ドホナーニ・エルネー:ピアノと管弦楽のための童謡主題による変奏曲 ハ長調 作品25

ドホナーニ・エルネー:ピアノと管弦楽のための童謡主題による変奏曲 ハ長調 作品25

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=yEVMFKRMTyE )。指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニの祖父である作曲家ドホナーニ・エルネー(1877 - 1960)はハンガリー人でありながらブラームス等に影響を受けた後期ロマン派に属し、作品を発表するときはドイツ語名「エルンスト・フォン・ドホナーニ」を生涯名乗ったため、このドイツ語名の方が有名となっています。1914年、ベルリン高等音楽学校(現ベルリン芸術大学)で教鞭をとっていた頃に彼が作曲したのが「ピアノと管弦楽のための童謡主題による変奏曲」ハ長調 作品25です。題名の通り、この作品はピアノ協奏曲の編成によって演奏される変奏曲で、後年ラフマニノフが作曲した「パガニーニの主題による狂詩曲」に似た構成となっています(むしろ時系列ではラフマニノフが本作を後追いした形になります)。題名の「童謡主題」とは通称「きらきら星」として知られるフランスの流行曲「あのね、お母さん」のことです。なお、ドホナーニ・エルネーは作曲家の他に音楽教師・ピアニスト・指揮者としても活動しており、この動画はドホナーニ自身がピアノを担当した自作自演の録音です。ドホナーニ・エルネー(ピアノ)エイドリアン・ボールト指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36110130