ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調より 第4楽章(ウィリアム・キャラガン完成版 - 2010年改訂版)

ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調より 第4楽章(ウィリアム・キャラガン完成版 - 2010年改訂版)

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=EIvh1tU0kEI )。アメリカの音楽学者ウィリアム・キャラガン(1937 - )は、ブルックナーが未完のまま遺した交響曲第9番の第4楽章の補筆完成にいち早く取り組みます。これは1983年に完成し、翌1984年に初演されて、録音も行われました。しかし、この補筆版には交響曲第9番の最新の研究資料が取り入れられておらず、後のサマーレ=マッツーカ完成版と同様に「ブルックナー的ではない」という批判を受けました。そこでキャラガンは21世紀に入ってから最新の研究成果に基づいて内容の改訂に取り組み、2006年に一旦完成させ、初演・録音を行います(2006年改訂版)。その後、2010年に更なる改訂を行い、これも初演・録音を行いました(2010年改訂版)。この動画は2010年改訂版の初演コンサートのライブ録音で、演奏している「フィルハーモニー・フェスティヴァ」はミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、バイエルン国立歌劇場管弦楽団のメンバーと首席奏者たちにより編成されたオーケストラになります。ゲルト・シャラー指揮フィルハーモニー・フェスティヴァ

http://www.nicovideo.jp/watch/sm34407056