メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 第1楽章

メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 第1楽章

メンデルスゾーンは10代で最初のオペラや交響曲を手がけた、モーツァルトに勝るとも劣らない早熟の天才でした。作曲家としては古典的スタイルを尊重しながら、そこにロマン派的ニュアンスがほどよく加味された作風で、今も人々に愛される作品は多数あります。また演奏家としては、当時忘れられていたバッハの「マタイ受難曲」を蘇演したり、同じく敬遠されがちだったベートーヴェンを取り上げるなど、古くても価値のあるものを積極的に演奏しようというスタンスを貫きました。それが現在のクラシック界の演奏形態につながっているのは言うまでもありません。そして現在では当たり前になっている“指揮者”というスタイルを、独立した職務として確立させたのも彼です。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm30777627