【鳥峰】美濃国金山城 平成30年(2018) 初夏

【鳥峰】美濃国金山城 平成30年(2018) 初夏

2018年の4月下旬、岐阜県可児市にある美濃金山城を訪れました。天文6年(1537年)、美濃国の斎藤道三の一族の斎藤正義(まさよし)が築城したとされ、織田信長の美濃攻略後は、信長の家臣の森可成(よしなり)が城主となりました。以後、森長可(ながよし)・森成利(なりとし・蘭丸)・森忠政(ただまさ)と森氏が城主を務め、関ヶ原の合戦後、森氏が川中島へ転封となると、城は石川貞清の所有となった後、廃城になったようです。北に木曽川が流れる標高270m(比高170m)程の山頂に築かれた山城で、森忠政の頃には天守があったようですが、現在は建物はなく、石垣が残っています。山頂の本丸からは北の木曽川、西の木曽川と飛騨川の合流地点が一望でき、木曽川の河上輸送を抑える要衝であったと推測できました。現在、現地の地名は兼山となっていますが、これは明暦2年(1656年)に金山村から兼山村に改名されたからだそうです。※美濃金山城パンフレットよりしのしの殿、広告ありがとうござりまする。お城→ mylist/37297571

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33238305