ラロ「スペイン交響曲」ジャック・ティボー=ストコフスキー&NYP(ヴァイオリン協奏曲第2番)

ラロ「スペイン交響曲」ジャック・ティボー=ストコフスキー&NYP(ヴァイオリン協奏曲第2番)

音悪いです。悪いですが、間違いなく名演です。第5楽章(演奏時間7:40)だけでも聴いて下さい。→#19:31このライブ演奏は1947年1月5日ニューヨーク、カーネギー・ホールでの放送録音です。なお当時の慣習で第3楽章(間奏曲)はカットされています。当日のプログラム→ https://archives.nyphil.org/index.php/artifact/0c7c0778-daff-4eba-8905-97db48d8cb80-0.1 この演奏を一言で言い表すならば「リミッター解除」です。ティボーとストコフスキーの間で、どの様な打合せがあったのでしょうか?S「テンポはどのくらいがいい」T「速い方がいいね」S「このくらい?」T「もっと速くできるよ」(リミッター解除していい?)S「じゃあ、自由にやっていいよ、合わせるから」オケ(おいおい・・・)なんて妄想してしまいます。ティボーの演奏は本当に自由で、これに合わせる指揮者、オーケストラも尋常じゃありません。オーケストラに違和感を感じる人もいるかもしれませんが、それはオーケストラの音が良く聴こえるからです。これはアンサンブルが良いから、音楽すべての音が聴こえる現象です。ソリスト、指揮者、オーケストラの三位一体で成し得る名演でしょう。ちなみに、クライスラー、エルマン、ハイフェッツ、ジンバリストもこの演奏会に居たらしい。第1楽章 #00:10第2楽章 #07:48第3楽章 (カット)第4楽章 #12:30第5楽章 #19:31

http://www.nicovideo.jp/watch/sm35744908