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【ボカクラ祭7】星の歌うヴァリエ【スクリャービン】
第七回ボカロクラシカ音楽祭参加作品:自由曲部門
該当テーマ:「7」「色」
ストラヴィンスキーが「演奏技術が抜きんでている」と評したスクリャービンの、ピアノ協奏曲の第2楽章です
スクリャービンは調性が"色"として感じられる共感覚の持ち主でした
彼が最も愛した嬰ヘ長調(輝かしい青、紫)の曲の中でも、最も甘美と評される楽章で、随所の"7"連符が優しい光を放つ作品です
この後すぐに書いたソナタ3番の3楽章を「星が歌う」と語っていますが、共に同じ調で、とても似た曲想の名曲どうしです
私は、特にこちらの第四変奏~コーダ辺りが泣けます
Aクラのソロのみをルカでの演奏です
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■こんな記事が http://wired.jp/2015/04/03/sound-of-stars/
A.L.Dvořák [ Finále ; Symfonie č.7 ] GPO5
GPO5へのUG記念に打ち込んでみました
一切の出音とリヴァーブは5の内蔵のみ、昔風に云うとティンバー2台差し、弦は新収録の音を使っていません
そういえば半年後(?)のボカクラ祭が今年第7回ですね(7番で作品番号70!)
日本では8・9番が有名ですが、ヨーロッパでは7番が圧倒的人気で、私は十数回本番をやった曲です
改めて全パートを打ち込んでみて、何故こんなにも魅力的な旋律が書けるのかと唸りました
そう名曲は奏者そして音譜と楽器が歓ぶのです
ちなみにドヴォ7は、セルクリーヴランド管のような禁欲的な厳しい演奏が私の趣味です(特に3楽章)
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追記:ソロ曲を打ち込んで動画にしたことがある楽器とだけ…>3コメ
【ボカクラ祭7】アレグロモルト(Sz.83)【バルトーク】
第七回ボカロクラシカ音楽祭参加作品:自由曲部門(テーマなし)
バルトークが丁度90年前の11月に作り上げたピアノ協奏曲1番の終楽章です
他人の語法を咀嚼・離脱し、中心軸システムや対位法傾倒の為カノンとフゲッタに満ちた野心作です
粗野で高貴な鮮血の色と匂いが漂うソナタ形式のトッカータだと思います
この曲に出会った当時にアナリーゼをしたのですが、今回作り上げていく中で改めて読み解いて強く思ったことは、「こんなに繊細な和声だったのか」という点でした
ヴァイオリンソナタ1番が死ぬほど好きなので、繊細なことは分かっていたのですが…改めて唸る出来です
…本演奏を故コチシュ氏に献呈したいと思います
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【ボカクラXmas祭2016】暮れ泥み、夜となりても【V=ウィリアムズ】
ボカロクラシカクリスマス祭2016参加作品です
ヘンリーモンクの讃美歌をヴォーンウィリアムズがプレリュードにした1曲です
エルガーの魂を感じ、パリーの教えが生きた名曲です
ヴォーンウィリアムズ作品にはクリスマス曲が沢山ありますが、敢えてこの選曲にしました
原曲は、鎮魂に歌われる讃美歌です
日が暮れても、年を越しても、夜を越え朝が訪れるという前奏曲とならんことを
さあ、私たちのクリスマスは始まったばかりです
Wish you have Wonderful Holidays!
