ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」Op.73 内田光子/ラトル

ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」Op.73 内田光子/ラトル

ナポレオンがウィーンを占領し、ウィーン中が混乱に陥った1809年頃に作曲が開始されたといわれる。約1年後の1810年半ば頃に完成した。1811年11月28日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスで初演された。3ヶ月後1812年2月15日に、教則本の著者として知られるカール・ツェルニーを独奏者にウィーンでも初演されたが、これ以降ベートーヴェンが没するまで演奏されることはなかった。『皇帝』という別名は、ベートーヴェン自身によりつけられたものではない。どのような理由から『皇帝』と呼ばれるようになったか、現在2-3つの説がある。この曲の曲想が、あたかも皇帝を連想させるからであるという説、古今のピアノ協奏曲の中でも、まさに皇帝と呼ばれるのにふさわしい規模・内容であるからという説などである。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm13081747