バッハ(ゴドフスキー編):無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番ト短調 BWV1001より 「アダージョ」「フーガ」(ピアノ独奏版)

バッハ(ゴドフスキー編):無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番ト短調 BWV1001より 「アダージョ」「フーガ」(ピアノ独奏版)

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=FxFYYu7a8CE )。レオポルド・ゴドフスキー(1870 - 1938)は、1920年代から30年代にかけてバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番・第2番、同じくパルティータ第1番、及び無伴奏チェロ組曲第2番・第3番・第5番をピアノ独奏用に編曲しました。このうち、特にヴァイオリン・ソナタとパルティータには力を注いでいたようで、全3曲の編曲版はゴドフスキー自身によって番号付の「ピアノソナタ」(第1番:ソナタ第1番、第2番:パルティータ第1番、第3番:ソナタ第2番)とされました。 その編曲は「ピアニストの中のピアニスト」と称されたゴドフスキーらしく、ピアノの超絶技巧が駆使されることを前提としており、ありとあらゆる部分に濃密な音響が詰まった後期ロマン派特有の作品となっています。なお、ゴドフスキーはこの編曲版の楽譜序文で「私が追加した音・メロディーすべてがバッハの原曲から導き出される音だ」とし、原曲の楽譜に書かれていなくても「論理的に導き出される」音だけで編曲したと述べています。不破友芝(ピアノ)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm34449967