしまい(ラストのリサのセリフはその名残)、今回も前後編と言う形でお送りいたします。
あと、今回から再生時間が長くなるのを考慮してフルＨＤ(1920×1080)で制作したのですが、一分半長かっただけで、360pまで落ちてしまったのは、意外でした。
前回：梶尾真治「フランケンシュタインの方程式」sm39367330
次回：庵野秀明ほか「EVANGELION ORIGINAL」I・II sm39868387
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
708とリサのエンタメ活字談義 第32回：梶尾真治「フランケンシュタインの方程式」
皆さん、残暑お見舞い申し上げます。
前回、「すぐに上げる」と言いながら、今頃になっての投稿になってしまいましたが、
あの時はセリフ部分は完成し、あとは画像やエフェクトを入れるだけ、という状態だったのですが、いざとりかかってみると、自作しなければならない画像が多々あったうえに、レイアウトや演出などで結構手間を取ってしまい、更には何とか完成ても動画時間が三十分を超えてしまい、所々を切り詰めなけばならなかったため、このような事態になってしまいました(正直、第1回の次ぐらいに手がかかってます）。
「ギャグはシリアスより難しい」とはよく言われるものの、まさか感想動画もそうだったとは……
10:39で紹介している方の動画
①sm35015175②sm35035600③sm35040052④sm35086778⑥sm35147464
前回：sm39117974 次回：sm39842022
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
708とリサのエンタメ活字談義 第31回： 梶尾真治「もう一人のチャーリィ・ゴードン」
皆さん、暑中お見舞い申し上げます。
さて、今回の「エンタメ活字談義」は、2003年に発売された梶尾真治の三冊の短編集の内の一冊、
「もう一人のチャーリィ・ゴードン」です。
実はこの動画シリーズを始めてからきちんと紹介したいとは思っていたのですが、冒頭部の出だしがなかなか決まらず、ずっと見送っていたものの、今年に入ってようやく公開された「アレ」にかこつけることで、何とか実現できた次第です(ちなみに動画内での「アレ」の感想、実は私の知人の発言が元になっています)。
また、この動画は現在制作中の物と一緒に投稿するつもりだったのですが、制作に結構時間がかかってしまい、断念。本作を先に公開することにしました。
本編中でもさらっと触れているのですがこの本、今読み返すと、結構心に刺さる所が多々あるんですよね……。
前回 佐々淳行「東大落城」：sm38674196
次回 梶尾真治「フランケンシュタインの方程式」：sm39367330
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
708とリサのエンタメ活字談義 第30回：特別編 佐々淳行「東大落城」
さて、今回は佐々淳行の著作から「東大落城」を取り上げることにします。
なぜこれを選んだのかは動画本編で語っている事とは別に、この本の題材である「東大安田講堂事件」をはじめとする学園紛争が、後の「あさま山荘事件」等と比べて語られることが少ないので、
「ならば自分が一つ描いてみるか」そう思ったわけです。
とはいえ、この本、佐々氏の著作の中でも情報量がかなり多い部類なので、動画内で全てフォローすることが困難で、四月中に完成させるつもりが今の今までかかってしまいました。
前回 夢枕獏「陰陽師」：sm38347769
次回 梶尾真治「もう一人のチャーリィー・ゴードン」：sm39117974
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
708とリサのエンタメ活字談義 第29回：夢枕獏「陰陽師」
今回は夢枕獏氏にとって「キマイラ」や「餓狼伝」と並ぶライフワークである、
「陰陽師」その一巻目を紹介します。
今回の作品、舞台である平安時代の素材を集めるのに苦労(ニコニ・コモンズでもあまりない)した上に、集めた素材の一部がAVIUTLに読み込めないというトラブルがあり、それなりに苦戦しました。
また、平安時代の衣装については完全にイメージ優先。詳しい人が見たらキレるか笑うかの
どっちかだと思いますが、そこは生暖かい目で見守っていただきたいですな(苦笑)。
前回：田中芳樹「夏の魔術」シリーズ sm38227324
次回：佐々淳行「東大落城」sm38674196
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
708とリサのエンタメ活字談義：第28回 田中芳樹「夏の魔術」シリーズ
