ブラームス ピアノ協奏曲第2番 op.83 ブロンフマン/ラトル

ブラームス ピアノ協奏曲第2番 op.83 ブロンフマン/ラトル

1878年に作曲が開始され、ウィーン近郊のプレスバウムに滞在中の1881年に完成された。楽曲構成上はピアノ・ソロが単独で自由に奏するカデンツァ的な部分は無いとも言え、ソリストの超絶技巧の見せびらかしとしての協奏曲という従来の協奏曲観からは意図的に距離をとった作品であるが、それにもかかわらず、この作品が現実に要求する桁外れの難技巧は、多くのピアノ奏者や教師をして「最も難しいピアノ曲の一つ」と呼ばせてもいる(ちなみに記録によればブラームスはこの曲を自らの独奏で初演しており、ブラームス自身のピアノ演奏の技術の高さがうかがえる)。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm19527458