Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=tcS5W-9BwZA )。ラヴェルが「高雅で感傷的なワルツ」を作曲したのは1911年のことですが、その2年後の1913年、彼はドイツで開発されたピアノ演奏記録装置「ヴェルデ・ミニョン」のピアノロールに自作自演の記録を残しました。28歳のラヴェルの演奏は端正なもので、後年のピアニストの演奏に比べると音の装飾は比較的少なく、彼の古典派作曲家への傾倒がうかがえるように思います。モーリス・ラヴェル(ピアノ)