[いにしえの発動機たち] 1933年頃 サトー式軽油発動機 2馬力 その5 (焼玉)

[いにしえの発動機たち] 1933年頃 サトー式軽油発動機 2馬力 その5 (焼玉)

人が木台に載って抑えつけないといけない程の振動を伴って回る、戦前に製造された焼玉式の農業用2サイクル発動機です。シリンダーヘッド頭上で炭火が焚かれ、熱せられたシリンダーヘッド内の「焼玉」が焼玉がスパークプラグの代りとなります。現存しているサトー式では、冷却水が冷却水タンクとシリンダーを循環する構造の物が多いですが、この発動機は上方へ開放された、サトー式としては初めて見たタイプでした。サトー式軽油発動機(焼玉2サイクル)出力 : 2馬力製造年代 : 1933年頃(昭和8年頃)製造会社 : 佐藤商会(現:三菱農機)所在地 : 島根県松江市東出雲町2016年鴨方発動機運転会で見学させていただきました。 mylist/39931443 mylist/57602834 ・スペック・製造年代には推定を含みます。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm30776527