モーツァルト(ジギスムント・フォン・ノイコム編):レクイエム K.626(リオ・デ・ジャネイロ版)

モーツァルト(ジギスムント・フォン・ノイコム編):レクイエム K.626(リオ・デ・ジャネイロ版)

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=n52cQ42kJQ8 )。オーストリア出身の作曲家ジギスムント・リッター・フォン・ノイコム(1778 - 1858)は、ミヒャエル・ハイドンに作曲を学び、ヨーロッパ各地で合唱指揮者や劇場の楽長などを務めた後、1810年代にブラジルへ渡り、ブラジルにハイドンやモーツァルトの作品を普及させるという功績を残しました。当時、モーツァルトの絶筆作品である「レクイエム」K.626は既にジェスマイヤー等の補筆完成版の演奏が一般化していましたが、これはミサにおいて演奏するのには問題がなかったものの、ミサ終了後の赦祷式(Absolutio ad Tumbam)で歌われる「リベラ・メ(我を解き放ちたまえ)」は含まれていませんでした。そこで1819年、ノイコムは「レクイエム」の細部を校訂したうえで、独自に「リベラ・メ」を作曲し、これを終曲とする編曲を行いました。この編曲版は長らく存在が忘れられていましたが、最近になってリオ・デ・ジャネイロの大聖堂の書庫で発見されたため、通称「リオ・デ・ジャネイロ版」と呼ばれています。 ヒャルデス・ティボール(ソプラノ) ジェンマ・コマ=アラベール(メゾソプラノ)シモン・エドワーズ(テノール)アラン・ビューエ(バリトン)ジャン・クロード=マルゴワール指揮ラ・グランド・エキュリ・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33818823