【松明あかし】陸奥国須賀川城 平成30年(2018) 初秋

【松明あかし】陸奥国須賀川城 平成30年(2018) 初秋

2018年の8月中旬、福島県須賀川市にある須賀川城を訪れました。応永6年(1399年)、二階堂行続が築城したと伝わり、二階堂氏の居城だったようですが、天正9年(1581年)、城主・二階堂盛義が死去後は、後室である大乗院(伊達晴宗の娘・阿南姫)が城主を務めましたが、伊達政宗の攻撃を受け、佐竹氏の援軍と共に防戦するも須賀川城は落城し、大乗院は佐竹家を頼り落ちのびていきました。伊達政宗は石川昭光に須賀川城を守らせますが、天正18年(1590年)、豊臣秀吉の奥州仕置により、須賀川城は蒲生氏郷領となり、田丸具直が城主となりました。慶長3年(1598年)、上杉景勝が会津に入り、部下の栗田国時が愛宕山の城から一帯を統治しました。慶長6年(1601年)、蒲生秀行が会津藩主となると、家臣の蒲生郷成が須賀川城に入りました。寛永4年(1627年)、加藤嘉明が会津藩主となった後、まもなく廃城となったようです。現在、本丸跡は二階堂神社となっており、城の大部分は宅地化されていますが、周囲の寺院・神社に土塁や堀等の城の名残を見ることができます。また、二階堂神社は須賀川城攻防戦の故事に由来する「松明あかし」と呼ばれる須賀川の祭りで、ご神火を奉受する場所となっています。お城 →  mylist/37297571

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33941946