【小山評定】下野国小山城(祇園城) 平成30年(2018) 初秋

【小山評定】下野国小山城(祇園城) 平成30年(2018) 初秋

2018年の8月中旬、栃木県小山市にある小山城(祇園城)を訪れました。築城時期は不明ですが、14世紀後半には記録に見える城のようです。15世紀頃に小山氏の本拠になったと考えられ、戦国時代には越後の上杉氏や相模の北条氏等に攻略されました。天正4年(1576)に、北条氏照によって祇園城は落城し、城主・小山秀綱は追放されました。小田原の役で、北条方についた小山氏は所領を没収され、旧小山領は弟である結城晴朝に与えられました。慶長12年 (1602)頃、 本多正純が入封しますが、 元和5年(1619)、宇都宮へ移封となり、小山城は廃城となりました。 城は西の思川を天然の水堀として、南北に長い台地を堀切で区切った縄張になっており、現在は公園として整備されています。規模の大きな堀切や土塁は遺構として残っており、各曲輪の位置等は確認することができます。また、御殿跡も整備されており、御殿跡の隣の小山市役所には関ヶ原の決戦の直前に徳川家康が東軍諸将を集めて、西軍の石田三成との対決を決めた小山評定跡地の碑があり、歴史を感じられました。※飲兵衛 殿・霞舞伎殿、広告ありがとさんでござんす。お城 →  mylist/37297571

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33905415