『お遊さま』 4/4

『お遊さま』 4/4

しかし産後の肥立ちが悪く、慎之助に見とられながら死んだ。 お遊さまは、淀川にのぞんだ伏見の豪華な屋敷に今宵は月見の宴を催していた。 その時門前に捨て子があったと女中が連れて来た赤ん坊は、慎之助がお静亡きあと、思い余ってお遊さまに托したものであった。 淀川の芦の間を遠ざかる舟の中に、ひとり謡曲「熊野」をうたう慎之助の姿があった。 最初 sm18175763

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