逃走3週間 平尾受刑者の身柄を確保 その一部始終

逃走3週間 平尾受刑者の身柄を確保 その一部始終

 逃走を続けた受刑者の男は、愛媛県今治警察署に入った。潜伏していたとみられる島ではなく、広島市内で確保された男。その身柄確保の一部始終をカメラが捉えていた。 倒され、あっという間に押さえ込まれたのは、愛媛県今治市の松山刑務所関連施設から逃走していた平尾龍磨受刑者(27)。時刻は4月30日正午前。8日に姿を消して以来、23日目での逮捕となった。 JR広島駅から800メートルほど東。近くにはマツダスタジアムもあり、住宅などが密集している。平尾受刑者は走って逃走。平尾受刑者に最初に気付いたのは広島駅付近のネットカフェのスタッフだった。店長によれば、平尾受刑者は3~4時間滞在。シャワーを浴びたりしていたという。通報を受け、警戒を強めるなかパトカーの警察官が1人で歩いている平尾受刑者を発見。一方、平尾受刑者も警察に気付き、20~30メートルほど走って逃げた。乗り越えようとしたのは小学校の塀。果敢にジャンプしたが登れず、その後も抵抗する様子はなかったという。 逮捕の一報は、あの島にも届いた。受刑者の遺留品などが見つかり、広島、愛媛両県警が集中的に捜索していた広島県尾道市の向島だ。延べ1万5000人ほどの警察官を投入しての捜索。24日には防犯カメラに特徴が一致した男が映っていたが、結局見つけることはできなかった。 気になるのは距離。広島市までは70キロ弱ある。また、島と本土を結ぶ橋では検問が行われていたが、平尾受刑者は泳いで渡ったと話しているという。 平尾受刑者の中学時代の後輩:「“運動神経は良い”って皆言う」「(Q.“海を渡った”驚きはなかった?)はい」 平尾受刑者は、広島東署で出された弁当をすべて食べた。「逃げるのがしんどかった」と話しているという。関連刑務所から脱走、平野受刑者どこへ? 多くの“痕跡”残し 向島に潜伏か(5日目) sm33041476 潜伏先は島の各所に 捜索を困難にする多数の空き家(9日目) sm33064684 受刑者逃走から10日目 “服役仲間”が語った男の素顔 sm33069084 平尾受刑者は逃走中 赤外線カメラ搭載ヘリ投入も(19日目) sm33113633

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33135768