ドイツ クライスト賞に芥川賞作家の多和田葉子さん

ドイツ クライスト賞に芥川賞作家の多和田葉子さん

クライスト賞は1912年に創設されたドイツで最も権威がある文学賞の1つで、この賞の受賞者が後にノーベル文学賞に選ばれたこともあります。このクライスト賞のことしの受賞者に、日本人作家の多和田葉子さんが選ばれました。多和田さんは56歳。日本の大学を卒業したあと、昭和57年にドイツに移り住み、平成5年、「犬婿入り」で芥川賞を受賞したほか、ドイツ語でも小説やエッセーなど20の作品を発表してきました。この賞に外国人が選ばれるのは珍しく、受賞理由について、賞を主催する団体は「ユニークなドイツ語の使い方で、新たな表現の可能性を示した」としています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm30071838