[いにしえの発動機たち] 1955年頃 カルイ軽油発動機 H-1型 3馬力 その3

[いにしえの発動機たち] 1955年頃 カルイ軽油発動機 H-1型 3馬力 その3

日本が高度経済成長期への本格的なスタートを切った頃に製造された、山形県生まれの農業用石油発動機です。吸気バルブの駆動を、シリンダー内におけるピストンの効果によって生じる負圧で行う、所謂「一本棒」を採用した最後の世代に含まれる発動機にあたります。筐体に残る淡い緑の塗料から、趣がとても感じられる発動機でした。カルイ軽油発動機 H-1型出力 : 2.5~3馬力/700~750rpmボア&ストローク : 90mmX110mm 699cc製造年代 : 1955年頃(昭和30年頃)製造会社 : カルイ発動機所在地 : 山形県山形市鉄砲町2015年出雲崎発動機運転会で見学させていただきました。動画で辿る石油発動機の歴史 mylist/39931443 ・スペック・製造年代には推定を含みます。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm28634930