皆さん、あけましておめでとうございます(もう二月ですが)。
さて、今年初めの「エンタメ活字談義」は、第一回のコメントで、「この二人(708とリサ)を見ていると思い出す」と評された、田中芳樹氏の代表作の一つ、「夏の魔術」とその続編三作の講釈です。
「まだ二月なのに、『夏』の話か⁉」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、それについては本編参照という事で。
あと、この「夏の魔術」シリーズ(「耕平と来夢」シリーズとも)、ご存知の方も多いと思いますが、作者である田中氏が、挿絵を担当したふくやまけいこ氏の絵柄に惚れ込んでいることを踏まえて、本編の挿絵やふくやま氏が手掛けた漫画版のカットを多用しようかと思ったのですが、それだと田中氏の版権を管理している「株式会社らいとすたっふ」の綱領に引っかかってしまうのでいつも通りの作風に仕上げたことをお断りしておきます。
前回：恩田陸「六番目の小夜子」sm38023388
次回：夢枕獏「陰陽師」sm38347769
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
708とリサのエンタメ活字談義 第27回：恩田陸「六番目の小夜子」
さて、今年最後のエンタメ活字談義は、「夜のピクニック」「ユージニア」などで知られる作家、恩田陸氏のデビュー作です。
この本、いつかはきっちりと紹介したいと思っていたのですが、(なにせ今まで取り上げた女流作家が新井素子一人だったので)若いころに引っ越しに次ぐ引っ越しのせいで肝心の本書を紛失してしまい、家中捜し回ってやっと見つかったため、ようやく紹介するくだりとなりました。
あと、来年の春に引退を発表したキートン山田さん、お疲れさまでした！
前回：井沢元彦「邪神復活」sm37751786
次回：田中芳樹「夏の魔術」シリーズ sm38227324
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
708とリサのエンタメ活字談義 第26回：井沢元彦「邪神復活」
皆さんお待たせしました。
今回のエンタメ活字談義は「穢れと茶碗」(祥伝社)や「逆説の日本史」シリーズなどのエッセイ／評論活動で知られる小説家、井沢元彦氏の初期作品です。
この小説、内容こそ「やや悪い意味で古臭い」(コレについては本動画参照)ところが目立つのですが、構成や伏線回収が結構しっかりしている上、後の評論活動につながる箇所も見受けられるので、私にとっては無視できない一冊なのです。
また、今回の動画はいつにもまして構成がバタバタしてしまいました(特にエンディング)が、これはひとえにニコ動の仕様、「動画の再生時間が三十分以上あると、画質が劣化する」事を気にしすぎたためです
……てか、運営さん、この問題、何とかしてくれませんかね？
＊2020年11月1日の追記。まさか投稿したその日にショーン・コネリー氏の訃報が入るとは……！
前回：五島勉「ノストラダムスの大予言」シリーズ sm37371576
次回：恩田陸「六番目の小夜子」sm38023388
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
708とリサのエンタメ活字談義 第25回：特別編 五島勉「ノストラダムスの大予言」シリーズ
今回は先々月の6月に他界した五島勉氏の追悼動画になります。
「何でそんなの造った？」とお思いの方も多いでしょうが、やはり、良くも悪くも前世紀末を代表する物書きであること、そして動画内でも語っているのですが、「さる作品」に大きな影響を与えたシリーズなので、取り上げることにした次第です。
実はこの動画、なんとしてもお盆前にアップロードしたかったのですが、エンコード終了後の動画を見返すたびにミスが目立ち、修正に修正を重ねているうちに今頃になっての投稿、となってしまいました。
また、今回の動画は第10回目の「カバラの呪い」(sm34619418)を見たことを前提に造っていますので、未見の方はまず、そちらを先に視聴することをお勧めします。
前回：豊田有恒原案・石津嵐「宇宙戦艦ヤマト」sm37249275
次回：井沢元彦「邪神復活」sm37751786
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
708とリサのエンタメ活字談義 第24回：豊田有恒・原案 石津嵐『宇宙戦艦ヤマト』
ようやく完成しました。
今回は、九月に「2199」から始まる新シリーズの新作が公開予定の「宇宙戦艦ヤマト」、その最初のノベライズ版です。
