バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050

バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=H6IE5wlfSlM )。ジャック・ティボーのヴァイオリン、ロジェ・コルテのフルート、そしてアルフレッド・コルトーがピアノと指揮を担当して1932年に録音したバッハのブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050は、戦前のSPレコード時代における代表的な名盤として知られています。コルトーやコルテが楽譜に従って丁寧に演奏しており、特に第1楽章のコルトーのカデンツァは絶品の一言で、この曲が最初期のピアノ(チェンバロ)協奏曲であることを再確認させてくれます。ティボーの演奏はは曲が進むにしたがってややロマン主義に流れていくところがあり、微妙に齟齬がないではありませんが、そんな不満は彼のヴァイオリンの技量や響きの豊かさによって見事に覆い隠されており、全体として間違いなく名演奏と思います。ジャック・ティボー(ヴァイオリン)ロジェ・コルテ(フルート)アルフレッド・コルトー(ピアノ・指揮)パリ・エコール・ノルマル管弦楽団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm35095356