グリーグ:劇付随音楽「ペール・ギュント」作品23(ハルヴォルセンによる1908年版)

グリーグ:劇付随音楽「ペール・ギュント」作品23(ハルヴォルセンによる1908年版)

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=YIk5oxSnrIw )。グリーグの代表作の1つである劇付随音楽「ペール・ギュント」は、後に彼が8曲を選んで編集した第1組曲と第2組曲が有名ですが、全曲版の演奏はほとんどなされていません。この動画は、ノルウェーの指揮者ペル・ドライエル(1929 - 1997)が ロンドン交響楽団やオスロ・フィル合唱団を指揮して全曲録音に挑んだもので、1908年の全曲版楽譜に加えて、初演(1876年)の10年後である1886年に上演された際にグリーグが追加した曲がすべて含まれており、1979年に発売されると初の「ペール・ギュント」全曲版録音としていったんは評価されました。しかし、この録音の土台となった1908年版の楽譜はヨハン・ハルヴォルセンによる編集がなされており、その過程でオリジナルから2曲が省略されていた(省略された2曲を含めた完全版の楽譜は1987年に出版)ため、実際には「ハルヴォルセン編集版」の全曲となります。ペル・ドライエル指揮ロンドン交響楽団オスロ・フィル合唱団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36541372