実はこのヤマト、昔から著作権管理が厳しい事で知られている(事実、さくまあきら氏は漫画のハウツー本やエッセイで、「ヤマトのパロディは禁じられている」と明記していた)、事もあり、今回も表紙絵やレコード・DVDジャケット以外は使わない方針を取っていたのですが、やはり宮川泰の楽曲の魅力には勝てず、ニコ動でアップされているカバーソング（花音様：『宇宙戦艦ヤマト～無限に広がる大宇宙～』歌ってみました【♪花音♪】sm21676262）とはいえ、一曲だけ使ってしまいました。刷り込みは、怖い。
あと、今回は実験のつもりで画質を向上（640×360→1280×720）してみたのですが、いざ、作ってみると一時間を超えてしまい、切り詰めるだけ切り詰めたものの、40分以上の長さになってしまいました。さて、どうなってるやら……
前回：神林長平「言葉使い師」sm36782304
次回：五島勉「ノストラダムスの大予言」sm37371576
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
708とリサのエンタメ活字談義 第23回：神林長平「言葉使い師」
さて、今回は神林長平氏初期の短編集から「言葉使い師」の紹介となります。
第5回で「戦闘妖精・雪風」を紹介してから一年半以上間が開いてしまったのですが、これは今回紹介する本が、長年紛失していてつい先日「南から来た拳銃使い」(中井紀夫)共々見つかったためで、別に忘れていたわけではありません。
また、今年の頭からの新型コロナのせいで何かとあわただしい昨今ですが、今回のを含めて私の動画シリーズが、皆さんの体のいい暇つぶしになればいいかな、と。
（2020年7月24日の追記）
「たすけて！メイヴちゃん」でメイヴちゃん役を務められた水樹奈々さん、結婚おめでとうございます。
前回：中井紀夫「南から来た拳銃使い」sm36527239
次回：豊田有恒原案・石津嵐「宇宙戦艦ヤマト」sm37249275
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708とリサのエンタメ活字談義 第22回：中井紀夫「南から来た拳銃使い」
さて、今回の動画のタイトルを見て、「何それ知らない」と思う人は多いと思います。
これは動画内で語っているように私が若いころ、今は亡き兄からもらった物の中で結構印象深く、
この動画シリーズを投稿して以来、いつかは紹介したいと思っていた小説の一つなのです。
本作を読んていてつくづく思うのは、
「『西部劇』というのは現在の娯楽コンテンツの源流の一つなんだな」
という事。
実際、本動画でも語っている西部劇(正しくはイタリア製西部劇「マカロニ・ウェスタン」）のあるパターン、日本の格闘物や前世紀の香港映画なんかでもよく見られる代物だからです。
なお、今回作るのに時間がかかったのは、「西部劇スタイルの物語」という事で資料を集めまくったものの、使えそうなのが音楽以外ほとんど無く、背景などは自作せざるを得なかったこと、YMMからAviUtlへ落とし込む際、一部のゆっくりに不具合が生じ、修正に修正を重ねていたため。
やはり、YMMの段階で画像ファイルを盛り込むのは良くないようです。
前回：京極夏彦「どすこい(安)」sm36253546
次回：神林長平「言葉使い師」sm36782304
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708とリサのエンタメ活字談義 第21回：京極夏彦「どすこい(安)」
さて、今年最初の「エンタメ活字談義」は京極夏彦の最大の怪作、
「どすこい。」の新書版です。
何故コレをセレクトしたのかというと、前回の説明欄で書いたとおり、
私の母が去年の末に亡くなって、少しでも気を紛らわせるために選んだ訳であり、
別に大相撲初場所に合わせた訳ではありません。
まぁ、母が死んで以来、なんやかんやあるせいで今までのように月一にペースで投稿できないかもしれませんが、別に止めるつもりはないので気長に待ってください。
前回：中井紀夫「南から来た拳銃使い」sm36029739
次回：sm36527239
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708とリサのエンタメ活字談義 第20回：池上永一「シャングリ・ラ」
さて、今年最後の「エンタメ活字談義」は、「テンペスト」などで知られる池上永一の初の映像化作品、『シャングリ・ラ』です。
なぜこの作品を取り上げるのかというと、実は十月を過ぎて某ケモノアニメを見たからで、
「こんなん造るぐらいなら、ネット配信のみでいいからコイツを原作準拠で再アニメ化しろよ！」
と、本気で腹が立ったからです。
後、先月の末に母が亡くなり、プライベートがごたついてしまったとはいえ、動画投稿が遅れてしまい申し訳ございません。今後、投稿ペースが落ちるとは思いますが、今は、これだけは言っておきます。
「かならずお目にかかろう」
