マーラー 交響曲第8番「千人の交響曲」 ラトル/ベルリン・フィル

マーラー 交響曲第8番「千人の交響曲」 ラトル/ベルリン・フィル

マーラーの「ウィーン時代」の最後の作品であり、同時にマーラー自身が初演し耳にすることのできた最後の作品となった。 第8番の編成は、交響曲第7番までつづいた純器楽から転換し、大規模な管弦楽に加えて8人の独唱者および複数の合唱団を要する、巨大なオラトリオあるいはカンタータのような作品となっている。音楽的には、音階組織としての調性音楽からは逸脱していないが、大がかりな編成、極端な音域・音量、テキストの扱いなどに表現主義の特質が指摘されている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm17401267