プロコフィエフ 交響曲第5番 変ロ長調 op.100 ドゥダメル/ベルリン・フィル

プロコフィエフ 交響曲第5番 変ロ長調 op.100 ドゥダメル/ベルリン・フィル

プロコフィエフは元来政治には無関心であったが、1941年にヒトラー率いるドイツ第三帝国が独ソ不可侵条約を一方的に破棄してソ連に攻め入る現実を見て、かつてない祖国愛に目覚めたという。そして作曲家として何らかの形で祖国に貢献する道や方法を考え始め、こうした状況下で生まれたのがこの交響曲第5番であった。作曲は1944年にモスクワ郊外のイヴァノヴォにある作曲家たちの山荘で一気呵成に行われ、わずか1ヶ月あまりでピアノ・スコアが書かれ、更に続く1ヶ月でオーケストラのスコアが完成されたという。後にプロコフィエフはこの交響曲について、以下のように述べている。「わたしの第5交響曲は自由で幸せな人間、その強大な力、その純粋で高貴な魂への讃美歌の意味を持っている。」(1951年)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm17650291