ワイルがナチスの迫害を避けてパリに滞在していた時に書いた音楽劇『マリー・ギャランテ』の中の一曲。その後、戦火が広がりワイルは渡米。楽譜は散逸。しかしこの曲はフランス軍兵士の間で歌い継がれ、作者不詳のシャンソンとして定着していきます。やがて80年代にワイルの作品である事が再発見されます。人生を歌うメロディー・メーカーのワイルとシャンソンとの一瞬の出会い。(この曲はRoger Fernayにより歌詞が付けられユーカリと呼ばれていますが、ここではワイルが最初に作曲したとおり歌詞無しで。) 少女Pオリジナル日本語歌詞付き版(人形の館へようこそ): sm10388971