異類婚姻譚の感想文 / 44A

異類婚姻譚の感想文 /  44A

こんばんは、夜勤の仕事の帰りストレスからかポテチとチョコと酎ハイという毒物を大量に胃の中に流し込んで眠りについた私は。今日の目的は読書感想文を歌にしてアップしようと頭痛とともに夕方に目覚めたのであるが、最近は仕事の他に人生の目的とはと考えるのである。もしかしたら人はそれを宗教と呼ぶのかもしれないが、もともと手相にも仏眼や神秘十字星があるスピリチュアルな人間なのでしかたがない、ディスルわけではないかコンパやステイタスでよく聞かれる血液型占いよりはよっぽどましである。しかも海外のマッチングアプリでは血液型は聞かれないし(手相も聞かれないが)、そんなものは現代日本の都市伝説の一部である。などうんぬん、書いていたらまた頭痛がしてきたが、今回読んだ本は異類婚姻譚という本で芥川賞受賞作なのであるが何故にそこにたどり着いたかというと前回の動画で石川県出身の女優である浜辺美並さんをウィキペディアで調べたら中学が金沢錦が丘中学出身で、その繋がりの錦が丘高校出身に芥川賞受賞作家がいるということで、その方の代表作を読んでみたのである。その作家は本谷有希子さんで私の一つ下の年齢である。なので小説の内容も同じような時代背景と同じような社会的な問題というものを感じる。依然読んだコンビニ人間というのは村田紗耶香さんの作品であるがコンビニの方は少子高齢化や晩婚化など、今の私に近いそしてよりオタクに焦点を当てているのだが、こちらの異類婚姻譚というのは現在の結婚観、しかも夫は再婚していてというまた現代的な感じでどこか鬱っぽい弱くなった日本人が描かれている気がする。たしかに現代の日本人は弱っているように感じる。それは10年に1度か2度ほど海外に行くチャンスがあるのだが、日本に帰ってきた時に成田からの電車でみた若者たちの顔はどの人も青ざめていて覇気がなく見えたのだ。そして現在はお年寄りの介護をしているのだが、お年寄りからも現代の若者はどこか大人しく見えているかもしれない。まぁそれは私のことなのかもしれないけれど、そこには社会的な要因も少なからずあるのである。はい、それで話を小説に戻すと、最終的に旦那は山芍薬になって、そのそばにそっくりの竜胆(すみませんリンドウであってリュウタンではありません)が咲いていたという話である。それは何を言いたいかというと人間でも植物でも動物でも常に何かの真似をしているということだ。そんなことはないと言われるかもしれないが、お付き合いする女性で私も変わるかもしれないし、アニメやドラマを真似ている人もいるかもしれない。そしてそれを実感するのはマンネリとして小さの生活を脱するために、新たな趣味の集団に参加したりする。それだけで人は何かにまたは別の人に触発されて簡単に変わることが出来るのである。てな感じで似たもの夫婦は異類婚姻譚から同類婚姻譚になるのである。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36280055