前回：田中芳樹「創竜伝」シリーズ sm35734075
次回：京極夏彦「どすこい(安)」sm36253546
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
吉田健一氏ホームページ「gallo44」
http://gallo44gallery.web.fc2.com/index.html
708とリサのエンタメ活字談義 第19回：田中芳樹「創竜伝」シリーズ
どうにか、間に合った、かな……
今回は第４回で紹介した、「銀河英雄伝説」（sm33806539）で知られる田中芳樹の最大の長編小説、「創竜伝」です。
前回から二週間も経たずの投稿ですが、ネットで調べ物をしていたら、とある事実を知り、急遽この動画を作った次第です(具体的には本編を)。さて、明日は仕事なので、寝るか……。
前回：火浦功「スターライト」シリーズ sm35734075
次回：池上永一「シャングリ・ラ」sm36029739
マイリスト：mylist/63007905
708とリサのエンタメ活字談義 第18回：火浦功「スターライト」シリーズ
皆さん、こんばんは。
今回のお題は「高跳びレイク」や「未来放浪ガルディーン」などで知られるスチャラカ作家(誉め言葉)、火浦功の代表作、「スターライト」シリーズです。
実は今回、原著である集英社コバルト文庫版を家中かき回して探しまくったのですが、どうしても見つからず、唯一手元にある「スターライト☆ぱ～ふぇくと！」（朝日ソノラマ）を種本に、記憶とネットの情報を基に作ったのですが、いかがでしょうか？
また、今回のオチは別にもう秋だからと言うわけでなく、ただの偶然であることをお断りします。
前回：菊池秀行「インベーダー・サマー」sm35485475
次回：田中芳樹「創竜伝」シリーズ sm35781331
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
708とリサのエンタメ活字談義 第17回：菊池秀行「インベーダー・サマー」
前回に引き続き菊池秀行「インベーダー・ストリート」の後編です。
さて、ここからは個人的な感想。
ここ一年動画を作っていて思うのは、
「YMMとAviUtlと格闘して動画作るのは結構骨だというのに、
集団作業とはいえ、あまり多くない予算と逼迫したスケジュールの中、
基本的に手書きだけで『魅せる』動画を描けるアニメーター諸氏はすごいもんだ」
という事。
……それだけに、先月の放火事件は悲しく、痛ましく、腹立たしい。
まだいろいろ情報が錯綜しているのですが、それでもこの事件の犯人に対して言いたいのは、
先日、亡き兄の遺品から出て来た録画DVDディスクの一枚。その中にあった、TVアニメの第一話に出てくる、さる登場人物がテロリストに対して言い放った一言、これに尽きます。
八月三日早朝、TVアニメ版「R・O・D」をみながら。
前回：菊池秀行「風の名はアムネジア」 sm35485427
次回：火浦功「スターライト」シリーズ sm35734075
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
第１回：菊地秀行｢魔界都市〈新宿〉」（sm33636505）
708とリサのエンタメ活字談義 第16回：菊池秀行「風の名はアムネジア」
さて、菊地秀行｢魔界都市〈新宿〉（sm33636505）」から始まった，この「エンタメ活字談義」も今月で一周年。
今回はそれにちなみ菊池氏の初期作品を合本化した「インベーダー・ストリート」（朝日ソノラマ）を前後編二本立てで投稿いたします。
この小説、本動画内でも語っている通り、後編で紹介する「インベーダー・サマー」共々、昔某雑誌で「夏休み中に読むのにぴったりの小説」として紹介されていたのですが、さて、今時の十代にはどうでしょうかね？
前回：かんべむさし「サイコロ特攻隊」sm353857
次回：菊池秀行「インベーダー・サマー」sm35485475
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
708とリサのエンタメ活字談義 第15回：かんべむさし「サイコロ特攻隊」
さて、今回のエンタメ活字談義は、かんべむさし氏の初の長編小説である、
「サイコロ特攻隊」です。
本動画内でも語っていることですが、本作のキーパーソン、伊藤瑞穂。
この男の事を一言で表すと、
「あなたの後ろに伊藤瑞穂……」
でしょうか？
……実際、伊藤のような輩は人類が滅亡しない限り絶えることは無い、と思っています。私は。
追記
ゼニクレイジーが出て来る某携帯会社のCM、あれ、幻覚じゃなかったんだ……
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
