カダッシュ （タイトー・1990.03） 3/3

ゲームデザインは数々の名作ゲームを手掛けた辻野。メインプログラムに新人でありながら大役を果たした堀。サウンドを外部スタッフであるピンチパンチが担当し、日常から非日常の扉をくぐり、新世界の冒険に豊かな音を添えた。インカムこそが重要であるアーケードゲームにとって、このようなRPG要素を持ち、物語を持ったゲームを成功させる事は難しい。家庭用と違い時間無制限には出来ないし複雑な世界や物語を展開させる事も出来ないからだ。カダッシュは物語と冒険を家庭用という日常からゲームセンターという非日常へ持ち出した扉だった。そして、それはプレイした人の心に何時までも残るゲームとなった。あなたは大切なものを見つける事が出来ましたか？

http://www.nicovideo.jp/watch/sm2306942