「働き方改革」採決へ 野党“過去最長”演説で対抗も

「働き方改革」採決へ 野党“過去最長”演説で対抗も

 働き方改革法案が衆議院の委員会でまもなく採決されます。国会内から報告です。(政治部・有馬央記記者報告) 委員会は30分ほど前に再開しました。多くの野党議員が詰め掛けるなか質疑が続いています。開会前には野党議員が「強行開会はやめて下さい」と言いながら委員長が部屋に入るのを阻止しようとする一幕もありました。これに先立って、加藤大臣の不信任案が本会議で採決されました。提案理由の説明に立った西村衆院議員は、あらかじめ3万字の原稿を用意して、アドリブも交えながら2時間6分にわたって演説しました。これは過去最長です。ただ、不信任案は与党などの反対多数で否決されました。まもなく、委員会では法案の採決に入ります。25日、新たに調査データのミスが見つかったため、野党側は採決に反対していますが、法案は与党側の賛成多数で可決され、29日に衆議院を通過する見通しです。来週は集中審議や党首討論が予定されています。野党側は森友・加計学園の問題など審議のなかで追及していく方針です。関連厚生労働委員会で強行採決 sm33262417 小泉進次郎氏が野党批判 “働き方”の場で“加計”追及 sm33255496 働き方改革法案が修正で合意 “高プロ”離脱可能に sm33249088 足立議員:総理は「日本を世界一企業が活躍しやすい国にする」と仰ったが、労働条件を監督する人を増やすべき sm32872808 高プロは“スーパー裁量労働制” sm32828538 裁量労働制提出断念のワケ  sm32823330 法案をめぐる労働時間調査 データの2割で不適切  sm33213859 働きすぎ規制で1週間無休のパン屋に罰金  sm32916350

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