前回：清水義範「ザ・対決」sm35270496
次回：菊池秀行「風の名はアムネジア」sm35485427
708とリサのエンタメ活字談義 第14回：清水義範「ザ・対決」
今回のエンタメ活字談義は、私が今の時点で唯一読んだ、
清水義範の小説作品です。
本動画内でも指摘しているのですが、この短編集、
今どきのコンテンツに見慣れた目からすると、物足りなさを感じるかもしれませんが……
機会があれば、ぜひ、皆さんも読んでみてください。
あと、動画投稿中に気が付いたのですが、動画終盤の意見出しには、
「紙の書籍VS.電子書籍」も入れとけば良かったかと。
マイリスト 708とリサのエンタメ活字談義：mylist/63007905
前回：香山滋「ゴジラ」sm35145517
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708とリサのエンタメ活字談義 第13回：香山滋「ゴジラ」
皆さん、こんにちは。
令和初にして第13回目の「エンタメ活字談義」は、
昭和の探偵作家、香山滋の代表作（と、思われている）『ゴジラ』
関連の詰め合わせ集となります。
なお、香山滋というのはペンネーム（本名は山田鉀治）で、
ニコ動をはじめ、ネットでチヤホヤされている某精神科医とは赤の他人ですので、
皆さん、くれぐれも勘違いなさりませぬように……。
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前回：R・ブラッドベリ「華氏451度」sm35027844
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708とリサのエンタメ活字談義 第12回：レイ・ブラッドベリ「華氏451度」
平成最後の動画はレイ・ブラットベリの代表作の一つ、「華氏451度」です。
実はこの作品、すでにボイズロイド劇場で動画を作ってらっしゃる方がいて、しばらく控えておこうか、とも思ったのですが、前回の補足とこの小説に関するある思い出をどうしても語りたくなったので、投稿した次第です。
Bleisen 様ディストピアの世界を覗こう『華氏451度』:sm33709274
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前回：G・オーウェル「1984年」sm34820614
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708とリサのエンタメ活字談義 第１１回：G・オーウェル「1984年」
さて、今回はジョージ・オーウェルの遺作にして、
ディストピア小説の代表格、「1984年」（「一九八四年」とも）です。
……実は今回、書きたいことが多すぎて、とうとう30分を超えてしまったのですが、
皆さん、見づらくないでしょうか？
動画が30分を超えると画質が悪くなったり、再生できる媒体が限られたりするので。
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708とリサのエンタメ活字談義 第10回：五島勉「カバラの呪い」
さて、今回の動画のタイトルを見て、「何だ?」と思った方も多いと思いますが、
この作品、「ノンフィクションライターが書いた小説」の一例としてぜひ紹介したくて、
前作「へんないきもの三千里」と対で作ろうとしたのですが、作品の性質上、慎重に作らざるを得ず、今頃になって投稿した次第です。
動画内でも説明しているのですが、これは二十年ほど前に隣町のスーパーで開かれていた古本市で購入したモノなのですが……
本当は、「危機の数は１３」を手に入れたかったんだよぉ!
あと、この本の作者、五島勉氏の近況はこちら。
文春オンライン・笹山 敬輔「伝説のベストセラー作家・五島勉の告白「私がノストラダムスを書いた理由」
作家・五島勉インタビュー #1
http://bunshun.jp/articles/-/5624
同上「ノストラダムス五島勉の遺言「終末を思え、道は開かれる」
作家・五島勉インタビュー #2
http://bunshun.jp/articles/-/5625
＊追記。＃15:48で出てくる「璽宇教」については、Wikipediaを参照したほうが手っ取り早いかと。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%92%BD%E5%AE%87
＊追記その２。
2020年6月16日、誤嚥性肺炎により、五島勉氏が亡くなられました。
そこで「追悼動画」を作成(sm37371576)しましたので、出来ればそちらもご覧ください。
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