ウェーバー:8つの小品 作品60

ウェーバー:8つの小品 作品60

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=GBoOlkkqcDQ&t=44s )。ウェーバーは現在では「魔弾の射手」を代表作とするオペラ作曲家として知られていますが、生前は優秀な技量をもったピアニストとしても有名であり、ヨーロッパ各地へ演奏旅行を行ったほか、多くのピアノ作品を残してました。 その中には単独演奏用のみならず、4手ピアノ(連弾)のための作品も含まれており、その一つが「8つの小品」作品60です。この作品は「魔弾の射手」初演の2年前である1819年に作曲されたもので、その名の通り、8曲のピアノ連弾曲からなる組曲となっていますが、彼のピアノソナタや代表作の一つ「舞踏への勧誘」に比べると知名度は今一つでした。が、後にこの作品の第4曲「ジンガラ風に」と第7曲「行進曲」の主題が、パウル・ヒンデミットの「ウェーバーの主題による交響的変容」の第1楽章と第4楽章の主題に採用されて成功をおさめたことから、原曲である本作の存在が再確認されることとなりました。アーサー・ゴールド、ロバート・フィッツデール(ピアノ)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33448379