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【巡音ルカ】私は失われた【マーラー】
リュッケルトリーダーの1曲です
拙訳は私のものです
死者は、音楽に生きていて
音楽を絶やすことは死者を二度(ふたたび)殺すことなのだと語り掛けるような名曲です
ソロヴァイオリンが命の散ってしまう儚い様を表しているようです
この詩・曲の語るところは、決して厭世などではないので、
活き活きとしていなければならないと私は考え、通常より能動的な演奏をしてみました
マーラーの名を冠するグスタフPさまの同曲名演→sm6220442
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【ボカバッハ】オルガン協奏曲ヘ長調より第3楽章【BWV1057】
時折やりたくなるばっはっは
鍵盤コンチェルトの6番の方の終楽章です
抑制的な響きにして対位法的なフレージングアンサンブルを聴くためにチェンバロは意図して抜きました
古典派の要素に溢れているので、オルガンで演奏するのに、トゥッティ部分を通奏低音風に少し変更してあります
ただし415Hzのバロックピッチ、ヴェルクマイスター第三のFセンターです
この曲はペライア盤が好きで、マリナーが亡くなった時に改めて聴いた際に(振ってないけど)アカデミー室内管の音に涙しました
写真は大阪の方ならどこだかわかると思います
ニャッチーさまのブランデンブルグ版→nm21976134 nm22749530
小川Pさまのブランデンブルグ1楽章→sm24227368
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【ボカロ聖歌隊】罪なき日を接ぎ給え(HWV278)【ヘンデル】
OMPさまのヘンデルシリーズへのリスペクト作です→mylist/31868836
ヘンデルは他にやりたい曲があるのですが、これもやっておきたい曲でした
ミゼレーレの半音階部分がまるでパーセルのようです
時は1713年、落成間もない聖パウロ大聖堂にて執り行われたユトレヒト条約式典にヘンデルが献呈した「ユトレヒト讃歌と喜びの日」という曲内テデウムの第10曲です
有名な方のテデウムと同じテクストですが、こちらは1662年の祈祷書に基づいています
画像は英国画家ウィリアムハントの「ヨムキプルの山羊」(PD)です
ちなみに今年の「贖罪の日(ヨムキプル)」は10/12だそうです
ヴェルクマイスター第三のHセンター、422.5Hz(ヘンデルフォーク)でリアライズと拙訳は自前です
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J.F.A.M.Ibert [ Ⅰ. Pastorale ] Concerto_pour_Violoncelle (1925)
以前投稿した間奏曲の説明文で書いたイベールのチェロコンの1楽章です
(2、3楽章は今の私の音源や腕では演奏できません)
とある方からリクエストを頂戴し、好きな曲なので打ち込んでみました
打ち込みだと、何が起きているのかが理路整然と分かりやすいのではないでしょうか?(実演だとイベールくらいからは段々難しい)
ね?デュプレの演奏が名演だとわかりますでしょ?
GPO5の新収録ソロ弦属のサステインってヴィブラートの調節効かないんだろうか…
(演奏はGPO4の1ソロを使っています)
ちなみに今年初めての「平均律のみで調律した演奏」です
画像はルソーの死の前年作品「牛の居る風景」(PD)です
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【ボカクラ祭7】嫋やかなれ!アイシェの舞い【ハチャトゥリアン】
第七回ボカロクラシカ音楽祭参加作品:自由曲部門
該当テーマ:「7」(7小節のフレーズがある)
ハチャトゥリアンの代表作「ガイーヌ(ガヤネー)」の中の一曲0A0-8345-7です
ラスベガスの噴水ショーにて聴いたことがある方も多いのではないでしょうか?
