100年ほど前のフランスのオルガニスト、ユレのヴァイオリンソナタの第2楽章です オルガニックなピアニシズムが曲に結実した佳作だと思います ピアノ協奏曲の影響を受けているのか、中間部のスクリャービン風なリズムが特徴的ですが、倚和音堆積が一足先にサーシャの中期作風に到達しているのが興味深いところです (スクリャービン中期の第1作目と言われる"詩曲"より一足早い作品です…ユレの英・日Wikipediaで1920年となっているのは初版刊行年で、作曲年ではありません) この曲に出会った時から、昔好きだった「夢の国のリトルニモ」という洋画アニメのイメージだったので、画像は英国画家ERヒューズの「星々を引き連れた夜」(PD)です mylist/24963463 mylist/29113406