不適切データは117件 裁量労働制めぐり野党攻勢

不適切データは117件 裁量労働制めぐり野党攻勢

不適切な比較データを元にした裁量労働制に関する国会答弁を安倍晋三首相が撤回した問題で、加藤勝信厚生労働相は2月22日午前、首相が撤回した答弁の根拠になった厚労省の調査データの中に117件の異常値が見つかったことを認めた。衆院予算委員会で立憲民主党の岡本章子氏の質問に答えた。 問題の調査は、厚労省が2013年に公表した「労働時間等総合実態調査」。調査対象の事業所のうち87カ所で、のべ117件の異常値が見つかったという。野党6党が2月21日に合同で開いた会合で、厚労省が新たな異常値が見つかったことを明らかにしていた。また、加藤氏は野党が提出するよう求めていた調査資料の原票について、「徹底的に調べた結果、私どもの倉庫にあった」と述べ、同省の地下倉庫から見つかったことも明らかにした。加藤氏はこの原票について、2月14日の衆院予算委で「なくなっている」と答弁していた。 https://www.asahi.com/articles/ASL2Q3J2BL2QULFA00F.html

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32778834