クルド人の娘アイシェが初登場し、眠りから目覚め舞いを踊るシーンの曲です
「民族の魂が目覚め、語り始める重要な所だ」とハチャトゥリアンが後に語っています
テューバフォン(音板が筒型のグロッケン)が良い味なんだけど音源ない…
画像はレイトンの「パヴォニア」とサージェントの「スペインの踊り子」(何れもPD)です
さぁ、父の仇バルザック討伐に行きますよ!(違
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A.Honegger [ Ⅲ.Vivace ] Concerto da Camera_H196
ミヨーの親友オネゲルの室内協奏曲の終楽章です
狭心症に倒れ、スイスへと転地療養した次年の作品で、(特に緩徐楽章などが)ますます深みを増していく頃に書かれた曲です
オネゲル作品は、ふとした瞬間に見せるロマン派の囁きが魅力的ですよね
夏の牧歌をやろうやろうと思いつつ、毎年秋になってしまう…
画像は、古賀春江の「そこに在る」(PD)です
ぴこぴこ1楽章→sm16156191
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【ボカロクラシカ】秋の足音【マリピエロ】
「秋の前奏曲」0P1-0788-9というピアノ曲集の第2曲をオーケストレーションしてみました(足音というのは、私の付けた名前です)
ホルンの呼び声で秋をいざなってみます
カゼッラの動画で名前をあげましたが、マリピエロは近代イタリアでは欠かすことの出来ない作曲家です
「癖のないファリャ」とはよくいったもので、聴きやすい作品で溢れています
使用ボカロはルカだけです
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P.Hindemith [ Ⅱ;Grazioso ] Holzbläser und Harfe Konzert
数あるヒンデミットの協奏曲より、木管とハープの為の協奏曲の間奏曲です
シャコンヌ風のカノン・オブリガートが始終支配するリトルネッロが採用された極めてヒンデミットらしく優雅な楽章です
1949年の第五回現代アメリカ音楽祭に書き下ろされた作品で、ヴォーンウィリアムスとブロッホへのリスペクトがこめられているとA.K.W.メイヤーは語っています
GPOのピッツィカートのMIXの仕方が段々と分かってきました
画像はゴッホの「煙草をふかす骸骨」(PD)です
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【ボカロクラシカ】黒の夢【ボルトキエヴィチ】
クロノトリガーの如く「テテッテ」とピアノの合いの手を入れたいところ…というのは冗談ですが、フランスの詩人ヴェルレーヌの詩を、ボルトキエヴィチ自身が独訳した7つの歌曲の第3曲です
ラヴェルやオネゲル、ヴァレーズが同じ詩に曲をつけていることでも知られます
本来はピアノ伴奏の曲ですが、アングレ、バスクラ×2、ファゴット×2、コントラファゴット、ハープを使った室内歌曲にして演奏してみました
重々しい曲想が表現できたと思います
拙訳はうp主のもので、原詩よりは独訳を元に語を選びました
WWIで迫害を受け生活の場を奪われた過去と、ヴェルレーヌの詩がリンクした佳作だと思います
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追記:広告ありがとうございます!
【ボカロシアンクラシック】しゅっぱつ!【テッテッテー♪】
汽笛を鳴らしてボカロシアンクラシック沼への旅に出発だ~
プロコフィエフの冬の篝火より第1曲、出発です
冬の篝火(作品122)は朗読と児童合唱・オーケストラの為の組曲で、ピオネールの雪の日の遠足を描いた愛すべき作品です
プロコフィエフの傑作の一つですよね
「出発」は、ぴかぴかのスキーを持った子供達の乗った汽車のシーンで、みんなが窓際に座って町並みとバイバイする場面です
https://www.youtube.com/watch?v=RCOXkWAAE8E
さあごらん、ロシアのιょぅι゛ょが敬礼しながら歌っていてかわいいのだ!(歌っているシーンは、キャンプの篝火を囲む場面です)
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P.Hindemith [ Ⅰ;Majestätisch und stark, ] Kammermusik_Nr.3
ヒンデミットの室内音楽の中でも、彼のトナリズムの原点とも言える音の協和性の妙が冴えるチェロコンチェルトの第1楽章です
打ち込みで各パートやセクションの音を作っていくと、ヒンデミットの和声や対位法の美しさ、センスフルに目を改めて見張ります
ピアノリダクション譜を見るとよくわかりますが、後半のセッコ・トゥッティなどはクラスターのようで超調和状態にあります
木管楽器の定位配置を曲に合わせて特殊にしました
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【ボカクラ納涼祭】黄昏の夢見心地【フロランシュミット】
フローランシュミットの夜曲集より第1曲です
暮れそめの秋涼を描いたようなロマンチシズムを感じます
元々はピアノの為の前奏曲集で、シュミット本人が後に抜粋でオーケストレーションしたものです
ピアノとオケの音遣いの差違から、彼の色彩感や楽器の使い方を知ることができる佳作です
画像はパーマーの「アペニンの夢」(PD)、使用ボカロはMEW(オーボエパートのみ)です
スイカバーに見えて涼しいと言われたフロランシュミット→sm18454439
トゥルニエの綺麗な同名作品→sm26787593
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