バッハ(マーラー編):管弦楽組曲

バッハ(マーラー編):管弦楽組曲

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=E2XC2tZGLmQ )。1909年11月10日、マーラーはニューヨーク・フィルハーモニックを指揮してJ.S.バッハの管弦楽組曲の編曲版を演奏しました。これは、管弦楽組曲第2番BWV1067から「序曲」「ロンド」「バディヌリー」、第3番BWV1068から「エール」「ガヴォット」を抜粋して4楽章構成(「ロンド」「バディヌリー」を1楽章に統合)し、オルガンを追加したものです。なお、この演奏会の前年にマーラーは交響曲第7番「夜の歌」の初演を行っています。「夜の歌」の作曲当時、彼はバッハ作品を作曲小屋に持ち込んでおり、第1楽章の序奏が管弦楽組曲第2番と同じロ短調であること、終楽章でロンド主題が様々なエピソードを間に挟み、何度も繰り返される形式が、リトルネロ形式や合奏協奏曲のを想起させることなど、バロック音楽の影響が確認できることから、この編曲版と「夜の歌」との間には密接な関係があったと考えられています。 リッカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32863538