結月ゆかりによる 軍隊狸の歌(オリジナル軍歌 4番まで)

結月ゆかりによる 軍隊狸の歌(オリジナル軍歌 4番まで)

さて、今回はトオノ殿に敬礼をば。この曲は昨年、動画内コメントにてオリジナル軍歌のアイデア募集を行い、その中からじじいが独断と偏見でもって採用させて頂き、作曲・作詞した歌になります。お題は「軍隊狸」です。「なんじゃい?それ?」というのが一般的な反応かと思いますが、軍隊狸とは日清戦争や日露戦争を勝利に導いたとされる伝説の妖怪狸達の事です。古くは四国地方を中心として語り継がれている狸伝説ですが、その中にあって高井八幡神社に祀られております「おさん狸」こと「三光姫狸」にあっては、村人と共に日清・日露戦争を駆けめぐり、数々の武勲をあげるといった話が伝えられていたりします。他にも、日露戦争で浄願寺の狸達が兵隊に化けて出征し、戦闘中に偽の山を作って、そこをロシア兵が登って来れば山を崩して妨害する話。大気味神社に住まう「喜左衛門狸」が小豆に化けて大陸を渡り、背中に「喜」の文字がある赤い服を着てロシア軍と戦ったりする話。円蔵寺「梅の木狸」がやはり赤い服を纏って百発百中の銃の腕前で日本軍を助けたりする話。(残念ながら本土帰還後、天敵である犬に咬まれて憤死。)さらには日中戦争において敵陣深くで迷ってしまった兵隊達を、提灯の灯りでもって誘導し、その命を助けたという大三島神社の狸の話等、数多くの話が今に伝えられております。(どうも昔の日本軍の大躍進には狸の力添えがあったようですなぁ~。)しかし、その後の大東亜戦争では何故か狸達は加勢してくれず、敗北の遠因になったとか。いやはや・・・信心が足りず狸達を怒らせたのか、それとも都市開発によって狸に祟られたのかは解りませんが、これらを与太話とするか、真に受けるかは皆々様のお心次第・・・。精々、そこかしこに御座す八百万の神々の御機嫌を損なうことがなきよう・・お互い気を付けましょうぞ・・・。(きっと消えゆく「見えないモノ」への気持ちは、他の多次元に昇華されるのですよ、こんな風にね。)次回投稿予定:2020年3月12日次弾装填:Прощание славянки(В.И. Агапкин版)★本日のうちのMMD的家系図くま式 結月ゆかり ChaChaMARU型広告に関する謝辞:ベルカ公国国家宣伝省様、狸も驚く神速広告の程、ありがとうございました。また、月鈴那知様、トオノ様、ワド様、喜左衛門狸様、秋月型初月様、につきましてもありがとうございます。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36428816