チャイコフスキー(ファルゾーン編):ピアノ三重奏曲イ短調「偉大な芸術家の思い出に」作品50(ピアノ独奏版)

チャイコフスキー(ファルゾーン編):ピアノ三重奏曲イ短調「偉大な芸術家の思い出に」作品50(ピアノ独奏版)

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=-gi7wMjngyM )。チャイコフスキーの室内楽曲の代表作とされるピアノ三重奏曲イ短調「偉大な芸術家の思い出に」作品50を、アメリカのピアニストであるクリストファー・ファルゾーン(Christopher Falzone 1985 - 2014)がピアノ独奏用に編曲し、自ら演奏したものです。そもそも原曲のピアノ・パートが高度な技巧を要求する(チャイコフスキーの全作品中で最も難易度が高いという見方すらある)本作を、ピアノ独奏用に編曲したうえで見事に演奏してみせるファルゾーンの技巧には、ただただ驚嘆するばかりです。しかし残念なことに、ファルゾーンは若くして病に苦しみ、2014年10月に入院中のジュネーブの病院で飛び降り自殺するという悲劇的な最後を遂げます。Youtubeに遺された少なくない演奏動画を見る限り、彼が優れた才能を持っていたことは明らかで、周囲から将来を嘱望されながら30歳に満たない若さでこの世を去ったことが、残念でなりません。クリストファー・ファルゾーン(ピアノ)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm34329374