スコットランド賛歌「Both Sides the Tweed(ツイード川の両岸)」

スコットランド賛歌「Both Sides the Tweed(ツイード川の両岸)」

スコットランドのBoth Sides the Tweedという歌です。愛国歌の1つで、国歌の候補に挙がることもある曲です。ツイード川Tweedとはスコットランドとイングランドの国境を流れる川で、ツイード川の両岸とはスコットランドとイングランドを指しています。元々1707年に詩人のJames Hoggが書いた詩に、Dick Gaughanが1979年に曲を付けたもので、連合法成立の際の不正を糾弾する歌詞になっています。また1979年はスコットランド議会の設立が頓挫した年でもあり、Gaughanが録音を行ったのも、スコットランドの自治を認めないロンドン政府への抗議の為という側面がありました。その一方で、ツイード川両岸の国民の友好を謳った物静かな歌詞は他のスコットランドの愛国歌と対照的です。ちなみに本動画で使用しているのはMary Blackによる録音。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm3224455