ショスタコーヴィチ 24の前奏曲 作品34 より第14番変ホ短調~ストコフスキー編

ショスタコーヴィチ 24の前奏曲 作品34 より第14番変ホ短調~ストコフスキー編

「24の前奏曲とフーガ 作品87」ではなく「24の前奏曲 作品34」の方です。まず原曲を知りたい方は以下で視聴して下さい。セルゲイ・クズネツォフさん本人のサイト→ https://youtu.be/m4GwE_zwv7A?t=937 エリソ・ヴィルサラーゼさんのピアノ(楽譜付き)→ https://youtu.be/30gJoDUYuns?t=896 ストコフスキー編の初録音:1935年のフィラデルフィア管弦楽団の演奏(SPレコード)→ sm34617097 (ショスタコーヴィチ 前奏曲 変イ長調とありますがSPレコードのレーベル誤記です)先にうpしたショスタコーヴィチ 歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」間奏曲( sm36092600 )と同時収録された曲です。今回、改めて調べて驚いたのですが、ショスタコーヴィチ 24の前奏曲 作品34は1933年に作曲・初演され1935年に出版されました。そしてストコフスキーが、この曲を編曲し初録音をしたのは1935年12月30日です。つまり、ストコフスキーは出版直後に編曲を開始していたという事です。ストコフスキーは、どの様にしてこの曲の存在を知って、どうやって楽譜を入手したのでしょうか?考えられるのは「ショスタコーヴィチの新作が出たら(オーケストラ作品でなくても)何でもいいから送れ」と誰かに指示したという事なのでしょうか?当時はソビエト連邦ですから「誰か」が非常に難しいと思いますが・・・(もしかして大使館経由?)しかも録音してレコードまで販売していますから驚きです。(ピアノ原曲の録音より早いかも)ストコフスキーは、この曲がお気に入りのようで1935年から1976年までに実に6テイクが残されています。しかも曲の解説文まで書いています。参考→ https://bit.ly/2RcpT0l (なんとなくヲタク臭がするのですが・・・ある意味「編曲」って2次創作と考える事ができますから)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36216464