ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO.80(ラフマニノフ演奏 1925年録音)

ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO.80(ラフマニノフ演奏 1925年録音)

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=ceJ1K_9Lvy0 )。ピアノソナタ第23番「熱情」を作曲した翌年である1806年、ベートーヴェンは「創作主題による32の変奏曲」ハ短調を作曲します。彼自身は本作を実験的な作品と考えていたらしく、生前に楽譜は出版されたものの、作品番号は付けられませんでした。しかし、ベートーヴェンの創作活動の中期に作曲されたこの作品は、彼が数多く手がけた変奏曲の中でも上位に挙げられる傑作であり、数多くのピアニストがレパートリーとして取り上げています。その一人が、ロシア革命によりアメリカに亡命したあとにピアニストとしての演奏活動を盛んに行ったラフマニノフで、彼が遺したベートーヴェンのピアノ作品録音が、ピアノソナタではない本作のみであることからも、お気に入りであったことが推察できます。セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33982311