プロコフィエフ:シンフォニエッタ イ長調 作品5/48

プロコフィエフ:シンフォニエッタ イ長調 作品5/48

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=ikviKaDjXEI )。1909年、サンクトペテルブルク音楽院の学生であった18歳のプロコフィエフは、5楽章から成る「シンフォニエッタ」イ長調 作品5を作曲します。この作品は、彼が作品番号を付けた作品の中では初めての管弦楽作品であり(交響曲第1番「古典」は8年後の1917年に作曲)、音楽院においてプロコフィエフに指揮法を指導したニコライ・チェレプニン教授に献呈されました。その後、プロコフィエフは1914年と1929年の二度にわたって作品の改訂を行い、作品番号を「5/48」としました。この作品は一聴すればわかる通り、軽快さや和声の使い方において「古典交響曲」と似通った性格を持っています。しかし「古典交響曲」がプロコフィエフの代表作の1つとして有名なのに対して、「シンフォニエッタ」は2度の改訂にもかかわらず演奏頻度や知名度は低く、プロコフィエフは「この2つの作品がこんなに違った運命をたどるのが理解できない」と不満をこぼしていたといいます。マキシム・リザノフ指揮ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm35800175