ウェーバー:劇付随音楽「トゥーランドット」作品37(J.75)より 序曲と第2幕の行進曲

ウェーバー:劇付随音楽「トゥーランドット」作品37(J.75)より 序曲と第2幕の行進曲

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=3C_3DcoDXFU )。「トゥーランドット」はヴェネツィアの劇作家カルロ・ゴッツィが1762年に制作した戯曲で、これに触発されてプッチーニが手掛けた未完の歌劇が有名です。しかし専門家の研究によると、プッチーニの前に「トゥーランドット」に基づいた音楽作品を手掛けた作曲家は11人いたことが確認されています。そのうち最も早く手掛けたのがカール・マリア・フォン・ウェーバーで、フリードリヒ・シラーの翻訳によるドイツ語台本に基づく劇付随音楽として作曲されました。これはウェーバーの最初の劇付随音楽で、 ここで紹介するのは序曲と第2幕の行進曲になります。なお、劇の舞台が中国であることから、ウェーバーはジャン=ジャック・ルソーの「音楽辞典」の巻末譜例から「中国の歌」を引用しました。この「中国の歌」の旋律は序曲にも含まれていますが、後にパウル・ヒンデミットが自作「ウェーバーの主題による交響的変容」の第2楽章の主題として採用され、原曲以上に有名になりました。アントニ・ヴィト指揮ニュージーランド交響楽団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33442990