森友学園決裁文書改ざん事件で佐川宣寿当時理財局長の聴取検討 安倍昭恵夫人の“戸惑い”とは

森友学園決裁文書改ざん事件で佐川宣寿当時理財局長の聴取検討 安倍昭恵夫人の“戸惑い”とは

 森友学園への国有地売却を巡る事件で、大阪地検特捜部は佐川宣寿前国税庁長官から国会の証人喚問の後に任意で事情を聴くことを検討していることが分かった。 2017年、野党の追及に対し、矢面に立っていた佐川氏。氏を証人喚問の後、大阪地検特捜部が任意で事情を聞くことを検討していることが分かった。高松市の男性は氏の指示で決裁文書が改ざんされた疑いがあるなどと主張し、虚偽公文書作成などの疑いで刑事告発していた。3月27日に行われる証人喚問では嘘の証言をすると罪に問われる。 佐川前長官:「(Q.調査の進捗状況について)いわゆる捜査を受けている立場なので、これ以上コメントを差し控える」 決裁文書は誰の指示でなんのために改ざんされたのか。安倍総理大臣や昭恵夫人の存在が国有地の取引に影響したのかも焦点になる。騒動のさなかこう吐露していた昭恵夫人。その戸惑いの原点は一体どこにあるのか。夫婦の歴史は今から31年前に始まる。当時、昭恵夫人は専門学校を卒業して広告会社に就職したOL。晋三氏は当時、外務大臣を務めていた父親の秘書をしていた。一体どんな関係なのか。フェイスブックにはこんな書き込みがある。家庭の幸福は妻への降伏。これが我が家の夫婦円満の秘訣です。一方、昭恵夫人の著書にはこんな苦悩が記されていた。“学歴コンプレックス”。第1次安倍内閣の発足に伴い、44歳の若さでファーストレディーとなった昭恵夫人。しかし、そこで思い知ったのは並み居る諸外国のファーストレディーたちの立派な経歴だったという。夫の内閣が退陣したのを契機に昭恵夫人は大学院に入学。NGO(非政府組織)について学んだ。彼女の自由奔放ともいわれる行動力が目立ち始めるのはそのころからだ。例えば、津波対策では安倍政権の方針とは違う立場を表明。その一方で…。教育勅語を園児に素読させる幼稚園との関係を深める。昭恵夫人は、この年2度にわたってこの森友学園が運営する幼稚園を訪問。そして、3度目の訪問の際に開校予定だった小学校の名誉校長を引き受けている。籠池氏側に昭恵さんを利用する意図はあったのか。しかし、真相はいまだ闇の中だ。 安倍総理大臣:「私が妻が関係していたということになれば、これはまさにこれはもう私は間違いなく、総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32924990